おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

敵に塩ならぬ「敵に板」

2014年02月14日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス10度。雪がちらちら舞っております。

昨夜から今朝にかけて、久々に積雪がありましたが、わずか5センチ程度と、ご当地の場合、降ったのか降らないのかわかんない程度でござる。

雪はふあふあサラサラでござる。

TVニュースによると、東京23区はきょうも雪だそうだ。

ご当地と同じく5センチの積雪で、気象庁は交通機関の乱れや路面凍結に注意するよう呼びかけておるとか。

そういえば、きのうも東京では長靴が売れに売れておるのだそうな。

そもそも長靴がない冬の生活など考えられない、こちら山暮らしとしては、「東京モンは長靴のひとつも持ってないのか?」と大笑いなのでござる。

「真冬の直下型大震災」もありえる東京ですので、長靴のひとつぐらいは用意しておくのがよろしいかと思いますけどね。

それにしてもNHK会長の籾井さんというお方、どもこもならんです。

きのう行われた2回目の記者会見でも「事務方」が大活躍。メモを出したり、助け舟を出したり、およそ天下のNHKさまの会長とは思えぬ所業でござる。

このあたり、東京新聞が詳しく伝えておる。

それもこれも、安倍総理が「極右のお友だち」を会長にねじ込んだため。

公平中立、できればイギリスのBBCみたいに、世界中から信頼される「公共放送」でありたいNHKの現場職員としては、まことに厄介なお荷物を抱え込んだものでござる。

一方、米国務省から都知事選での発言を「不合理な示唆だ。日本の責任ある立場の人々は地域の緊張を高めるようなコメントを避けることを望む」と言われてもうたNHK経営委員の百田氏。

「海賊といわれた男」が100万部突破したそうで、ご同慶の至りではありますが、同氏は自身のツイッターに「百田尚樹を国会に呼び出せよ! びっくりするようなこと、いっぱいしゃべってやるから」と意気軒昂でござる。

ではありますが、NHK経営委員にはまったくもって不向きなお方なのじゃ。

経営委員に4人、そして会長にも極右をねじ込んだ安倍晋三、ニッポン国にはふさわしくない、著しくバランスを欠いた総理と申しておきましょう。

ところで、

つい先ほど、今回の五輪で敵に塩、ならぬ板を贈るいい話を、TV朝日で放送しておりましたです。

ロシアのノルディッククロスカントリー選手が、競技中に転倒しスキー板を折ってしまった。

走るとさらにスキー板はバラバラに。

そこへカナダのコーチが新しい板を持ってきて、彼のスキー靴に装着。競技を続行したのだそうです。

これには、後日談があって、かつてカナダの選手が別の五輪で競技中にポールが折れてしまった。

そこへ新しいポールを差し出したのが、ノルウェーのコーチだったのだそうだ。

こうしたアマチュア精神、スポーツマンシップが受け継がれる五輪、なんとも素晴らしい。

それに引き替え、

公平中立を旨とするNHKにあって、極右発言連発の籾井会長に作家の百田、埼玉大長谷川三千子の皆々さまの恥知らずぶりにホトホト呆れるきょうこのごろでござる。