秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

フリット革命

2011-02-18 | 旅・オランダとベルギー
チュニジアから始まった政権異変、次々と飛び火していて、
中東諸国の現状を伝えるニュースが毎日見られます。

なんとベルギーでもデモってました。

チュニジアの「ジャスミン革命」に対抗して
ベルギーの一連の抗議行動を名物のフライドポテト「フリット」にちなんで「フリット革命」と名付けてるそうだ。

1/23首都ブリュッセルで「新政権、早くつくって」と3.4万人がデモ行進。
SHAME(不名誉)と書かれた横断幕を掲げデモ行進
   

2/17内閣不在249日、ベルギーが世界最長記録を達成。
イラクの248日を超えて最長記録達成、これからも更新し続けて行くのですね。

名物のフライドポテト「フリット」をシンボルとしたデモが行われ、
大勢の若者たちがフリットを食べたり下着姿になって政治家らに抗議した。
AFP通信のサイトで下着姿でデモに参加する若者たちの画像がみれます。
残念ながらgooブログではこのニュース画像を利用できない。
こちら


1月中旬ベルギー観光で、現地ガイドの藁谷さんから聞きました。
去年6月の総選挙から8か月以上たっても新しい政権が発足していないと。

たいがい日本も訳のわからん状態が続いていますが、
ベルギーがそんな状態にあるとはつゆ知らず、で驚きでした。

それまではまったく興味がなかったのに、
たまたま観光に行ったというだけで、人間の関心度って不思議なものです。

昨年12月以後、ベルギーの国債がポルトガルやスペイン、イタリアなどの南欧諸国とともに売り込まれていて、
累積の財政赤字はユーロ圏諸国17カ国で、ギリシャ、イタリアに次いで3番目に悪いそうだ。
政情不安の影響が経済にも及んでいます。


日本もこの先どうなるのやら…

一向一揆とか、幕末のええじゃないか運動とか、
一般民衆が決起するってことはないのかな。

ゴッホのイエロー

2011-02-18 | 旅・オランダとベルギー
アートなてんこもりツアー、オランダ・ベルギーの旅の記録を書いていて、
レンブラントのレッド
フェルメールのブルー
どちらも現地の美術館で説明受けたときに聞きました。

なるほどと思って見ていて、
そしたらゴッホの印象的な色はイエローかなと思われました。
でも私独自の感じ方かもしれないので、そのタイトルにしないで
クレラーミュラー美術館で記事エントリーしました。

この美術館はフラッシュたかなければ撮影可能です。





先日AFP通信のサイトで、ゴッホのイエローを見つけました。
今後もっと年数が経過すると、イエローが金茶色に変化するかもしれません。

「ゴッホの絵画の特徴である鮮やかな黄色が茶色く変色してしまう
原因を欧州の研究チームが化学的に解明した研究結果が
14日、米化学専門誌「Analytical Chemistry」に掲載された。

ベルギーのアントワープ大学などが参加する研究チームが、
超高感度のX線顕微鏡でゴッホの絵画を分析したところ、
絵の具とニスが混ざり合った部分が日光にさらされると化学変化が引き起こされることが分かった。

フランスのグルノーブルの欧州シンクロトロン放射線研究施設で行ったX線分析でも、
バリウムと硫黄の化合物が存在すると、黄色い絵の具に含まれるクロムの劣化が顕著であることが確認された。

こうした結果から、研究チームは白と黄色の絵の具を混ぜて使用したゴッホの技法が、
黄色を変色させる要因となったと考察。
貴重なゴッホの作品を変色させないために、作品を紫外線や日光から守るよう勧めている。」