らでぃっしゅぼーやの『いと愛づらし』の野菜。
ほうれん草は西アジア原産で、ペルシャで栽培され、
東へはシルクロードを経て中国へ。
ほうれんそうの「菠薐(ほうれん)」とは
中国語でペルシャのことらしい。
日本へは、17世紀に中国から
葉に切れ込みのある
剣葉の東洋種が渡来したのだそう。
西は北アフリカからイベリア半島を経てヨーロッパへと伝えられ、
西オランダで、品種改良が進んで
丸葉が主体の西洋種となったのだそう。
現在日本で栽培されているほうれん草は、
西洋種と交配したものがほとんどだそう。
らでぃっしゅぼーやの日本ほうれん草は
西洋種が少し混ざっているようだ。
日本ほうれん草は西洋ほうれん草に比べてえぐみが少なく、
甘みがかなり強い品種だそうで、
根っこにも強い甘みがあり、軸、根っこ、葉っぱ全部美味しく食べれると。
しかし、子どもの頃、ほうれん草が大嫌いで、
夕食にほうれん草が出ようものなら、
オエッ、オエッと言いながら、
食べるまで、いつまでもお膳に座らされてた。
なかなかのみ込めないんだけど、丸のみしてたなぁ
純粋な日本ほうれん草の種の入手が
難しくなっているそうで、
『愛づらし度80点』と高いのはうなづける。
中国地方のなまりが・・・
映画終わって、主人とどこ出身だろうねと話してたら、
パンフレットの年表に、広島県から炭鉱契約移民とあった。
1896年には湖東水害によって、
滋賀県東部からの移民が増加したと。
言葉や習慣の違いは言うまでもなく、
差別や過酷な肉体労働、貧困といった厳しい現実だったらしい。
この映画観て、
を思い出した。
この言葉、大好き。
幸、不幸は自分が決める。
ならば、どんな状況に直面してもポジティブにと。
「野球やれるんだったら、
この国に生まれてきて良かった」と言わせるほど、
好きな野球を続けることで、前向きに生き、
日本人街の人々も生きる希望になったと思う。
本当に、映画って、その時々で、
生きる糧になる。