「コンバット!」「ローハイド」「奥様は魔女」に「逃亡者」。
上記テレビ番組を知っておるということは、おぢ、おばじゃね。
毎日新聞によると、「コンバット!」「ローハイド」など、おぢが子供のころ食い入るように見ておったTV番組がNHKBS放送で、再放送されておるのだという。
しかも、「若い世代のファンも増えている」そうだ。
100へぇじゃね。
NHKBS2では、月~木曜日の深夜0時台に、「懐かしドラマシリーズ」を放送しておって、どれもこれも60年代に米国で制作された作品。
ちょっと怖い戦争ドラマの「コンバット!」は、なんと言ってもサンダース軍曹がかっちょ良かった。
演じたビック・モローは、映画「トワイライトゾーン」の撮影中にヘリ事故で死んじゃったのを思い出したね。
「ローハイド」は、過日も書いたけど、クリント・イーストウッドをスターにしてもうた西部劇。
野営のシーンでは、いっつも!!皿に盛った豆を食っておって、どんな味なんだろと、興味津々じゃった。
「奥様は魔女」は魔女サマンサが普通の主婦となって、ダメ夫を助けるお話。
口をくちゅくちゅして魔法をかけるってのが、なんとも可愛かったのよ。
この手の番組は、日本のテレビ黎明期に輸入されておって、ようはニッポンのテレビ番組の制作能力が低かった時代だそうだ。
子供だったからよう憶えておらんけど、確かにニッポンのテレビ番組よりはるかに面白かった気がする。
いま、この手の番組が若者にも人気というから、これまた驚いちゃうねぇ~
きょうびアンポンタンなアメリカ映画が多い中、当時は良心的な映画だったんじゃね。
で、過日の「超・格差社会アメリカの真実」と符合するのだけれど、このころはアメリカに中産階級ってもんがあったんだぁ~
と、しみじみ。
だから家族で楽しく見ることのできる番組ができたのね、って感じさせるのよ。
今は亡きアメリカのいい時代、ってことだね。
ニッポンも、95%の貧乏人と5%の金持ちの国になるのだけは、生きてるうちには見たくないもんじゃのぉ…
「昔、この国は『一億総中流』って言われたのよねぇ…」なんて、ひ孫の世代がスラム街で話してるなんて、嫌だなぁ~