いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

豫園(中国 上海)はとてもオススメ!

2017年12月08日 01時00分00秒 | イベント・外出
 中国の上海にある豫園とは、中国でも有名な江南古典園林で「東南第一名園」と呼ばれたとのことで、中国の重要文化保護財で、1559年の明の時代に個人花園として建てられたのが始まりのようです♪

場所は地下鉄10号線の豫園駅から徒歩約5分となります♪

入口の右側にあるチケット売場で大人40元(約680円)を支払い入園します♪
7~8月や12~3月は大人30元のようです。


↑チケット売場


↑豫園入口

入園してすぐに大きな石があり「海上名園」と書かれていて、みんなここで記念撮影をしていましたね♪
海上とは、昔はこの辺りは海で、埋め立てたのでしょうか。


↑海上名園と書かれた大きな石

そして少し進むと案内図もありました♪
庭園なのでそんなに広くはないのかと思っていましたが、歩いてみるとかなりの広さで驚きました♪
さすが中国の規模は昔から違うんですね♪


↑案内図

とにかくこの豫園はさすが池と庭が美しく、そして昔の建物がその景色と合っていて素晴らしいです♪


↑池と庭

くり貫いた岩からの景色も素晴らしい♪


↑くり貫いた岩からの景色

時代を感じる建物の中も綺麗です♪


↑建物の中


↑建物の中


↑建物の中

奇岩も多いですね♪


↑奇岩

特に龍の造形が素晴らしいと思いました♪


↑龍の造形

池には赤い鯉もたくさん泳いでいて、遠目には綺麗です^_^;)
観光客がえさをあげると、かなり鯉が寄ってきていました♪


↑鯉がいる池

その鯉がいる目の前の建物は「得月楼」と呼ばれるようで、かつて旧暦の十五夜にはこの場所から池に映る月を愛でたようで、清代には著名画家たちによる書画善会という組織が置かれていたようです♪

その池と得月楼が柳の木とともに美しい~♪


↑池と得月楼

建物も美しいです♪


↑建物

池の上に置かれた屋根付き廊下と建物や木々の緑も美しいですおんぷ


↑屋根付き廊下と池など

それから2階が変わった建物も何だか美しかったですね♪


↑2階が変わった建物

豫園ではゆっくりその美しい庭や池、建物を鑑賞でき、とても癒されましね♪
また想像以上に広くてゆったりできました♪
そして係の方が常に掃除をされていて綺麗さを保たれていました♪

豫園はとてもオススメです!


お勧めなお話(2017年上半期)

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GOOD EAT TABLE & STANDARD BAR(JR大阪駅近く)はとてもオススメ!

2017年12月07日 01時00分00秒 | 外食
 大阪で夜中0時過ぎに30人ほどで同窓会4次会^_^;)として急遽予約なしで飲むこととなり、JR大阪駅近くのGOOD EAT TABLE & STANDARD BARへ行ってきました♪

場所はJR大阪駅北側すぐのグランフロント北館6階のウメキタフロア内で、朝4時まで開店とは驚きました♪

 しかも店内は、薄暗いながらもかなり綺麗で光輝いていて、これがニューヨークバースタイルというのでしょうか。
かなり雰囲気があり、そしてかなり広大な広さがあり感動♪
とても素晴らしいですね!


↑店内


↑店内

 同級生と楽しく会話をしながら、美味しくIWハーパーというバーボンウイスキーのロックなど頂きました♪

同窓会二次会等でも最適かと思います♪

とてもオススメです♪

美味しかったものまとめ(2017年上半期)

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「鯨料理 徳家(大阪市道頓堀近く)」の鯨料理はとてもオススメ!

