片側一車線の道路で4~5台のマイカーが信号待ちをしているところへ接近… その時、最後尾のマイカーの左後部ドアが開き、「赤信号のうちに!」という感じで一人の女の子が慌ただしく降り、ドアはちゃんと閉めたのだが… その直前に“大きな黄色い布(膝掛け?)”がスルリと路面に落ちてしまった。
しかし、女の子もドライバーも気が付いていないようだったので、私は「誤解されるかなぁ… そしてゴッツイ強面のお父さんが“なんじゃこらぁ~!”と怒鳴りながら降りて来るのかなぁ…」と思いながらも、「ビッビッ!」と軽くクラクションを鳴らし「パカパカパカッ!」とパッシングした。
ところが、女の子は振り向くことなく歩いて行き、マイカーは発進したのだが… まだ赤信号だったので、すぐに止まった。一瞬、私は「分かってもらえなかったということは、このまま放置して…」と思ったのだが、「いや、お気に入りのキャラクターが描かれた大切な膝掛けに違いない。強面でも何でも出てこいや!」と思い直した。
そこで、もう一度「ビッビッ、パカパカパカッ」とやってみたけれど反応なし… 「信号が変わっちゃうよぉ~!」と思いながら、もう一度「ビッビッ、パカパカパカッ」と… 「駄目か…」と諦めかけた時、運転席のドアが開いたので、私は「誤解されてませんように!」と祈りながら、落ちている布を必死こいて指差した。
すると、出てきた強面の… 否、可愛らしいお母さんは、マイカーを降りる前にミラーで布を確認していたのか、照れ笑いを浮かべていた。そして、私にペコペコと頭を下げながら黄色い布を拾い上げて戻って行ったのだった… くぅ~! お母さんかぁ~ もしもお姉さんだったら…(だったら何? 養子縁組でもするのか? ハハハ…)
しかし、女の子もドライバーも気が付いていないようだったので、私は「誤解されるかなぁ… そしてゴッツイ強面のお父さんが“なんじゃこらぁ~!”と怒鳴りながら降りて来るのかなぁ…」と思いながらも、「ビッビッ!」と軽くクラクションを鳴らし「パカパカパカッ!」とパッシングした。
ところが、女の子は振り向くことなく歩いて行き、マイカーは発進したのだが… まだ赤信号だったので、すぐに止まった。一瞬、私は「分かってもらえなかったということは、このまま放置して…」と思ったのだが、「いや、お気に入りのキャラクターが描かれた大切な膝掛けに違いない。強面でも何でも出てこいや!」と思い直した。
そこで、もう一度「ビッビッ、パカパカパカッ」とやってみたけれど反応なし… 「信号が変わっちゃうよぉ~!」と思いながら、もう一度「ビッビッ、パカパカパカッ」と… 「駄目か…」と諦めかけた時、運転席のドアが開いたので、私は「誤解されてませんように!」と祈りながら、落ちている布を必死こいて指差した。
すると、出てきた強面の… 否、可愛らしいお母さんは、マイカーを降りる前にミラーで布を確認していたのか、照れ笑いを浮かべていた。そして、私にペコペコと頭を下げながら黄色い布を拾い上げて戻って行ったのだった… くぅ~! お母さんかぁ~ もしもお姉さんだったら…(だったら何? 養子縁組でもするのか? ハハハ…)