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環境に強い会社(第9回 環境報告書賞/サステナビリティ報告書賞)

2006年06月03日 01時00分00秒 | 株式
<土曜は株のおはなし>
 
 「環境報告書賞」とは、日本の企業における環境情報の開示に対する認知度を高め、環境報告書が質・量ともに向上することを願って、グリーンレポーティングフォーラムと東洋経済新報社が共同で創設した表彰制度です。2006年で第9回目となりますが、第7回目(2004年)からは「サスナビリティ賞」(サスナビリティとは持続可能性という意味です)も創設されています。

2006年の「第9回 環境報告書賞/サステナビリティ報告書賞」と「審査基準」は以下の通りです。

週間東洋経済(2006.5.20)p99から引用しました。なお本誌では受賞各社の詳細レポートがあります。


 企業価値を上げる1つの視点として「環境に強い」ということが挙げられると思います。株式投資の参考になればと思います。


<環境報告書賞>

最優秀賞:九州電力
優秀賞:シャープ、デンソー
優良賞:NTTドコモ北海道、岡村製作所、コマツ、新日本製鐵、モスフードサービス
中小企業賞:近畿環境興産、豊田ケミカルエンジニアリング
サイトレポート賞:東芝研究開発センター、三菱樹脂平塚工場
継続優秀賞:トヨタ自動車
サイトレポート継続優秀賞:リコー福井事業所


<サステナビリティ報告書賞>

最優秀賞:イトーヨーカ堂
優秀賞:サントリー、富士写真フィルム
優良賞:キャノン、商船三井、積水化学工業、大和証券グループ、東芝グループ、リコーグループ


<審査基準>

(1)環境報告書賞
・環境経営に対するトップのコミットメント、明確な企業姿勢が読み取れる
・環境の取り組みに関するステークホルダーとのコミュニケーションツールとして優れている
・環境パフォーマンス情報の開示について、網羅的な開示、比較可能な形で開示、ライフサイクルの観点と環境への重要度を反映するような形で開示されている
・環境パフォーマンスに対する企業自身の評価や説明が加えられている
・情報の信頼性を確保する努力を行っている

(2)サステナビリティ報告書賞
・サステナビリティに対するトップのコミットメント、明確な企業姿勢が読み取れる
・環境については、環境報告書の基準を準用する
・社会については、雇用・労働、人権、地域社会と社会貢献、製品責任やその他について適切に開示している
・経済については、指標および開示方法について創意工夫を試みている
・コミュニケーションツールとして優れており、情報の信頼性を確保する努力を行っている


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<今日の独り言>
 水道橋に行ったついでに小石川後楽園へ行ってきましたが、なかなかよい公園で2歳2ヶ月の息子も大喜びでした。さすが水戸黄門ゆかりの大名庭園なだけはありますね。

コメント
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