「行く」か「待つ」かの二択問題で…

某駅やＡ駅のような“始発地点”において、複数のバス停が縦列駐車の形で並んでいるにもかかわらず、“後ろのバスが発車した１分後に前のバスが発車する”という嫌がらせのような時刻設定はいかがなものか？　ということを何度か書いた記憶があるけれど…　それが途中のバス停となれば話は別、諦めるしかない。バスは遅れるものだから…

あっちからこっちから複数の異系統バスがやって来て合流…　その後、あっちへこっちへそれぞれの目的地に向かって行く…　しかも、２つのバス停が縦列駐車の形で並んでいる…　先日の朝、そんなバス停へ向かっていた時のこと…　運転カードには、自分の発車時刻だけでなく、“他系統バスの発車時刻”も小さく印刷されていて…　私は“前の乗り場で１２分発”、他系統バスは“後ろの乗り場で１１分発”であった。

その合流するバス停の２つ手前のバス停で止まった時、私は「すでに発車時刻を３０秒ほど過ぎているが、次のバス停まで１分３０秒もある。目の前の信号は青になったばかり…　このまま行ったら、次のバス停に３０～４０秒も早く到着してしまう。ということは、１２分の私が１１分のバスよりも先に、“合流するバス停”へ到着してしまう可能性が…　それだけは避けたいなぁ～」と悩んでいた。

結局、そのまま“発車時刻を過ぎているけれど時間調整停車”をすることに…　「う～む…　なんとなく心苦しいけど…　この方が良いはず…　それにしても１秒１秒が長く感じられるなぁ～」と思っていたら、前方の脇道から出てきた若い女性が、私を見て…　否、バスを見て走り出したのである。それを見た私は「そう、あなたを待っていたんだよ。さぁ、僕の胸に飛び込んでおいでぇ～」と思っ…（アホか！）

その女性が「ありがとうございます」と言いながら乗り、私は着席確認後に発車…　目の前の信号は赤になったばかり…　私が「よぉ～し、これでちょうど良いはずだ！」と思った瞬間、目の前の交差点を右から左へ、他系統バスが「ブォ～ン」と走って行ったのである。それを見た私は心の中で“某正月番組で連勝中だったG●CKT”のように「よっしゃあ～！」とガッツポーズしたのだった…（たまたま今回は良かったけど…　それで“ド・ハマリ”することもあるんだろう？　ハハハ…）