風がびゅん、びゅん、おかげでこっちはブルブル、ブルブル。
寒い朝ですぅ~
気温は、プラスの8度あるのですが、風が強い。
台風の影響ですなぁ。
道東の石北峠では、吹雪だそうだ、ひぇ~
一方、わが羊蹄山ろくはというと、大きな被害はないようじゃ。
本州でも大きな被害が予想されましたけど、大惨事ってこともなくて、いがった。
とはいえ、中には被害にあわれた皆さまもいらっしゃるわけで、お見舞いを申し上げますです。
さて、
先日、「行政刷新会議」のキモは、片山前鳥取県知事、稲盛京セラ名誉会長、キッコーマン茂木会長と書いたけど、どうやらキモのキモというのが、事務局長で構想日本代表の「加藤秀樹さん」らしいとわかった。
この「構想日本」というのは、政策提言機関とか申す、聞きなれない団体なのじゃ。
構想日本は、独立、非営利のシンクタンクだそうだ。
どんな仕事をしておるかというと、自治体なんかの「事業仕分け」だそうだ。
事業仕分けといわれても、よくわからん。
どうやら、各自治体の予算項目について、短時間に仕分けを行うらしい。
行政の役割を示したり、事業そのものを必要か不必要か判断をするらしい。
結果、このまま続けてよい仕事の比率が、都道府県で約6割、市では約7割しかないのだそうだ。
残りの仕事は不要、ムダだった、てことだ。
ようするに行政には、かなりのムダがあるけれど、これを見つけ出して、即刻排除するのが、「構想日本」の仕事らしい。
これまでなら、あっちの利害関係者、こっちの利害関係者に話を聞いて、にっちもさっちも行かなくなって、結果的には見てみないふりするのがお役所だった。
で、最終的には先送りして、なんにも変わらず!!なのでござった。
ところが構想日本は、ある事業を継続するかしないか、地方自治体の場合1事業につきわずか30分で、判断しちゃうのだそうだ。
まずは、役場職員が事業について5分間説明する。
ついで質疑、論議が20分。
評価が5分、解説1分で今後その事業を継続するかしないか決めちゃうのだそうだ。
即断即決とはまさにこのこと。
こうしてお役所のムダが、第3者の手で評価される。
無用なものは排除され、役所が効率化するというまことにけっこうな仕組みなのじゃ。
なんだか国のムダがジャンジャンあぶり出されて、ドンドコお金が捻出できそうな気がいたしまする。
「必殺!!仕分け人」に大いに期待が集まるのじゃ。
ムダばかりでどもこもならん、と思っておったニッポン国、知恵者のおかげで、すっかり明るい希望が見えてきましたです。
ところで、きのうは政治的な大事件がござった。
テレビも新聞も扱いは小さいけど、自民党の命脈が尽きることになかねない事態なのじゃ。
この10年、自民党と連立を組んできた公明党が、今回の参院選の補選で「自主投票」をこっそり言っておるそうな。
つまり、10年続いた自民党との連立はとりあえず解消するってことなのじゃ。
ありゃりゃぁ、この時点でもう自民党の勝ち目は消えました。
なんだかんだで、公明党の支援なくして自民党政権は存在し得なかったわけで、支援がなくなるって事は、このままでは、政権復帰など、まるきり無理。
2大政党制のもう一方がこの惨状ではどもこもならん。
こうなった以上、自民党はなるべく早く解党して、しっかり保守の旗を掲げた新党で民主党に対抗するしかないだろうと思うけどなぁ。
補選の惨敗は必至の自民党、なんだかなぁ…