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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

手術用器具の貸し借り

2023年04月28日 12時27分27秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日、手術用器具の洗浄が一段落した時に、器具が載っていた運搬車を清拭して、それを手術室のあるフロアへ戻そうとエレベーターの“上向きボタン”を押した。すぐに降りてきたエレベーターの中には、“手術関連の何かが入っていると思われる複数の箱”が載せられた運搬車があった。近くにいた先輩に「どうすればいいですか?」と尋ねたところ、「これは、他の病院へ持って行く物なので、エレベーターから出してもらって… 出入口の近くに置いておいて下さい」と言われ、運搬車を押している私をその場所まで案内してもらった。

最近、徐々に先輩たちから世間話を振られるようになり、“余計なことを口走る癖”がちょいちょい出始めていた私は、他の病院へ持って行く箱が綺麗に梱包されているのを見て「これは贈答品ですか?」とつまらんことを言ってしまった。もしも、その先輩が波長の合わない人だったら、スルーされてヒンヤリした空気が流れるところだったけれど… その先輩は「松井さん、面白いですねぇ~」と笑った後、「これは、手術で使うかもしれないと思って他の病院から借りたけど、使わなかったのでそのまま返却する器具類ですよ」と教えてくれた。

このように器具類を他の病院から借りるということは決して珍しいことではない(毎日のようにある?)らしい。まぁ、考えてみれば… 頻繁に行われる手術の器具類は自前で揃えてあるだろうけれど、滅多に行われない手術(滅多に遭遇しない場面?)で使われる器具類は… しかも、それが高額な機器ともなれば、全ての病院が常備しておく必要はないということかもしれない。実際、今回も“念のため”借りてみたけれど使わなかった訳だし… もちろん、それはお互い様で逆もあると思われる。

追伸 私の出勤時刻にゴミの回収が来るパターンをちょいちょい目にしていた私は、正社員から声を掛けられた時に「ちょっとタイミングが悪いなと感じていた」と話し、来月(来週)から一時間早く出勤することになった。正直なところ、相変わらず“排便のリズム”がイマイチだし、体力的にも不安はあるのだが… 「1時間くらいならば大丈夫だろう」と思っている。ん? 今後も勤務時間が延びて延びて… 気が付けば12時間勤務になるんじゃないかって!? いや、死んじゃうって!(でも、職場が女性ばかりだから死んでも出勤するんだろ? ハハハ…)