「五十過ぎの時間がオマケであることは事実だろう」といったのは、五木寛之氏。
週刊現代で連載中の「新・風に吹かれて」でこう書いておる。
「会社や組織に属している人間は、五十歳で定年退職するのが理想だと思う。六十歳ではおそいのだ」そうだ。
七〇歳を超えた五木氏が「おそまきながら思う」と言うのだから説得力がある。
そうかもしらんね。
確かに、五十を過ぎて体力は急激に衰えてきておる。
忙しくて、ジムにも行けないことも増えてきた。
さっぱり運動もしていないご同輩なら、あと10年もしたらよぼよぼ、かもしらん。
なんたって遊びには、体力がいる。
旅行するにも体力がなけりゃどもこもならん。
体力なしに山スキーなどできゃしません。
五木氏も「五十歳をむかえたら、耐用期限を過ぎた心身をいたわりつつ、楽しんで暮らす。それが理想だ」と。
ホントだねぇ。
早く「楽しんで暮らしたいもんだ」けど、そこがなかなか上手くはいかん。
ただ、どうにもこうにもはっきりしておるけれど、人生は一回かぎりじゃ。
ここんとこ、すっかり気弱になっておるおぢゆえ、どうにも焦っちゃう。
なにせ、これからハニーとの楽しい暮らしが待っておるというのに、こう風邪引いてばかりじゃねぇ…
ということで、「楽しんで暮らす」プランをきょうから真剣に考えることにしたのじゃ。
もたもたしてはいられませぬ。
ただ漠然と考えておったことを、きっちりいたしますです。
皆々様もいかがかな?