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思いどおりに人間関係を操る黒マナー●裏ルール(内藤誼人)

2009年10月02日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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この本は、題名が「黒マナー●裏ルール」とあり、本も黒っぽいので、非合法的な本なのかと勘違いしてしまいますが、そうではありません^_^;)

心理学者の内藤誼人(ないとう よしひと)さんが、実体験を踏まえながら、もちろん心理学の実験結果を用いながら分かりやすく、実践的に簡単にできて効果があるマナーやルールを紹介したものです。

目から鱗のような内容が多く、とてもオススメです!

特に、「相手の気持ちなどわからないまま、でいい」「落ち込んでいる人を、慰めなくていい」「「とりあえず」「一応」を使わない」「返事がこないときには、催促もしない」「お土産を渡すときには、「つまらないもの」などいうな」「定時になったら、遠慮せずに帰る」などかなり参考になりました。


以下はこの本のポイントなどです!とてもオススメですよ!!

・「女の子の気持ち」とか「女の子のホンネ」などを一生懸命に読もうとしている男は、残念ながら、問題を自分で複雑にしてしまって、何の行動もとれなくんる。なぜなら、女の子の気持ちなど、どう逆立ちしても読めないからである。恋愛の達人は、女の子の気持ちなど読まない。ただ、女の子の喜ばせ方をたくさん知っているだけなのである。

・一般に「ごまをする」という言葉は、何やら悪いことのように思われている。「あいつは取引先にごまをすっているんだよ」とか、「あいつは社長にごまをすってばかりだ」という場合、たいていは悪口を指すことからも、それはわかる。しかし、ごまをするのは、ビジネスマンに必須の能力なのであって、恥ずかしいことでも何でもないのである。もちろん、悪いことでもない。

・部下に仕事を命じるときには、その仕事がどれほど困難で苦痛を伴うのかなどを説明しないほうがいいことがよくある。ヘタな先入観を与えず、いきなりやらせてしまったほうがいいこともあるのだ。「この仕事は大変だぞ」「血反吐を吐くほどだぞ」などと説明するのは、親切というよりも、むしろお節介に近い。そういう先入観を与えなければ、それなりにこなせたはずの仕事も、いきなり困難なものに変わってしまうからである。

・部下を怒ることもできないほどに女々しいよりは、むしろ男っぽくて、荒々しいくらいのほうが仕事がうまくいくのである。上司が本気で怒るからこそ、部下も「これはいけないんだ」と真剣に聞いてくれるのであって、にやけた顔をしながら、「そんなことをしていちゃダメだよぉ~」と猫なで声で叱ってみたところで、効果がどれだけあるのかわからない(ほとんどゼロであろう)。

・たとえ部下が落ち込んでいようが、だからといって声などをかけたりしなくていい。自分の仕事にまで悪影響を及ぼされるのを防ぐためには、距離をとっておくしか他に手はないのだ。ヘンな男気を見せようとしていると、自分の成績まで悪くなってしまうので、注意が必要である。

・新人を教育したり、新しいスキルを学習させるときには、それこそくどいほどに説明をくり返さなければならない。相手を大人扱いせずに、赤ちゃんに言葉を教えるときのように、あきれるほどくり返さないと、効果はあがらないのである。

・ホウレンソウというのは、上司に近づく絶好のチャンス。部下が「報告にきました」といえば、まさか上司も「あっちへ行け!」とはいえない。そして、何度も自分に顔を見せてくれる部下を、いつしか上司も好ましく思うようになるのである。俗っぽくいってしまえば、「ホウレンソウというのは、上司にえこひいきしてもらうための作戦なんだよ」ということである。

・もしみなさんの上司が、こういう最悪の上司なのであれば、その命令を一から十まで聞く必要はない。何をいわれても、「はい、わかりました」とか「はい、ただちに」と返事だけはしておいて、放っておけばよい。心の中で、「よく吠える犬だなぁ・・・・・・」とでも思っていれば、そんなに腹も立たない。

・お洒落をしたいのなら、勤務時間が終わってから、あるいは休日などにいくらでもお洒落をすればよい。職場に出向くときには、そういうものをすべて自宅に置いておこう。そのほうが、あなたの評価は絶対に高くなる。これは断言してもよい。

・藪をつついてヘビを出さないようにするためには、そもそも余計なアドバイスはしないにかぎる。仕事に関しての、必要なアドバイスならしなければならないが、相手のプライベートな部分にかかわるようなところでのアドバイスはしないほうがいい。「そのメイクだと老けてみえるよ」「髪型を変えたほうがいいよ」「つきあう人は選んだほうがいいよ」「ネクタイが似合っていないな」などのアドバイスは、まったく大きなお世話なのである。相手から、「素直な感想をいってくれ」とか「正直にアドバイスしてくれ」といわれたときでさえ、「別に、何もないんじゃないかな」と空とぼけるくらいでちょうどいいのだ。

