まもなく午前6時。
きょうもどんよりしたお天気、気温はプラス7度だ。
きょう一日こんなお天気で、最高気温は16度になるそうです。
雪解けが順調に進んでおりまする…
写真はお向かいの香港在住イギリス人の豪邸だ。
さて、
故安倍元総理の“腹心の友”だった、加計孝太郎さんが理事長をつとめる加計学園だ。
ここが運営する千葉科学大が、千葉県銚子市に公立化を求めているとの記事を毎日新聞電子版が掲載した。
加計学園は「地域活性化の役割を果たすために公立化が必要」だというのだ。
公立化が実現しない場合は「撤退を考えなければならない」とか。
銚子市を脅しているようにも感じるのはおぢだけか???
実はこの問題、去年11月に日刊ゲンダイが記事を掲載していて、当ブログも取り上げた。
日刊ゲンダイは6年前に、千葉科学大の経営状況を不安視し、質問状を送っていたが、加計学園は「全く根拠のないもの」と完全否定していたそうだ。
ところが、ここにきて経営不安で撤退も視野というのだ。
いやはや…
銚子市は、千葉科学大の開校の際に、キャンパス用に約10ヘクタールの市有地を無償貸与している。
さらに「建設費として計約77億5000万円を一般会計から助成した」という。
これを世間では「おんぶにだっこ」と申します。
だけど経営がうまくいかないので「公立化してくれ」と泣きついたのだ。
しかも、公立化できないなら「撤退を考える」というからヤクザ並みの脅しだ。
こうなったのは、「少子化などの影響で08年度ごろから定員割れ」で「大学の収支が7年連続で赤字」だからだそうな。
あれこれ補助金出してもらって大学を設立したのはいいけれど、見通しが甘くてこうなったんじゃないのかね?
ヒデー話だと思う。
ここで思い出すのは、2018年に開学した「加計学園」の獣医学部だ。
四国に獣医学部ができるのは初めてだと大騒ぎ。
しかも当時、「総理のご意向」などと記された文書があって「国家戦略特区を活用」して開学した。
すったもんだの末に開学したけど、去年、開設以来初の新卒者114人が受験し合格率は67.5%だったとか。
当初、加計学園獣医学部は、「岩盤規制の突破」がウリで、極めつけは安倍さんが「新薬の開発などの先端ライフサイエンス研究の推進」を謳ったのだ。
ライフサイエンス研究はさっぱり、でもって合格率は67.5%だ。
銚子市では、10ヘクタールの土地に加えて77億円の公費をふんだくったけど、見通しなくてトンずらしようとしているのだ。
銚子市の77億円あれば、子どもたちの給食費の無償とか、高校までの学費無料化、おむつ代まで出せたと思う。
加計孝太郎さんよ、ふざけるな!!
国民を舐めてもらっては困ります!! って話です。