座禅と精進料理を体験したお寺は、
島崎藤村のお墓があった。
島崎家菩提寺でもあるらしい。
藤村は大磯で亡くなったので、大磯町の地福寺に埋葬され、
永昌寺には遺髪と爪が埋葬されているのだそう。
パンフレットの題字を書いた島崎楠雄とは
馬籠の藤村記念館を設立した藤村の長男。
本堂の屋根に菊のご紋。
開基は島崎家の祖先の島崎七郎左衛門で
永禄元年(1558年)の建立らしいが、菊のご紋?
御本尊は釈迦如来。
観音堂には平安時代末期の阿弥陀如来坐像や
また、円空作の聖観音像も所蔵しているらしい。
境内、きちんと手入れされていて、
とても清清しい。
紅葉にはまだ早いけど、
シーズンには宿坊に一泊して、
話し上手なご住職の話を聞きがてら、
馬籠・妻籠をハイキングするのもいいかな。