・ウソをつくときには、必ず、相手を喜ばせる方向のウソにしよう。たとえば、1日でできそうな仕事でも、「3日後に仕上げる」と約束し、その日のうちに終わらせてあげるのだ。そして、「3日かかると申し上げましたが、○○さんとのつきあいもありますので、最優先でやらせてもらいました」と告げるのである。相手は、予期しないことだけになおさらうれしく思ってくれる。これがマナーだろう。

・相手の不平・不満をかわしたいのなら、自分にとっての不都合な情報も、あえて相手に流す、という作戦をとるのがいいだろう。「1時間はお待たせすることになる」という不都合な情報でも、何もいわないよりは、はるかにマシなのだ。仕事が遅い人は、それも相手に伝えておくとよい。そうすれば、期日に間に合わなくとも、相手もそれほど腹を立てないと思う。

・すぐに言い訳をする人は、弱音を吐きやすいタイプでもある。そういう人は、どんな業種であろうと、伸びていくのは難しい。それにまた、言い訳をしている人というのは、周囲の人から悪く評価される。「あいつって、言い訳ばっかりうまいよな」などと陰口をいわれ、笑われるだけである。どんなときでも言い訳はしない、ということを個人のルールとしよう。

・「せっかく電話をしてきてくれたのに、かけ直さないのは失礼じゃないんですか?」そう思う読者がいるかもしれないが、そんな心配はまったく無用。相手が、あなたを重要な人間だと見なしていれば、電話に出なくとも、失礼だなどと思うことはない。「なんて忙しい人なんだろう」と感心してくれるだけである。そして相手は、必ずまたかけ直してくれる。電話に気をとられると、自分のほうの仕事に集中することができない。本当に大切なのは、目の前の仕事に集中することなのだから、たとえ電話がかかってきても、いちいち自分の仕事を中断してまで、電話をかけ直す必要はないのである。

・どういうあいさつがいいのかといえば、定型的な決まり文句のほかに、ちょっぴり自分なりのネタを追加してあげることである。あいさつの見事な人たちは、みなこれをやっている。たとえば、「おはようございます」だけですませてしまうのではなく、「おはようございます、今日は寒くて、庭先に霜柱が立ってましたよ」とあいさつすべきなのであり、「こんにちは」だけで終わりにするのではなく、「こんにちは、僕はひどい花粉症なんですけど、○○さんはどうですか?」などとあいさつすべきなのである。

・「遅刻したら、謝りましょう」と書かれたマナー本は多いが、「遅れていなくとも、相手が先に待っていたら謝りましょう」が、本当のマナーであると思う。

・返事がもらえないからといって、「どうなりました?」「いつ返事がもらえるんですか?」などと催促するのは、モテない男が女の子を何度も誘うようなものなのであって、みっともないことこのうえない。要するに、上手な催促の仕方などというものはないのであって、催促自体をやめたほうがいいのだ。

・お客は、やはり一番目に手にとった商品が一番ほしい商品なのである。3番目とか5番目に手にした商品が、一番気になるとか、一番買いたい、ということはない。そこでお客におススメするときには、そのお客が一番最初に手にしていた商品を勧めるというのだ。

・職場イジメにどうにも耐えきれないのであれば、”ロボット”になりきってしまうという究極のテクニックが存在する。「俺はロボットなんだ」と思い込み、すべての感情や判断をストップさせるのである。この方法は、あらゆる試みがすべて失敗したときに、魔法のような効果をあげることができる。どんなにイジメても、あなたが涼しい顔をして仕事をしていれば、「なんだかイジメ甲斐のないヤツだな」と向こうも呆れてしまい、イジメるのをやめるのである。したがって、ずっとロボットをつづけなくとも、そのうち職場イジメは止むのである。たとえどんなにイジメられても、あなたが無表情をつづけて、何の反応を見せなければ、イジメる側も張り合いがなくなってくる。彼らにとっては、イジメを受ける人間が苦痛で顔をゆがめることが”最高のごちそう”なのだから、そういうごちそうを味わえないとわかれば、バカバカしくなってやめるのである。

・大切なのは、ポジティブな「期待」である。期待というのは、自分にもそれができそうだという信念から生まれる。ちょっぴり努力すれば、自分でもできるかもしれない、という信念が期待を生む。そういうポジティブな期待が、未来を変えてくれるのである。