2017年12月06日 01時00分00秒 | 外食
 ゴールドのクレジットカードの会報誌の街歩き特集に掲載され、また調査捕鯨と制限されている鯨(クジラ)料理とは珍しく、また鯨料理は大阪の食文化の一つとのことなので「鯨料理 徳家」へ行ってみました♪

 場所は地下鉄なんば駅から徒歩8分、日本橋駅から徒歩5分で、そのなんば駅と日本橋駅の間の道頓堀近くとなります♪

 あの阪神タイガースが優勝すると飛び込むという道頓堀の戎橋が近くにあり、その戎橋周辺の喧噪から少し離れた場所に「鯨料理 徳家」はありました♪


↑戎橋からの有名な景色


↑戎橋からの有名な景色

「鯨料理 徳家」は上方ビルの奥の2階にあり、ビルの1階の前には写真付き少し大きな看板メニューが英語や中国語も少し交えてありましたね♪


↑「鯨料理 徳家」の1階


↑看板メニュー

 日本語が分からない外国人旅行客を意識し、料理内容が分かる大きな写真は素晴らしいですね♪

 その1階の看板メニューには6,300円のグルメセットやミニ会席だけでなく、ペアーセット8,000円やほろ酔いセット1,500円、鯨ランチメニュー2,000円がありどれも魅力的でしたね♪

 ビル奥のエレベーターに乗って2階に上がり、お店に行きますが、玄関がエレベーターを降りて右と左の両方にありどちらに行けば良いか悩みますが、暖簾が下がっている方が開いていてそちらに向かいます^_^;)


↑店の玄関

 店内はイスのテーブル席と畳席があり、かなり綺麗で、壁には浮世絵など鯨の絵等が飾られ、大きな生け花もあり、そして静かにジャズが流れているのには驚きました♪
 喧噪と猥雑なごちゃごちゃした道頓堀界隈とは正反対な空間が広がっているのは対照的で、素晴らしいと思います^_^;)


↑店内


↑店内


↑店内

 その「鯨料理 徳家」は1967年開店の鯨料理の名店で、その中でも特に鯨肉を用いたハリハリ鍋は関西を代表する名物料理として知られるまでになったようです♪

また、鯨肉は以下の利点があるとのことで、その説明がとある壁に貼られていましたね♪

・畜肉や魚肉のアレルギー食として優れている
・高たんぱく低カロリーでダイエットに適している
・抗疲労成分バレニンが豊富で疲労回復に効果的
・特に畝須(うねす)肉(ベーコン)DHAやDPAが豊富で生活習慣病の予防に良い


↑クジラ肉の良いところ

また調査捕鯨についても壁に貼られていました♪


↑調査捕鯨

 店の方に案内されて奥のイスのテーブル席に座り、メニューを見ます♪
ハリハリ鍋のメニューには「くじら部位」の紹介があり、牛肉等と同様にいろんな部位があるとは驚きましたし面白いと思いましたね♪


↑メニュー


↑ハリハリ鍋等メニュー


↑ドリンクメニュー

 せっかくなので、鯨の刺身いろいろ1,200円とハリハリ鍋3,600円、生ビール620円を注文します♪
コースにしても良かったのですが、低糖質を意識して、おじや等を避けるため単品で注文しました♪
なおちなみに最近の厚生労働省の発表によると、ビールは実は低糖質なようです^_^;)

 まず「生ビール」と「刺身いろいろ」が運ばれました♪


↑「生ビール」と「刺身いろいろ」


↑「刺身いろいろ」の拡大

 鯨の「刺身いろいろ」は尾の身、脂須、赤身、本皮、畝須の刺身を楽しめ素晴らしいですね♪
しかも新鮮さを感じ、刺身が美しい!!
ただこの日は1つの種類が売り切れとのことで、代わりに同じもの(赤身?)が入ります♪
小さい頃に食べた固い冷凍鯨肉と違い、さすが刺身が上質で美味しい♪
しかもビールと合って美味しい♪
これは素晴らしいですね♪

 そして名物の大きなハリハリ鍋がガスコンロの上に置かれ準備されます♪
すでにかなり出汁が効いていそうなスープが鍋にたっぷり入っています♪
お店の方に訊くと、スープは上質な鰹節と昆布の出汁で作られているとのことでしたね♪


↑ハリハリ鍋のスープ

そして具材が別皿で運ばれます♪
たっぷりの水菜と鯨肉、豆腐などです♪
鯨肉は片栗粉をまぶした後に一度湯通しした赤身とのことで、さすが手が入っていて素晴らしいですね♪


↑具材

お店の方が鍋に具材を投入してくれます♪


↑ハリハリ鍋

しばらくして小皿に鯨肉や水菜等を運び、いただきます♪


↑小皿

 特に鯨肉が柔らかく上質でそしてアツアツで美味しい♪
この上質さは感動しました♪
とても美味しいです♪
そして新鮮な水菜がタップリなのは、その水菜の歯触りもよくさっぱりと美味しくて嬉しかったですね♪
さすがこの味は関西名物だと思います♪
素晴らしいです!
感動しました♪

 「鯨料理 徳家」は静かなジャズが流れる綺麗な店内で、上質な刺身やハリハリ鍋などの鯨料理を楽しめ、とてもオススメです♪
美味しかったものまとめ(2017年上半期)

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「熟成肉&チーズの店chou chou(東京 麹町駅近く)」はとてもオススメ!

