おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

空気感染でも進めるなら「GOTO…」はいよいよ「コロナばら撒きキャンペーン」

2020年07月13日 | Weblog

ちょうど午前5時です。

気温はプラス15度、あたりは朝霧に覆われております。

予報ではきょうは曇り時々雨のお天気、日中の最高気温は22度だそう。

さて、

新型コロナウイルスに関してまたまた新しい事実がわかってきた。

これまでは飛沫による感染か、手にウイルスが付き、そこから口などを通じて体内に入る接触感染が主な感染経路とされてきた。

ところがここにきて、空気感染を「排除できない」とWHOが見解を示したそうだ。

朝日新聞電子版によると、空気感染とは、合唱の練習、レストラン、フィットネスジムなどの場所で「混雑して換気が悪いなどの特定の室内環境で、感染者と長時間一緒にいた場合」に起きるという。

各国の専門家が6日に公開書簡を発表し、飛沫が微細になると長く空気中を漂って遠くへ運ばれると指摘しておるそうだ。

「空気中を漂って遠くに運ばれる」って、なんだかヤバい感じがします。

近くはもちろん、人と遠く離れていてもマスクが必要ってことになるのか?

アメリカ・ニューズウイークの電子版も、「空気感染を防ぐ措置を講じる必要がある」とした科学者たちの声を伝えておる。

ミネソタ大学感染症研究政策センターの研究コンサルタント、リサ・ブロソーさんはこう述べておるとか。

「2メートルは、確かな科学的根拠に基づく数字ではない。きわめて古いデータに基づく経験則だ」

「咳やくしゃみは、2メートルをはるかに超えて飛散する。小さな粒子も同じで、空気の流れに乗っている場合はなおさらだ」

2メートルの距離は単なる経験則で科学的根拠でもなんでもなかったの?

密を避けるために「2メートルの距離を取りましょう」とこぞって申しておったのに、科学的じゃないのかい!?

さらに「空気の流れに乗っている」から始末に悪い。

にわかに空気感染の可能性が出てきたコロナウイルス、一筋縄でいかない印象だ。

そんな中、東京では「劇場クラスター」だそうな。

きのうの日テレ「真相報道バンキシャ!」」が伝えておる。

真相報道を謳いながら、「河井夫妻の逮捕」という「真相」をまったく報じない、おかしな番組でもある。

ではありますが、新宿の小劇場でのクラスター発生は詳しく伝えておりました。

「THE★JINRO―イケメン人狼アイドルは誰だ!!―」の公演だと毎日新聞電子版は伝えた。

会場では、座席の間隔を空けたり、サーモグラフィーで検温したりするなどの感染防止対策を取っていたそうだ。

でも出演者や観客14人の感染が発生したという。

空気感染かねぇ~

なのに西村康稔経済再生担当相は「GOTO…」を予定通り進めるときのうの定例記者会見で発表したそうだ。

ただし「注意して進める」そうだ。

そうですか、「注意して進める」ふと、いいような気にもなってくる。

だけどさぁ~、よく考えたら「だれが、なにを、どうやって注意」して「GOTO…」を進めるのかが、さっぱりわかりません。

テキトーなこと言ってもらっては困るのだ。

ことは命にかかわる問題なのだ。

これでいよいよ「コロナばら撒きキャンペーン」が東京発で始まるかと思うと、開いた口がふさがらず、愕然とするニセコのおぢなのでした。

西村さんよ、「バカは休み休みしていただきたい」と申しておきましょう!!