関西本線を利用して、加茂駅で途中下車して
浄瑠璃寺へ行ったことはすでに記事にしましたが、
再び、関西本線に乗り、法隆寺駅で下車し法隆寺にも行ってきました。
南大門
中門
この中門は法隆寺の謎の1つらしい。
中門は真ん中に柱が立っている。
門の中心に柱が立っている造りはおかしいらしい。
<とおせんぼ>をしているようであると。
梅原猛さんの書かれた「隠された十字架」の中で、
法隆寺は子孫を抹殺された聖徳太子の怨霊を
封じる為の寺なのではないかとの説で、
「内部から聖徳太子の怨霊を出さない」ための門だったのではと。
この説にはいろいろ反論があるようですが・・・・・・・
若い時、この本を買って読んだことがあって、
どこかに本あるかなと探したんだけど、見つからんかった。
中門向かって右の阿形の金剛力士像
中門向かって左の吽形の金剛力士
法隆寺の金剛力士像は日本最古のものらしい。
右は土でできた塑像で、左は壊れたようで、
鎌倉時代に大部分を木で補修されているのだそう。
中門を入って、金堂や五重塔が建つ西院伽藍は
世界最古(飛鳥時代)の木造建築だそう。
木造が千数百年もよくもつな~と
法隆寺は国宝や重要文化財に指定されたものだけでも
約190件あるのだとか。
そんなこんなで、1993年に日本で初めて、
世界遺産に登録されたのが法隆寺。
五重塔
夢殿
サライの「奈良」という本に
法隆寺のモデルコースと所要時間が載っていたけど、
1回休憩をとるだけの最短のものらしいけど、
所要時間は・・・・・なんと約6時間。
私たちは数時間、駆け足で、上っ面だけ観たな~と。
今度は、ここだけをじっくり観に来よ。
ついついここもあそこもと欲が出る。
最後に、
見事な鯱でしょう!
法隆寺に行かれた時、探してみてください。