おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

第3の矢、どうなのよ???

2013年11月07日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス6度。雨上がりであたりは深い霧に覆われてます。

昨夜は12時過ぎにとんでもない土砂降りとなり、おまけに雷がごろごろ、ごろごろ鳴るもんだから、すっかり目が覚めてしまいましたです。

ここ数年の雨ときたら、怖いほどの土砂降りになる。

あちこちで土砂崩れが起きるのも、ムリないです。

町の広報誌によると、どうやら我が家の周辺にもようやく防災ラジオが配布されるとか。

ここらあたりのどの町村にも、こういうラジオが何十年も前からあるんだけど、なんでこの町にはないんだろと思ってましたけどね。

こと災害情報に関しては、こんな田舎町の中でもさらに情報過疎地になってました。

だけど、それがようやく解消するらしいです。

とはいえ、大島の役場じゃないけど、緊急放送をするはずの役場職員が、ちゃんと仕事してくれないと、「意味ないじゃん!」って話でもござる。

ニッポンの気候、かつてとは大きく変わってしまっているわけで、我が家でも万が一に備えて、独自に逃げる算段をしておくことにいたしました。

役場に頼っていては、手遅れってことになりかねない。

自分の命は自分で守らないとね!!

さて、

TPP交渉でござる。

日刊ゲンダイによると、どうやら我がニッポン国、完敗なのだとか。

TPP参加の最大にして、唯一と見られておったメリットが、いきなりアジャパーだというのです。

TPPに参加することで、日本車にかかっていた関税はゼロになり、トヨタや日産などなどニッポン経済を支える自動車メーカーに大メリットをもたらすはずだった。

ところがギッチョン、これがこの先20年もの間、撤廃されないというから口あんぐりだ。

さらに、アメリカは軽自動車の廃止をもくろんでおるらしく、国内でもすでに軽自動車の税金を引き上げる方向だ。

公共交通機関が貧弱な田舎では、クルマはひとり1台が必須。

そこで税金の安い軽自動車なんだけど、こんなことではたいした困る。

自動車の関税が20年先まで残るってことなら、TPPはニッポン国にとって何のメリットもないんでないの?

自動車の輸出にメリットが無くて、アメリカから添加物ごっちゃりの怪しい食品が、ノーズロ(懐かしい言葉です)で入ってくるんだもなぁ。

ちなみにノーズロとは、おぢが子どものころに大人が使ってた言葉。

ノーズローズ、つまりはズロース穿いてないってこと。いまならノーパンか? それも古いか???

そんな中、ダボス会議の創設者が、日本外国特派員協会で「第3の矢に世界が注目している」と述べたとか。

たいした期待されてもねぇ。

薬のネット販売すら「規制でがんじがらめ」じゃん!!

今回「99・8%の品目のインターネット販売を解禁する」といっても、なんとか既得権益者を守りたい厚労省は「安全」をタテに肝心なところの規制を継続したいらしい。

薬剤師が売るから安全で、ネットだと安全でないって論理が分かりません。

薬剤師を騙して薬を買う人はいるだろうしね。

それより過疎地なんか、ネットでどんな薬でも買えた方がメリットが大きい。

そもそも規制緩和は、官僚さまと業界団体という抵抗勢力、既得権益者との戦いでござる。

第一ラウンドの薬のインターネット販売がこの体たらくだと、電力その他の改革も雲行きが怪しい。

カジノだって、トットと解禁してはどうかね。

お子ちゃま社会なら、あれこれ禁止も結構だけど、そろそろ成熟社会のニッポン国、ギャンブルは自己責任ではないのかね。

しかも、パチンコなんてどっからどうみても事実上のギャンブル、競馬だって公営のギャンブルだ。

あれがよくてこれがダメって話がよくわかりませんのです。

こんな調子では「第3の矢」は予想通りムニャムニャでござる。

ダボス会議創設者のクラウス・シュワブさん、期待に沿えずスマンこってす!!

ってそんなことでは、ニッポンが再浮上いたしませんけど、いいのかこんなんで???

ってことで、おぢのボヤキは続くのでござる。

スマンね!!