バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

単純で子供のような思考回路

2021年12月17日 18時31分31秒 | 仕分け作業(夜勤)
今朝方の仕分け作業・第二ラウンドでは、コンベアー(甲)の最下流で“コンベアーから荷物を取り上げるポジション”だった。10分休憩後、甲と並走しているコンベアー(乙)の最下流で、私と同じポジションだった契約リーダーが「甲の最上流ポジションの人がいるかどうか見えない…」と呟いたので、私は何か改善策がないか考えて…

「みんなが首に紐を結んで、3〜4mの高さに“個性的な風船”を上げていれば、遠くにいても棚の陰にいても誰だか分かるんじゃない?」と半分冗談、半分真面目に答えたところ… すぐ近くにいた“機械を使って荷物を仕分けるポジション”の派遣女性から「面白いこと言うね。いいことだよ」と褒められてしまった。軽く聞き流して良かったんだけど… ちょっと恥ずかしかった。アハ…

コンベアー甲には“甲沿いの地域で仕分けされるべき荷物”しか流れてこない… とは限らない。ちょっとしたミスでコンベアー乙の荷物や、何らかの理由で倉庫反対側のコンベアー(丙)やコンベアー(丁)へ行くべき荷物が… さらに、“荷物を流し始める場所”で回収しなければならない“まだ仕分けるべきではない荷物”が流れてくることもある。すぐ目の前の乙へ流れるべき荷物ならば、ちょっと腕を伸ばして手渡すことで問題は解決するのだが…

丙や丁の荷物となると、いちいち持っていく訳にもいかず、とりあえず運搬車にためておくことになる。そこで私は数十個に一個くらいの割合で流れてくる丙や丁の荷物を拾い上げながら、「今度は丙か?」「また丁だ!」「今のところ5対1で丁がリード!」と楽しんでいたら、すぐ近くにいた仲間から「刑務所の人間が、何でもないことに楽しみを見出してるみたいですね」と言われた。そう、私には子供の頃からそういう面が…(つまり、オマエは“ずっと子供のまま”ってことだろ? ハハハ…)