喉頭癌
2010-12-29 | 健康
喉頭癌の、喉頭(のど)全摘で、
永久気管孔を造った人のことを初めて知りました。
長い看護師経験があっても、知らない分野がいっぱいある。
喉頭(のど)を全部とってしまうと、
自然の空気の通り道はふさいでしまい、
首のつけねに息をするための穴を開けるのだそうです。
その穴のことを永久気管孔といい、
一生ふさがらないように首に縫いつけてあるのだそうです。
入浴時は肩まで浸かれません、
この穴から水が入るとおぼれたような状態になります。
声が出せないだけでなく、
臭覚がなくなったり、においをかぐことができない、
熱い物をフーフーと冷ますことができない、
麺類やスープをすすり込んで食べたり飲んだりできない、
鼻がかめない、つばが吐き出せない、
力むことができず便秘になりやすい等などの変化がおこるそうです。
食道発声法を修得するとこれらの変化は改善されるようですが、
高齢になると修得するのが難しいのかなと思います。
このような変化、私でさえ、想像すると気が変になりそうです。
お年を取られた方の混乱は想像を絶します。
毎日、苦しい大変な思いをして過されているんだろうなと。
たまたまインターネットでいろいろ探していたら、
明るく病気を乗り越えていらっしゃる、
「気道戦士喉頭癌ダム」さんのブログを見つけました。
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-60.html
とても、勉強になり、励まされます。
もし、喉頭癌になられて、お悩みの方がおられたら、
是非のぞいてみてください。