午前6時の気温はプラス3度。しらしらと夜が明けてきましたです。
天気予報によると、きょう日中のお天気は小雨らしい。
雪はきのうもけっこう融けましたゆえ、根雪にはなりそうもありません。
あれこれ、冬支度が残っておりますゆえ、少しホッとしたりもしておるのです。
ところで、園遊会の席上、天皇陛下に手紙を手渡すという、礼を失した行動に出た参議院議員の山本太郎。
このアンポンタンに、刃物が入った封筒が届いたことを新聞で知った陛下は「心配されていた」そうな。
右翼に刺されでもしたら、かわいそうだと思ったのかもしれませぬ。
「優しい御心」をお持ちなのです。
話は変わりますが、日経新聞ネット版に掲載されておったのですが「膵臓がん、唾液で早期発見 来年にも検査キット」だとか。
おぢの母親はすい臓がんでござった。
すい臓がんは強烈な痛みがあって、痛みを感じたときは、たいていが手遅れ。
いきなり「余命半年」みたいな怖い病気なのでござる。
母親の場合は、胸にペタッと張り付ける「痛み止め」が効果を発揮し、痛みを感じることはほとんどありませんでした。
ですが、治療は困難という判断なのでした。
母親の場合、がんの増殖によって、すい液が流れにくくなっておったのですが、これだけは解決できるってことで手術をいたしました。
ステントという管を挿入する延命策でした。
この対症療法が功を奏しましたが、結局、手術後約1年で亡くなっております。
場所的にも発見しにくく、見つかった時点では手遅れというのが、すい臓がんの困ったところ。
これが検査キットでわかるなら、まことに結構でござる。
さて、
小泉元総理やら、細川元総理が「原発ゼロを目指すべき」と述べて、脱原発へ向けて国民世論が盛り上がってきております。
まことにけっこう。
安倍総理にも「原発ゼロ」を決断していただきたいものでござる。
肝は「原発ゼロを目指せば、それこそがアベノミクス第3の矢に直結する」ってところ。
原発ゼロと総理が言えば、新エネルギーを開発しようという機運が一気に盛り上がる。
さっぱりインパクトの無い第3の矢ですけど、「原発ゼロで新エネルギー創出」なら、こりゃ元気も出れば、活気も出る。
いまや「古くて危険な技術」と化した原発から、燃料電池など水素燃料を利用した自動車その他の開発が急速に熱を帯びてくる。
ここはニッポンのエネルギー構造の大転換に向けて、原発ゼロへ大きく踏み出すのが最善の経済対策、アベノミクス第3の矢にふさわしい。
これは世界の投資家にも大きくアピールできるし、株にも好影響じゃ。
放射能汚染水はダダ漏れ、水も空気も汚し、しかも汚いカネにまみれたドロドロの原発は、もうゼロでいいんでないの?
それよりは、新技術の開発という希望に溢れた、しかもクリーンなエネルギーは資源小国ニッポンに光明をもたらすのではないのかね。
アベノミクス第3の矢の「決定打」こそ、原発ゼロだと、申しておきましょう。