2017年12月05日 01時00分00秒 | 外食
 友人が幹事で12人ほどの懇親会として「熟成肉&チーズの店chou chou」へ行ったのですが、リーズナブルで美味しく飲み放題で良かったので紹介したいと思います♪

 場所は東京メトロ麹町駅近くにあり駅から徒歩約2分です♪
飲食店の雑居ビルの2階に階段で上がります♪


↑店の入口


↑店への階段

店内はかなり綺麗ですが、席と席の間隔は狭めです♪
リーズナブルなのでそれは仕方ありませんが、ワイワイ仲間と楽しむのにはとても良い距離間だとは思います♪


↑店内

さっそく飲み放題メニューを見て注文します♪
今回は何と、土曜~木曜限定ですが、食事付き飲み放題3時間で3480円というコースです♪
飲み放題が3時間もあるというシステムはなかなかないと思います♪
そして3480円とはリーズナブル!
太っ腹です♪


↑飲み放題ドリンクメニュー

しかも、ドリンクはアサヒスーパードライの生ビールがあるだけでなく、赤ワインや白ワイン、カクテル、サワー、ウイスキー、ソフトドリンクもあります♪

そして食べ物も続々と運ばれます♪

「有機野菜と花畑牧場モッツァレラチーズのシーザーサラダ」は有機野菜がたっぷりで緑が美しく、またチーズの上質さを感じます♪


↑有機野菜と花畑牧場モッツァレラチーズのシーザーサラダ

そして「牛スジ肉の赤ワイン煮込み」がよく煮込まれていて柔らかくおいしい♪
しっかり味が付いていてこれは美味しいです♪


↑牛スジ肉の赤ワイン煮込み

そしてパスタは生ハムとのトマトソースですね♪
これも美味しいです♪


↑パスタ

それから圧巻は「熟成牛もも肉のタリアータ」♪
牛もも肉がレア気味ですが熟成されていて柔らかく、これは美味しい♪


↑熟成牛もも肉のタリアータ

そして、幹事の計らい?か、コースにはないチーズ盛り合わせが運ばれ、これらチーズがどれも上質で美味しい♪
とろとろハチミツをたっぷり漬けるのも甘く美味しい♪


↑チーズ盛り合わせ


↑chou chouおすすめメニュー

そして最後に「チョコクランチケーキ」が運ばれますが、これがなんだか美しくそして柔らかく美味しい♪


↑チョコクランチケーキ

「熟成肉&チーズの店chou chou」は3480円とリーズナブルに、美味しい料理やドリンクも飲み放題で3時間も頂け、とてもオススメです♪

なお金曜は値段は高く、飲み放題時間も2時間となるようです♪

美味しかったものまとめ(2017年上半期)

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「上海城市歴史発展陳列館」(中国 上海)はとてもオススメ!

2017年12月04日 01時00分00秒 | イベント・外出
 中国の上海の浦東にある大きな東方明珠という高さ468mのテレビ塔は一見アラビア風で上海をイメージする建物の一つで、その高さ350mの所にある展望台は有名ですが、実はその地下1階に「上海城市歴史発展陳列館」があり、歴史を学べとても良かったので紹介したいと思います♪


↑東方明珠

 その「上海城市歴史発展陳列館」とは、上海の租界時代を中心に上海の歴史をビジュアル的に学べるもので、想像以上に展示物が多く、そして広く、あらゆる分野の説明が豊富でとても驚きましたね♪

 まず東方明珠の敷地に入りますが、上海の地下鉄と同じようにカバンは検査レーンを通さなくてはならずチェックは厳しいです♪

 そして「上海城市歴史発展陳列館」の入口は展望台の入口とは違い、右側の隅にあるので、行く際には注意が必要です♪
私は展望台の入口へ誤って行ってしまい、陳列館の入口を探し求めてさまよってしまいました^_^;)