・なお、ネガティブな単語を使ってはいけないのは、お土産を渡すときの口上に限らず、普段の世間話でも、ビジネスの商談中も同様である。話をしていると、どうも気分が悪くなってくる人がいるが、よくよく分析してみると、そういう人は、「つまらない仕事」とか「毎日が退屈」とか「ヒザが痛い」とか、とにかくネガティブな単語を頻繁に使ってしゃべるクセがあるのである。そういうネガティブな単語を使っているから、聞いているほうも気分が悪くなるのだ。

・定時に帰宅することは別に悪いことでもなんでもないのだから、妙にオドオドしたりするのをやめて、にこにこした顔で帰宅しろ、というのである。私も基本的には、その通りだと思っている。あなたが嬉々とした顔で帰宅しようとすれば、まわりの人たちもそれを見て自分も帰りたくなる。仕事を切り上げて帰るのは、決して罪悪感を覚えるようなことではない。にこやかな顔をして席を去れば、必ず、あなたに追従してくる人が出てくる。


<目次>
まえがき
第1章 黒マナーを身につけて人間関係を操れ
 なぜ、黒マナーなのか
 仕事をそっちのけで、黒マナーに力を入れろ
 相手の気持ちなどわからないまま、でいい
 失敗をくり返して、黒マナーに磨きをかけろ
 自己流で、あれこれ試してみろ
 ごまをするのをためらうな
 ヘンな気の遣い方は失礼にあたる
 無料で教えるな、金をとれ
 心から人を愛せなくとも、気にしない
 会食で大切なのは、食べることでなく、話すこと
 苦手なモノも、喜んで口に入れろ
 【コラム①】マナーは、それほど重要でもない!?
第2章 上司・部下関係で気をつけるべき黒マナー
 部下の身だしなみを口うるさく指導しない
 困難な仕事を命じるときに気をつけるべきこと
 ライバル社のマナーを観察させよ
 「禁止言葉」の禁止をやめる
 落ち込んでいる人を、慰めなくていい
 嫌がられるほど、くどい人間になれ
 「ホウレンソウ」は義務ではなく、権利である
 上司の命令でも、おいそれとは従わない
 尊敬できる人のいうことなら、何でも聞いてやれ
 怒られたときにも、反省しない
 【コラム②】アクセサリー類はすべて不可
第3章 だれとでもソツなくつきあうための会話の黒マナー
 敬語を使うのをやめて、”自分の言葉”で思いを伝える
 いらぬアドバイスをしない
 「とりあえず」「一応」を使わない
 正直者になりすぎない
 趣味についての話題は慎重に
 相手の不平・不満を抑え込むコツ
 謝罪するのではなく、ひょうきんにごまかす
 言い訳は絶対に禁止
 誤解されたら、相手ではなく、自分を責めよ
 返信メールでは、相手の文章をわざわざ消す必要はない
 【コラム③】電話をかけ直さなくとも大丈夫
第4章 仕事力をみるみるアップさせる魔法の裏ルール
 ”挨拶のシナリオ”を用意しておけ
 子どもみたいに、自分の”権利”ばかりを主張するな
 仕事の話を抜きにした接待はない
 お客が退出しても、しばらく片づけはしない
 「数分の遅刻こそ危ない」と認識せよ
 返事がこないときには、催促もしない
 相手が見せたがっているものは、きちんと手にとって見る
 本をたくさん読む・・・・・・のではなく、利用する
 添付ファイルはひとつだけで送る
 お客が選びたがっているものを勧める
 マナーアップよりも、業績をあげることに血眼になれ
 会議の時間は、20分に設定しろ
 ご褒美を用意して、はりきって仕事をせよ
 【コラム④】何でもメモにとっていると、頭が弱くなる
第5章 職場で上手に立ち回るための裏ルール
 職場イジメがあるのは当然だと思え
 イジメにあったら、”ロボット”になりきれ
 イジメてから、かわいがる
 職場以外での恋愛での恋愛を見つけろ
 睡眠などいらない、朝まで遊んで出社しろ
 ポジティブな空想ではなく、ポジティブな期待
 「能力主義」という言葉の裏にある意味を読み取る
 会社のパソコンを使うときの諸注意
 お土産を渡すときには、「つまらないもの」などいうな
 可能ならば、結婚式と弔事の両方に出席する
 定時になったら、遠慮せずに帰る
 【コラム⑤】流行の「ビジネス理論」を捨て去る
あとがき
参考文献

面白かった本まとめ(2009年上半期)


<今日の独り言>
ラグビーの応援に行ったのですが、応援していた選手がトライして、5歳の息子ともども大喜びです!!試合も勝ってうれしいです!!

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