おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「検査体制の不備」が招いた感染者100人超えの東京

2020年07月03日 | Weblog

寝坊して、すでに午前7時を回っております。

お天気は今日もどんよりした曇り空。

ただいまの気温16度で無風だ。

予報によると、きょうは雨も降らずだんだんいいお天気になりそうです。

雨とジメジメした湿気には、もう、うんざり。

きょう日中の最高気温は25度の予想で少しホッとしております。

さて、

首都東京の感染者数がきのう100人を超えた。

東京新聞電子版は「感染者数が100人を超えるのは、2カ月ぶりで、5月25日の緊急事態宣言解除後では最多」と伝えておる。

小池知事は「感染拡大要警戒の段階」と申しております。

「要警戒の段階」って、なにをどうするのかが、さっぱりわかりません。

きのう107人のうち62人が接待を伴う飲食店の客や従業員だ。

さらに20代、30代が7割を占めるという。

多くが飲食店の客と従業員、そして若者ってことで、そこはなんとか対処のしようもある。

だけど、残りの「感染経路が不明・調査中」が45人にものぼって、これがヤバい。

クラスターはなんとか潰せても、経路不明者が感染拡大に拍車をかける。

小池さんも「今後、高齢者層など急速に感染者数が増加する可能性も否定できない」と強調したそうだ。

どっからどうみても「第2波の到来」だ。

安倍官邸も100人超えというのに、反応は冷淡だ。

菅義偉官房長官も「再び緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない。医療体制も問題ない」とした。

ようするに「経済優先」ゆえ、緊急事態宣言に慎重だそうな。

「ふ~ん」って感じです。

ですが100人を超える感染者が出たのは、「検査」が十分ではないからだ。

徹底した検査体制をこれまでに整えておれば、感染拡大などなかった。

国民は安心することができないから、当たり前だけど不安になる。

だからこそ、徹底した検査で国民に安心感を与えるのが大切だ。

さすれば経済も回り出す。

東京都民全員のPCR検査は不可能か?

中国では都市住民をまるごと検査しておるじゃん。

「中国にできることがニッポンでできないわけがない」などと思うおぢは変かね?

100万人単位、200万人単位の検査は中国はできるけど、ニッポン国ではムリなのか?

経済はしっかり回さないと国民生活が立ち行かない。

ですから、「感染拡大を阻止」して「経済を回す」ってことで、両立させねばならん。

そのためには、しつこいけど21世紀は「検査、検査、検査」なのだ。

100年前のように引き籠るだけでは、経済は破綻する。

このままでは東京都の医療崩壊も目前に迫る。

コロナウイルスをばら撒いて歩く「無症状感染者」を完全に「隔離」しないと感染拡大は阻止できない。

一番危険な無症状感染者をあぶり出すためには検査を徹底するしかない。

感染者100人超えは、都や国の無為無策が招いたこと。

このままでは、東京とその周辺の感染者はじゃんじゃん増えること間違いなし!! と申しておきましょう。