↑「上海城市歴史発展陳列館」の入場入口

 入口近くのチケット売場で大人一人35元のチケットを支払い、入場します♪
入口はとても綺麗で、赤い制服の若い女性がチケットを確認します♪


↑「上海城市歴史発展陳列館」入口

 まず1920年代や30年代の写真があり興味深かったですね♪
なおこの博物館は中国語、英語とは別に日本語の説明もあり素晴らしいです♪


↑1930年代の写真


↑1920年代の写真


↑1930年代の写真

そして20世紀初頭の車や路面電車の展示がありましたね♪


↑20世紀初頭の車


↑20世紀初頭の路面電車

1930年代のバスもありこんな乗り物が走っていたかと想像すると興味深いです♪


↑1930年代のバス

1920~1930年代のトロリーバスもありましたね♪


↑1920~1930年代のトロリーバス

そして上海の昔からの説明がありますが、いきなり6000年前から原始的な村落があったとは驚きました♪
近代以降は、列強が押し寄せ、開放を迫られ、都市の発展には強く半植民地の烙印が押されますが「あらゆる川を受け入れる海」の如き度量をもって近代中国の経済金融と文化の中心とさせたというのは凄いです♪

そして明の時代の農家生活の展示が始まります♪
かなり人形がリアルで素晴らしいです^_^)


↑明の時代の農家


↑明の時代の農家生活


↑明の時代の農家生活

それから清の時代?1662~1722の漢方薬のお店の様子がありましたね♪
遠く中国の東北にまで販売されたようです。


↑漢方薬のお店

それから1840年のアヘン戦争の様子がありました♪
1842年に英軍が20余隻の軍艦で侵犯し、1843年に上海が開港されたとのことです。


↑アヘン戦争の様子

そして当時の「煙紙店」の様子がありましたね♪
主に日常生活でよく使われるタバコとちり紙を転売していたので「煙紙店」と言うようです。
なるほど!


↑煙紙店

それからアヘン戦争後には上海には1000にも及ぶアヘン館が散在していたようです。
女色でアヘン飲みを引き寄せることもあったので「花煙間」と呼ばれたようです。
衝撃的な様子で麻薬は社会を荒廃させよくありませんね。


↑アヘン館(花煙間)

それから当時のカフェがありました♪
清末に上海に初めてカフェができたようで、当時コーヒーブームになったようです。


↑当時のカフェ

そして当時のマッサージ屋もありましたね。
女子按摩のようです。
ちょっと怪しげな雰囲気です。


↑マッサージ屋


↑マッサージ屋

そして当時の茶屋もありました♪
上海開港後に茶屋が増え、茶屋はレジャーの場であるとともに、商人が取引の交渉を行う場所でもあったようです。


↑茶屋

それから当時の劇場もありました♪
旧上海の最大の劇場は1925年に建てられ、3000余の座席を持ち、専ら京劇を上演したようです♪
3000余の席というのはかなり大きな劇場ですね!


↑当時の劇場

それから当時の川沿いの様子もありました♪
当時のビル群が美しい♪


↑川沿いのビル群

それから1921年に開業した上海メリケン粉取引所の様子がありました♪
中国の商人が最初に開いた取引所は上海証券・商品取引所で1920年に開設されたとのことです♪
なかなか興味深いです。


↑上海メリケン粉取引所

それから当時の京劇の様子がありましたね♪
客席含めて細かく造られていてすごい!
1867年と1884年にそれぞれ創設されたようです。


↑当時の京劇

そのほか、たくさんの展示がありましたが、なかなか上海の歴史を学べます♪
とてもオススメですね!

 ちなみに東方明珠の広場に出ると、「Kuma Cafe」があり、思い切りあの「くまもん」が飾られていましたが、いつの間に上海に進出していたのでしょうか^_^;)


↑Kuma Cafe


お勧めなお話(2017年上半期)

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「自分の時間-1日24時間でどう生きるか(アーノルド・ベネット)」という本はとてもオススメ!

