バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

迂回

2019年03月27日 21時40分38秒 | いろいろ
昨日の夕方、仕事を終えて片側二車線の道路を自宅へ向かっていたところ… ある交差点から渋滞していたので「えっ!? なんでこんなに車が多いんだ?」と驚いた。「ひょっとして、この先の右折車が多くて右折レーンからはみ出しているかもしれないなぁ~」と思った私は左車線へ… 某港行きバスの3~4台後ろに並んだ。

そこから予想以上のノロノロ運転で… 「あのバスの運転士さん、大幅に遅れて大変だなぁ~」と思いながら10mくらい前進… 「これは事故かもしれないなぁ~」と思いながら5mくらい前進… 「ひょっとして、この先の踏切の遮断機が壊れたとか!?」と思いながら、バス停で止まっている某港行きバスを見ていたところ…

扉を閉めたバスがハザードランプを点滅させながら右車線に出たので、「そこの交差点で事故があって、一車線規制になっているのか!」と思ったのだが、バスは右車線を通り越して右折レーンへ… そのまま一気に“直進するべき交差点”を右折して行ったので、私は何が起こっているのか分からないまま「あ… 行っちゃった…」と見送るしかなかった。

その後、前の車が次々と左折… 私は「直進できないってことだよなぁ…」と思いながら交差点の先頭へ… すると、その先の踏切の遮断機は下りたまま… パッと見たところ“およそ警察官とは思えないような兄ちゃん”が道路の真ん中に立って「通れませんよぉ~!」と猛アピールしていたので、一瞬「この男が通せんぼしているのか!?」と思ったが、すぐに「違う! マジだ!」と分かった。

仕方がないので交差点を左折… 「適当なところで右折して行けば、小さな踏切があるから…」と思って、走ったことがない狭い道路へ進入… 間もなく“普通自動車一台分くらいの幅しかない踏切”で、一台のマイカーが待っているのを発見… その後ろに並んだのだが… しばらくして、一人のおばさんが“下りている遮断機をくぐって渡ってきた”ので、「ここもダメなのか!」と思ってUターン… 私は走って来た道を戻ることにした。

そして、さっきの交差点まで戻り、“某港行きバスが右折して行った方向”へ直進… そこから1.5kmくらい先の交差点を左折して“線路が高架になっている道路”へ出ようと思ったのだが、当然のことながら左折車で渋滞していたので、さらに1kmほど先の交差点を左折して別の道路を選択… 通常の3倍の時間をかけて帰宅したのだった。もしも、これが朝だったら… 何人もの運転士さんが遅刻して、バスの運行にも支障が出たかもしれない。

原因は、その辺りの踏切での人身事故だそうで… もしも、お亡くなりになっていたらご冥福を… お怪我をされていたら一日も早いご回復をお祈り申し上げます。