「女性は子供を産む機械」とのたまった柳澤伯夫。
大蔵官僚出身で、厚生労働大臣でござります。
東大法学部から旧大蔵省、でもって自民党衆議院議員に転身じゃ。
ニッポン国では、まことに「おエライ方」ということになる。
それゆえか、「女性が機械」などというあ然、呆然の発言だけど、口が滑ったレベルではござりませぬ。
日ごろから思っていないと、とても急にこんなアホウなことは言えるものではありませぬ。
官僚様は、ここまで人を見下し、偉そうにしておるのかと、口あんぐりじゃ。
このお方、小泉内閣では金融担当大臣じゃった。
「日本の銀行はいたって健全、公的資金の投入は必要ない」と発言し、竹中平蔵と対立したのは記憶に新しい。
で、いかにも大蔵省出身らしく、「増税による財政再建」が金科玉条じゃ。
しかもついこの間見送りになった「ホワイトカラー・エグゼンプション」の推進にもまっしぐらでござった。
庶民から言わせていただければ、「百害あって一利なし」のトンでもない人物じゃ。
「美しい国」を目指しているはずの安陪内閣だけど、おかげさまですっかり「小汚い内閣」になってもうた。
小汚い内閣が、美しい国を目指すことなど、できるわけはありませんってば!!
「タガが緩んだ」などと言う新聞もあるけれど、そうだろか?
行革担当大臣だった佐田なにがしは、政治資金収支報告書に虚偽記載して辞めちゃった。
税調会長だった本間なにがしは、官舎に愛人で辞めちゃった。
でもって、ここんとこの柳澤「女性は機械」発言じゃ。
安倍お坊ちゃん内閣は、わずか4カ月というのに、なんとグッチャグチャ。
これから先はどんなかなぁ?と思って閣僚名簿を見ましたら、いたいたいたぁ。
西の鈴木宗男こと松岡利勝が農水大臣じゃ。
疑惑の総合商社・松岡から、この先何が出てくるか、楽しみじゃねぇ。
それにしてもこの状態でも国民に大人気だとしたら、安倍の坊ちゃんは稀に見る天才政治家だろうね。
いまでも4割近いノー天気なニッポン人が支持しておるそうじゃ。
テレビ見て「納豆買いに走る」ようなお方なんだろねぇ、支持者ってのはさ!!