2017年12月01日 01時00分00秒 | 
「自分の時間-1日24時間でどう生きるか」の購入はコチラ

 「自分の時間-1日24時間でどう生きるか」という本は、「時間」について書かれた実用書で、1日24時間の中でいかに充実した人生として生きるかということについて具体的にヒントを挙げたものです♪

 実はこの本は20世紀初めの1908年?に発行されたようで、21世紀になった現在も本書は読みつがれ、今も多くの人間に影響を与え続けている名著のようです♪

 日本語訳者は上智大学名誉教授で英語学者であり、多くの著作がある渡部昇一さんです♪

特に本書では以下についてナルホドと思いましたね♪

・朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある
・朝早く起きること
・仕事の時間、睡眠時間以外を充実させることがポイント
・通勤時間を有効に使うこと
・週6日朝の30分、週3日夜の90分=1週間で7時間30分を有意義に活用すればより良い人生となる
・集中してもものを考える訓練を毎日30分は必要
・一日に一度は内省すること
・原因なくして何事も起こり得ないのだから、物事の原因と結果を絶えず考えること
・優れた詩を読むことは考えることでもあるので良い
・自分が努力を傾ける方向と範囲を限定しておくべき
・計画の出だしは余裕を持つこと
・自分の好みにあった心の底からやりたいと思うことから始めること

 「自分の時間-1日24時間でどう生きるか」という本は、より充実した人生を生きるヒントが分かりやすく、しかも量もそんなに多くないので読みやすくて、とてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です♪

・早起きが睡眠不足を招くとは私には思われない。睡眠というのはある程度は習慣の問題であり、怠惰な生き方のほうにこそ問題があるからだ

・まず私から皆さんに提案したいのは、2時間、あるいは1時間でもよいから、早起きをしてみてほしい、ということだ。そしてどうしても早く寝ないと早く起きられないというのであれば、早く寝られるのであればなるべく早くベッドに入りなさい。仕事以外の何かをやるという点に関しては、朝の1時間は夜の2時間に匹敵するのだ。

・まず1日の時間配分から検討していくことにしよう。あなたは「毎日の予定はぎっしり詰まっていて余裕などない」とおっしゃるかもしれない。しかし実際のところはどうなのだろう?生活の糧を稼ぐ仕事は、平均すれば7時間ではないか。睡眠時間は何時間だろう?やはり7時間くらいか。いや大目に見て、もう2時間加えてもいいのではあるまいか。さてでは残りの8時間をあなたはどのように使っているか?説明できる人がいればすぐにご説明願いたい。

・1日のうち一部の時間に過ぎない勤務時間にばかり集中し、「終える」ことや「片づけてしまう」ことばかり考えているような仕事を「一番大切」だと考えてしまいかねないからだ。1日の3分の2の時間を、単に3分の1を占める勤務時間に付随している時間に過ぎないとしてしまうなら、完全に充実した1日を過ごすことなどどうやって望めようか。望めるわけがない。

・朝の電車の中で新聞は読まない方がよい。私が気に入らないのは、誰にも邪魔されることのない30分から40分といったかなりまとまった貴重な時間を新聞を読むのに使ってしまうということである。それぞれが自分の世界に閉じこもっている朝の通勤電車の中ほど、人が完全に何かに没頭できる場所はほかにない。

・私が申し上げたいのは、まず手始めに、ひと晩おきに1時間半、何か精神の向上になるような意義のあることを継続してやってみてはどうだろうかということである。それでもまだ3晩残るのであるから、友人と会うこともできるし、ブリッジやテニスをすることもできる。家庭内のことをやったり、ちらっと本のページを繰ったり、庭いじりもできるし、ただ何となく時を過ごしたり、クイズの懸賞に応募することもできよう。

・われわれは1日のうちから、利用できるほに無駄にされている時間を抽出した。週6日、毎朝の少なくとも30分間、そして週に3晩1時間半ずつ、合計すると週7時間半になる。「今のところは、この7時間半で満足するよう提案したい」と申し上げると、すかさずあなたは大声で抗議なさるだろう。「なんだって、あんたは人生をいかに生きたらよいか、教えてくれるはずじゃなかったのかい。それなのに1週間の168時間のうち、たった7時間半しか問題にしないというのは一体どういうわけだ。この7時間半で奇跡でも起こして見せてやろうという気かね」素直に言わせてもらうなら、まさにその通り。この7時間半で奇跡を起こしてお見せしようというのだ。私はあなたにある経験をしていただきたい。実際にはまったく自然で理にかなっているのだが、一見奇跡のように思える経験を。言いたいことは、「この7時間半をフルに活用すれば、その週全体が活気と情熱にあふれたものとなり、退屈きわまりない職業にさえ関心が増すようになる」ということだ。

