以前、白州正子さんの
「隠れ里」を読んで、来たことがあるのだけど、
その時は拝観することができなかった。
あまり綿密に計画を立てて行動するほうではないので、
昨日も、萬嶽寺だけではなと欲が出て、
急きょ、ネットで検索して、願興寺行き決めた。
予約が必要で、キュルティヴァトゥールでランチしたあとに
駄目で元々と、
拝観できるか電話をして行った。
http://www.gankoji.sakura.ne.jp/index.html
写真にはないが仏像は本堂左横の霊宝殿に安置されている。
ご住職(女性)がお線香をあげ、読経された後、
拝観させていただいた。
願興寺ホームページより
正面には秘仏の薬師如来坐像が安置されている厨子があり、
眷属(けんぞく)が欠けることなく現在に残っていること、
この他に、釈迦三尊像(釈迦如来像・両脇侍の普賢・文殊菩薩)など
24体もの仏像が
地方の小さなお寺に、戦火を逃れて、残っているのがすごい。
また、この三尊像の釈迦如来は説法印を結んでいて、
説法印を結んでいる釈迦如来は珍しいのだそう。(一般的に施無畏・与願印)
http://www.higan.net/navi/2014/04/post-1249.html
その他にも仏像の後に回れる安置のされ方がしてあり、
仏像の後姿も拝観できる。
このお寺、蟹薬師http://www.gankoji.sakura.ne.jp/gankoji-2.htmlとも言われ、
本尊の薬師如来の胎内には
一寸八分(約5.5cm)の蟹に乗った仏像が納められているのだそう。
ご朱印には、
寺紋の蟹牡丹。
http://blog.goo.ne.jp/ooterasan-gankoji/e/7be560bfd8a4ad7042660e4d5fa58b68
本堂の老朽化が激しく
http://www.gankoji.sakura.ne.jp/kisyanegai.html
実際に拝観して、このままの状態では、
崩れるのも時間の問題かなといった惨めな姿。
貴重な文化財を後世に残していくために、
私も微力ながら寄付(喜捨というらしいが)しようかな。
こんな方法もあるらしい。
来年から修復が始まるようですが、
まだまだ資金は不足しているようです。
是非、予約をして拝観をして現状を知って。
拝観料※でも協力できる。
※拝観料500円ですが、一人だと1000円なので
是非、お友達を誘って
昨日、キュルティヴァトゥールで買った、
山のハム工房ゴーバルhttp://gobar.jp/index.php/about/の、
で、今朝はお家モーニング。
昨日遊んだので、今朝は家でまったりしてます。
ところで、ゴーバルって
「牛糞」って意味なんですって