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社長の評価

2006年06月24日 01時00分00秒 | 株式
<土曜は株のおはなし>

 企業の中長期的な成長率を推測するには、経営者である社長の経歴や考え方を理解することが必要のようです。

 その社長を分析するうえで重要なポイントは「年齢」「経歴」「保有株数」です。

 社長の年齢は、企業の成長ステージによって異なり、新興企業では30代後半から40代が良いようです。

 一般社員も同じですがある程度経験を積み一番活躍できるのが30代後半から40代です。

 20代から30代前半の社長では経験が不足し思わぬリスクを背負う可能性が高く、逆に50代以降になると、成長のための攻めの経営より失敗を避ける守りに重点を置き過ぎる可能性があります。

 ただ経営の安定性を求めるのであれば50代以上でもよいようです。


 社長の経歴を見る際に重要なのは、社長就任以前の職歴です。

 研究開発部門出身であれば技術力が強みと考えられますし、営業出身であれば営業力が強みと考えられます。

 商社出身では、人脈が強みとなり、金融機関出身であればコスト管理が強みといえます。またコンサルタント出身では戦略こそ優れているものの実務が伴わない可能性があるなどのリスクも読み取れます。


 また社長の保有株数は、その企業での発言力、決定権を推測するのに役立つものです。

 保有株数の少ない社長は発言力が弱く、大株主の意向を重視せざるを得ず、失敗を恐れ大胆な戦略を実行できない可能性があります。

 逆にオーナー社長は、一般株主への還元やIR(投資家向け広報)を意識ししないかもしれません。

 大株主だが過半数を保有しない程度が、発言力・決定権を持ちながら、一般株主への還元策を考えられるかもしれません。日経ビジネス(2006.6.5)p81から引用しました。

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<今日の独り言>
 ワンセグの携帯電話を買おうと考えています。家族割サービスに義理の親もからめようとしているのですが、証拠の為に戸籍謄本などがいるようです。ドコモの場合は、義理の親でも家族サービスができることはできるようですが、大変そうです^_^;)

コメント
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