・夜の時間に関してだ。1日おきに1時間半の勉強をするためには、それ以上の時間の余裕を見ておいたほうがいい。なぜなら、どんな思いがけないことが起こるかもしれないし、人間はいつも決めたことを完璧に実行できるわけではないからだ。したがって、90分を要する勉強に取り組むのなら、余裕をもって9時から11時半くりまで2時間半くらいは見ておくことだ。

・集中力を高める練習を規則的にやることによって、あなたは自分の思考をいかなるときでも、いかなる場所でも、思いのままに支配できるようになる。思考を支配する練習は、実に手軽にできる。

・心正しき平均的な現代人の生活になによりも欠けているのは、内省的気分であるのは間違いない。われわれは自分のことを振り返って考えることをしない。つまり、自分の幸福とか、自分の進もうとする道、人生が与えてくれるもの、いかに理性的に決断して行動しているか、自分の生活信条と実際の行動の関係など本当に大切な問題について、自分というものを見つめることをしていない。それでも人は幸福を捜し求めている。あなたもその一人だと思うが、果たしてそれを発見できただろうか?おそらくまだ発見していないだろう。あるいは「幸福など手に入らないものだ」とあきらめきっているかもしれない。だが実際に幸福を手に入れた人もいる。そういう人たちは、幸福とは肉体的、精神的快楽を得ることにあるのではなく、理性を豊かにし、自らの生活信条にかなた生き方をするところにあると悟ることによって、幸福を自分のものとしているのだ。

・内省という大切な作業はいつ行うのがよいか。一人で帰る通勤電車の中などは、なかなかこれに適しているのではないかと思う。一所懸命その日の糧を稼いだ後などは、自然と自分を振り返って考えてみようという気になるものだ。一日のうちいつかは時間を割いてぜひとも内省の週間を実行していただきたい。

・最も大切なのは、物事の原因と結果を絶えず頭に入れておくことである。言い換えれば、世の中の有為転変の姿を認識することであり、さらに言うなら、物事が継起するその実相を知ることである。原因なくしては何事も起こり得ないのだという大切な心理を、頭の中に完全にたたき込んでおけば、歳を経るにつれて寛容になれるばかりでなく、思いやり深くもなれるのである。たとえば時計を盗まれるというのは辛いことだが、よく考えてみれば、それは「盗んだ側にも相応の経済的事情があり、やむを得なかったのかもしれない」という理屈で納得がいき、興味深くもある原因によって生じたことであるとわかる。すると、「喜んで」とまではいかないにしても、「とにかく仕方あるまい」と達観した気持ちで新しい時計を買えるだろう。多くの人は、今まで経験したことのない奇異な事態に新たに直面すると、必ずショックを受けたり傷ついたりするものだ。しかし、物事の原因と結果に深く思いを巡らせていれば、愚かな精神状態に陥らなくても済むようになるはずである。そういった人たちにとって、周囲にいる人の人間性は、いわば見たことも聞いたこともない奇異な風習に満ち満ちた異国の土地のようなものだ。しかしながら、人は成熟すれば異国の土地で異邦人のままでいることが恥ずかしくなるに決まっている。

・物事の原因と結果に深く思いを巡らせていれば、人生の苦悩は減り、他方、人生はより味わい深く、豊かなものになる。物事の展開に因果の連鎖を見ない者は、海ですら大仕掛けで単調な見せ物にしか見えない。しかし、物事は原因と結果の絶えざる継起によって展開するのだという考えが浸透している人間は、海を見てその基本的構成要素を知覚する。すなわち地質学的観点に立ち、「一昨日は蒸気で、昨日は沸騰し、明日は氷になる」という必然の要素を理解するのである。原因と結果に思いを寄せる人間は、液体とは固体になる過程にあるものに過ぎないということを知覚する。そして有為転変する人生の限りない豊かさに対する認識へと到達できる。そして絶えず自己を磨くことによって得たこのような真の洞察力ほど、人に恒久的な満足感を与えるものはない。

