おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大飯原発、再稼動へ、コンニャロー!!

2012年04月14日 | Weblog

午前6時の気温は、マイナス7度とキンキンに冷え込んでおりまする。

昨夜は、今年初めてストーブに火の気がありませんでした。そんなことなもんだから、朝は寒くて目覚めたのじゃ。

気温だけみれば、真冬に逆戻りですけれど、きのう日中はぽかぽか陽気。プラス10度は楽に超えてましたです。

で、おぢとハニーさんは突如思いつき、町内の清掃作業をしたのでござる。

町内会長とはずいぶん偉そうなおぢですけど、実態はご近所のお年寄り(おぢよりさらに年寄りばっかの限界集落)の下僕なのじゃ。

大きなビニール袋と火箸を持って、約2時間、あちらこちら、ご近所の道路沿いを清掃したのでござる。

回収したごみの量は、ビニール袋3つ。割れたガラスがビニール袋に入れられたまま、捨てられておったり。ったく!!もうでござった。

結果、ハニーさんと二人、けっこう楽しかったりもしましたです。陽気はたいそうよろしいし、日当たりの良いところには、福寿草が咲いておったり。ご近所のじーさんと世間話をしたり。

車で通りがかった外国人は、ゴミ拾いの我々に敬意を表してくれたり。良いことをすると、何とも気持ちがよろしいです。っていうか、春の清掃作業、当たり前か…

さて、きのうの閣僚会議、とうとう大飯原発の再稼動決定したのだそうな。安全性は丸きり無視、原発稼動を政治で判断するとんでもない所業でござる。

閣僚会議に出席する野田どじょうの顔、完全に悪人面ですなぁ。「わたし、悪いこと、狡いことします」と顔に書いてある。

まんざら恥を知らないわけでは、ないのです。恥でもなんでも、官僚の言いなりで総理の座に執着したいのか。クズじゃね。

そんな昨夜、東大名誉教授でストレステスト意見聴取会委員の井野博満さんって方が、金属工学の立場から講演するというので聞いてまいりましたです。

話がつまんなくて、眠いこと、眠いこと。東大の先生、浮世離れしておりまする。原発ってことで言えば、ほぼ素人なわけで2時間の退屈な話は辛かったです。

ただし、興味深かったことも、ちょいとだけ、ありましたです。ストレステストの意見聴取会の委員というのは10人いて、そのうち8人が再稼働賛成派もしくは賛成とみられるお方だということ。

反対派はこの井野さんともうひとりの計2人。そして8人のうち6人が、どうやら電力業界から金を貰っておるらしい。

それなのに、ああそれなのに保安院は「大学への寄付金であって、個人宛ではないから問題ない」としておるそうな。

ところがここに実は抜け道があるのだそうな。電力業界から一旦各大学に入った金は、その後「委任経理金」という名目で、大学が教授たちに、その金の経理業務を委任するのだそうな。

なんのことはない、あっという間にその教授が自由に使える金に化けるのでござる。保安院が「大学に入るから問題ない」とは、なんのこっちゃい。カラクリなどとも呼べない呆れた実態だそうな。

でもって、そのストレステスト意見聴取会の委員に、北大教授の奈良林直という教授がいるそうな。

この先生、元東芝の社員。フクシマ事故の前は「日本ではチェルノブイリのような事故は起きない」とのたまっておった方だそうな。

さらに、プルトニウムは「塩」と大差ないとTVで述べたとか。プルトニウムと塩が同じって、どうよ?

たぶん、「大量に塩を摂取すると、あれこれ病気になる。プルトニウムも一緒です」ってことだろうと想像しますけど、いかにも乱暴じゃ。

で、この奈良林さん、原子燃料工業と日本原子力発電から計150万円を受け取っておるそうな。原子力ムラ、健在でござる。

ということで、ストレステストの実態は、単なる茶番。呆れましたなぁ…

呆れたついでですけど、北朝鮮ミサイルの発射情報も、ニッポン政府は凄かったねぇ。7時40分には防衛相に発射情報は入っていたそうだけど、8時過ぎに確認していないと発表しておる。

韓国YTNテレビは7時50分に速報だそうな。

これがもしニッポンに落下、爆発したら、政府はなんていうのかねぇ。人が大勢死んでも、建物が燃えてても、ダブルチェックしてるから「ミサイルは確認してない」って、言うんだろか。

テポドンが飛んで来そうなら、韓国のラジオ放送聞いてないと、命が危ない。ハングル覚えないとヤバイよぉ!!

ひとつしかない命を守るのに、韓国のラジオで、アンニョン ハシムニカじゃ、わけわからんですってば!!