午前6時の気温はマイナス22度。キンキンに冷えておりまする。
風もなく、雪もなく、静まり返った朝でして、この冬一番の寒さなのでござる。
厳しい冬ですなぁ。
そんなことで先ほどからガンガンストーブを燃やしておるのですが、なかなか追いつかない。
どうやら煙突が詰まって来たらしく、それで燃えにくいような…
暖かい日を見計らって煙突掃除をしなきゃならんところですが、マイナス22度だも、さっぱりあきまへん。
参ったなぁ、、、
そんなこんなの今日この頃、札幌では雪まつりの真っ最中で、ロシアではソチ五輪が始まったとか。
なのに昨夜は午後10時にいつものように就寝いたしましたです。そんなことで、五輪の開会式は観ておりませぬ。
録画だけはしておいたので後日、ゆっくり観ることに。
今回の五輪は中高年の星、ジャンプの葛西選手やらフィギュア羽生あんちゃん、これに刺激されていい感じの浅田真央ちゃんと、話題もごっちゃり。
メダルへの期待もあってまことに楽しみでござる。しかも冬季五輪といえば、中心は我が北海道の選手でござる。
ここんとこは、佐村河内守さんの、ぐだぐだを見てすっかり気分が悪い。
それゆえ、ここはやっぱスカッと爽やかなスポーツでしょ!!
ってことで、しばらくお楽しみが続く気配で、TVから目が離せません。
さて、
作家でNHK経営委員の百田尚樹氏の発言が波紋を呼んでおる。
都知事選で田母神候補の応援に立ち、米軍による原爆投下や東京大空襲を批判して「東京裁判は大虐殺をごまかすための裁判だった」と述べたのだそうな。
そもそもNHK経営委員が特定候補の応援をするってどうなのよ?
経営委員の肩書がないなら何をしようと、何を言おうと、そりゃ言論の自由でござる。
ここはNHK経営委員を辞してから、応援演説でも何でもするべきではないのかね。
今回の発言にアメリカ国務省の報道官は「不合理な示唆だ。日本の責任ある立場の人々は地域の緊張を高めるようなコメントを避けることを望む」としたそうな。
そりゃ確かに原爆投下も、東京大空襲も、一般住民を大量に殺戮したわけで、アメリカの罪はまことに重い。
しかし、百田さんは極東裁判で死刑判決を受けたA級戦犯に罪はないとでもいうのかね?
230万人に及ぶニッポンの兵隊が亡くなって、しかもその半数以上は餓死というとんでもないデタラメをしでかした旧日本軍の幹部には、死をもって償うべき責任があるのではないのかね。
しかも百田氏の発言は、いま緊張の糸がビンビンに張りつめてきておる中国、韓国との関係にも影響を与えかねない困った発言じゃ。
「永遠のゼロ」はたいしたいい小説で、しっかり読ませていただきましたけど、それとこれとは話が別じゃ。
ついでながら、NHKの経営委員には、もう一人とんでもないお方が選ばれておるのだとか。
埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏(67)だ。
先月6日付の産経新聞のコラムでは「女性の一番大切な仕事は子供を生み育てることなのだから、外に出てバリバリ働くよりそちらを優先しよう」とすっかり戦前の懐古趣味。
おまけに右翼、野村秋介氏が朝日新聞社で拳銃自殺したことを礼賛する始末。
どいつもこいつも、「安倍総理のお友だち」だそうな。
しかも長谷川さんは以下のように書いておったとか。
野村氏の行為によって「わが国の今上陛下はふたたび現御神(あきつみかみ)となられた」だと。
呆れてものが言えませぬ。
我がニッポン国の憲法では、天皇は「象徴」でござる。昭和8年生まれの今上天皇もこれを聞いたら呆れます。
すっかり戦前思想の持ち主が、公平中立を旨とするNHK経営委員にふたりもいるのでござる。
でもって、会長は籾井だ。
近来まれに見る異常事態でござる。
このまま安倍とそのお友だちを放置しておいては、ヤバいことになると思う。
都知事選も細川・小泉とも総理連合、苦戦だそうな。
いまのうちになんとかしないと、この国はホント抜き差しならないところに追い詰められるのではないかと、心底心配になる今日この頃でござる。