・小説は「思考を要する読書」には入らない。したがって、自分の精神を磨こうと、週3回90分ずつ、小説の作品を徹底的に研究しようと決意した人は、その計画を変更したほうが賢明だろう。というのも、小説が読むのに思考を要しない、つまらないものだからというわけではない。世界で最高の文学作品のいくつかは小説である。そうではなく、出来の悪い小説は当然読むべきではないが、反対に素晴らしい小説というのは、一所懸命頭を使って読まなければ中身がわからないようなものではないからである。

・想像力豊かな詩を読むときには、小説を読む場合よりもはるかに頭を使うことが要求される。おそらくあらゆる文学の中で一番意識的に頭を使わなければならないだろう。詩はもっとも崇高は喜びを与えてくれると同時に、もっとも深い印象を授けてくれる。要するに、詩に勝るものはないということだ。ところが、残念なことに、大多数の人は詩を読まない。

・2つの重要な一般的注意事項だけは述べておきたい。一つは、自分が努力を傾ける方向と範囲を限定しておくべきであるということである。一つの時代、あるいは一つの主題、あるいは一人の作家を選ぶことである。たとえば「フランス革命について勉強しよう」とか「鉄道の起源について調べよう」あるいは「ジョン・キーツの作品を研究しよう」という具合にするのである。そして「この時間はこの研究をやる」というようにあらかじめ決めておき、その時間はそのことだけに集中するのだ。自分があることの専門家であるというのは、実に気分のいいものである。2つ目は、よく読むと同時によく考えよということである。多くの本を読みながら、そのことがパター付きパンを切るのと同じ程度にしか、その人の人間性にプラスになっていない例を私は知っている。彼らが読書にふけるのは、酒好きが飲酒にふけるのと変わりがない。文学という国をただ動き回ることだけを目的に、車で走り回っているに過ぎない。そのような人間は1年に何冊読んだかということだけをやたらと吹聴したがるものだ。自分が読んだものについて、少なくとも45分くらいかけて、注意深く、しんどくなるくらいに反芻してみないなら、せっかくの夜の90分も無駄に費やされたのだといっても過言ではあるまい。読書は要するに、どんどん先へ読み進めてはいけないのである。時間がかかることなど気にすることはない。終着店のことは忘れるのだ。現在自分のいる周囲の景色のことだけに注意を払えばよい。そうすれば、おそらく予想もしないような時に突然、あなたは丘の上の美しい町に到着しているだろう。

・あなたが時間という予算をバランスよく配分する前から、地球はずっと順調に回転し続けている。時間の大蔵大臣という新しい任務を立派に果たそうが果たすまいが、そんなことにはおかまいなく地球は順調に回転し続けてきたのである。だからあなたは、自分のしていることなど、あまり大げさに他人にしゃべらないほうがよいだろう。世間では、それと気づいていながら毎日膨大な時間が無駄にされており、従って、大多数の人間は本当に充実した人生を送っていない。しかし、そうした悲しむべき事実を、大声で言いたててもどうにもならないのだ。所詮、人はそれぞれ自分で自分の人生について真剣に考えない限り、本来成し得ることも成し得ないのであるから。

・2つ目の危険は、自分で計画したことに奴隷のように縛られてしまうことである。計画に引きずりまわされてはならない。計画したことは尊重しなければならないが、盲目的にあがめたてまつるようなものではない。日々の行動計画は信仰の対象ではないのだ。

・一番重大な危険として指摘しておきたいのは、計画の出だしでつまずいてしまうことだ。出だしでつまずいてしまうと、新しく芽生えた何かを学ぼうとする欲求の芽も、一人前の若木に成長する前に簡単に枯れてしまう。だからそうならないように細心の注意を払わなければならない。欲求の芽に対してあまり負担をかけすぎてはならない。最初の一週芽はバカらしいくらいにゆっくりしたペースで回ることにしよう。しかし、できる限り規則的にそれを続けるのだ。

・最後に次のことを付け加えておきたい。それは、夜の時間帯を利用して何かをやる際、まず「自分の好みにあった心の底からやりたいと思うこと」から始めなさいということである。哲学に関する生き字引になるのも結構なことだが、たまたま哲学が好きではなく、行商人の呼び声の変遷史に関心があるなら、哲学はやめてそちらのほうに取り組むほうがはるかにいい。


良かった本まとめ(2017年上半期)

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