チュニジアから始まった政権異変、次々と飛び火していて、
中東諸国の現状を伝えるニュースが毎日見られます。
なんとベルギーでもデモってました。
チュニジアの「ジャスミン革命」に対抗して
ベルギーの一連の抗議行動を名物のフライドポテト「フリット」にちなんで「フリット革命」と名付けてるそうだ。
1/23首都ブリュッセルで「新政権、早くつくって」と3.4万人がデモ行進。
SHAME(不名誉)と書かれた横断幕を掲げデモ行進
2/17内閣不在249日、ベルギーが世界最長記録を達成。
イラクの248日を超えて最長記録達成、これからも更新し続けて行くのですね。
名物のフライドポテト「フリット」をシンボルとしたデモが行われ、
大勢の若者たちがフリットを食べたり下着姿になって政治家らに抗議した。
AFP通信のサイトで下着姿でデモに参加する若者たちの画像がみれます。
残念ながらgooブログではこのニュース画像を利用できない。
→
こちら
1月中旬ベルギー観光で、現地ガイドの藁谷さんから聞きました。
去年6月の総選挙から8か月以上たっても新しい政権が発足していないと。
たいがい日本も訳のわからん状態が続いていますが、
ベルギーがそんな状態にあるとはつゆ知らず、で驚きでした。
それまではまったく興味がなかったのに、
たまたま観光に行ったというだけで、人間の関心度って不思議なものです。
昨年12月以後、ベルギーの国債がポルトガルやスペイン、イタリアなどの南欧諸国とともに売り込まれていて、
累積の財政赤字はユーロ圏諸国17カ国で、ギリシャ、イタリアに次いで3番目に悪いそうだ。
政情不安の影響が経済にも及んでいます。
日本もこの先どうなるのやら…
一向一揆とか、幕末のええじゃないか運動とか、
一般民衆が決起するってことはないのかな。