午前6時の気温は零度。
段々寒さにも慣れてきたのでしょうか、外に出てもさほど寒さを感じません。
そういえば、隣りにある旧友別荘に、沖縄の一家が冬の間、しばらく宿泊しておったことがありました。
沖縄に帰るという日だったでしょうか? とても寒い日でした。
子どもふたりが、外で寒そうにしていたところへ「きょうは寒いねぇ、マイナス20度だ!!」とおぢが言ったとたんです。
子どもたち、ワンワン泣き出した。
「マイナス20度」に反応したのです。それまでは、なんちゅうことなかったのにねぇ。
気持ちの持ち様というか、気分の問題というか、なんなのでしょう。
冬は日中の気温が20度程度と知ってる沖縄の子どもにとって、マイナス20度は衝撃だったか?
人の心の中というのは、なかなか推し量ることができないものです。
園遊会で天皇に手紙を渡した山本太郎の気持ちも、よくわかりません。
おぢの大嫌いな小泉純一郎ですが、どうやら脱原発を国民運動にしようと企んでおるらしい。
おぢにはこっちの方がシクッっとくる。
山本太郎の行動、脱原発に水を差さすことにならないとよいのですが、と心配にもなるのでした。
さて、
きのうの新聞によれば、電力6社は12月に電気料金を値下げするそうな。
石炭とLNGの価格が下がったためだという。
まことにけっこうなことでござる。
ところがギッチョン、我が北海道電力と北陸電力はというと、料金の値上げだそうな。
他の電力会社が「比較的安い天然ガス」による発電も併用しておるのに対し、北電は原発に頼りきり。
火力発電は石油と石炭で、LNGや天然ガスによる発電施設がさっぱりないために、こうなった。
「安定供給」が最も大切な使命であるはずの電力会社にとって、発電システムを多様化するのは、リスク回避の基本ではないのかね?
石炭、LNG、水力など多様化した燃料で発電するのが当たり前田のクラッカーじゃん。
自身の経営の怠慢を放置しておいて、値上げするとはなんじゃらほい!!
「泊原発が動かないから更なる値上げ」だと言われても、そりゃ「あんた方の経営努力が足りなかったため」じゃんか。
電力会社が「地域独占企業」だからこうなる。
ローソンの近くにセブンイレブンや、セイコーマートがあるから、サービスが良くなり、不当な価格にもならんのです。
競合する電力会社が近くにあったなら、安易に値上げなんかできませんってば!!
世間の会社が常に経費をどう削減するか、汲々としておるというのに、電力会社は総括原価方式はなもんだから、「経費の増加は利益の増加」という、まことに妙なことになっておる。
だから業者から購入するあれやこれやの品物や設備は、一般価格の2割増しのいわば「言い値」。
取引しておる会社にとって電力会社は、どこもお得意様。
お得意様の悪口なんかけっして言いませんから、脱原発どころか、原発推進となる。
カネと票をくれるから自民党も民主党も、電力会社にべったりじゃ。
これを支えるのが、総括原価方式で作り上げた「合法的な裏金」だから余計に腹が立つ。
そうやって、電力会社にひれ伏す業者や議員を増やしてきた。
総括原価方式を止めるだけで、電気料金はすんなり2割下がる。
って、こりゃ法律の改正が必要か!!
北電は、まず「ガス発電設備」を整えるべきではないのかね。
ロシアからパイプラインで天然ガスを輸入する計画もある。
「泊が止まっているから値上げ」では理屈が通りません!!
経営の怠慢が招いた赤字なのです、消費者が負担を強いられるって、どうよこれ???