おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

籾井会長でどうなるNHK

2014年02月01日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス9度。風がまだあるようで、積雪はきのうから今朝にかけて20センチほどもあるでしょうか。

天気はきのうの大荒れをまだ引きずっているようで、いまもあまりよろしくないことになっておる。

厳しい冬ですが、冬型の気圧配置もきょうは次第に緩むのだそうです。

いまはとってもそんな風になると思えませんけど…

ところで、

きのう籾井さんの国会答弁をラジオで聞いておりました。

原口博一さん、弁護士ってことで、どう追求するか聞いておりましたけど、なかなかよろしかった。

籾井さん、いかにアホバカか、よ~く判ったのです。

ご本人は「会見に不慣れだ」と申しておりましたけど、それ以前に公共放送のトップとしての資質がまるでない。

なんといっても、記者会見は「NHK会長の就任会見」として設定されたもの。

公平中立を旨とするNHKの会長として会見に出てきたわけですから、私見もなにも会長のお言葉そのものなのです。

そこで、特定機密法については「いちおう通っちゃったのですから、もう言ってもしょうがない」だも。

自民党の広報担当ならそれでよろしいか知らんけど、放送法には「特に意見が対立している問題についてできるだけ多くの角度から論点を明らかにする」とあるわけで、何おかいわんやってことなのだ。

籾井のタコスケ、いきなり放送法違反なのでござる。

加えて総理の靖国参拝については「どうだこうだというつもりもないですよ。ただ淡々と総理は靖国参拝されましたというだけでしょ。ピリオドでしょ」とのたまった。

放送法では「不偏不党、公平公正、表現の自由などの原則を守って放送する」とあるわけで、そんなもんはピリオドでもなんでもない。

天皇陛下のように、A級戦犯を宮司が勝手に靖国神社に祀ってからというもの、参拝を止めた方もおる。決定的に意見の分かれる問題なのじゃ。

公平公正であるべきNHKよ、どこへ行ったの、って話なのじゃ。

これは右とか左とかいう問題ではありません。NHKは公平公正な放送を目指すということ。

夕方7時のニュースなど、おぢに言わせりゃ、いまでも「政府広報」並み。

批判精神がさっぱり欠如しておるんじゃないかと思うけど、こういう人が会長なら、さらに政権にすり寄った放送になるんだろう。

極めつけは「政府が右といっているものを我々が左というわけにはいかない」との発言じゃ。

NHKを政府広報とでも思っているらしい。

ニッポン国の民主主義は危ういです。どもこもなりませんなぁ。

さて、

新興国通貨が安くなったり、欧米の株安などを理由にして、円高が進んでおりまする。

一時1米ドル=105円台まで進んだ円安ですが、現在は102円台。

去年10月の97円台から一気に円安が進んでおりましたから、一服するのも当たり前田のクラッカーでしょう。

とはいえ、基本的には円安の流れは当面止まらないのだそうな。

行きつ戻りつしながら、1米ドル=110円を目指すことになるとか。ニッポンの企業が潤い、株が上がるのならそれもよいことなのでしょう。

だけど、穀物、原油など生活に関わる輸入品が高くなるのが、玉にキズだとは思いますがね。

その円高もあって、ニッポンの株価も調整中でござる。

1月に底を打つというのが、どうやら定説になっておりますが、どうだろか?

「山高ければ、谷深し」と申すそうですから、株価の調整も長引くのかもしれませぬ。ヘタの横好きゆえ、さっぱり儲からないおぢでござる。

儲からないのは、欲深いから、と最近自分の愚かさにも気付いた62歳でござる。

いまだ、未熟なのでござる、スマンね!!