秋麗(あきうらら)

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世界遺産☆サマルカンド

2009-04-04 | 旅・ウズベキスタン
シャーヒ・ジンダ霊廟群、このアーチをくぐると
 

サマルカンドで一番印象に残った場所です。
ティムールゆかりの人々の霊廟とモスクが一直線に建ち並び、今はウズベキスタンの人々の巡礼場所になっています。
当時は40あったのが現在14箇所だけ残っています。

アフラシャブの丘の南角にあり、横から見ると
 


サマルカンドはかつてはマラカンダ(豊かな土地)とよばれ、タジキスタンとの国境にほど近く、紀元前10世紀頃からシルクロードの中心都市でした。
紀元前4世紀アレキサンダー大王の遠征軍がマラカンダに立ち寄ったとき、その美しさに感銘を受けたそうです。

しかし13世紀チンギス・ハーンが破壊し、今は↓
 

当時の中心的な担い手はソグド人。
伝説のソグドの最初の王からとられたアフラシャブの丘に、何世紀もの間城壁に囲まれた都がありました。

今はなんにも残っていないけれど、2750年間にわたる11層の文化の痕跡が発見されています。
丘の16m地下から発見された紀元前7世紀の壁画には、ソグド人と拝火教の絵が描かれているらしい。


この破壊された都を蘇えらせたのがティムールです。
イランやシリア、アフガニスタン等から優秀な職人や建築家を連れて来て、当時の新市街に整備された都市を建設させた。
壮大で芸術的な宗教施設群をつくり、イスラーム世界に名だたる都市にしました。


サマルカンドといえばここ、レギスタン広場
 

中央はティラカリ・モスクとメドレセ(1660年・天井の金箔が見事な美しさで、純金25kgが使われているそうだ)
      


左にウルグベク・メドレセ(1420年・青い星の模様が装飾)
ここのミナレットに登ったので少し高いところから中庭を撮影。
 


右にシェルドル・メドレセ(1636年・正面アーチ、ライオンの絵と人顔のタイル装飾は200スム紙幣にも描かれています)
この中庭で、楽器や皆さん思い思いのウズベキスタンの思い出と土産物を買われたのでした。