午前5時40分、晴れのGW初日です。
ですがもやがかかっているので、これはどうやら黄砂。
気温はプラス7度で最高気温22度の予想だ。
「春爛漫」ってことらしい…
さて、
けさの毎日新聞電子版は、「円安進み、一時1ドル158円台 政府・日銀の介入に警戒感高まる」との見出しだ。
ニッポンはゴールデンウイークに突入しており、だから「介入はない」と踏んだ世界の投資家、円売りを加速させております。
舐められたもんです。
でもって、政府・日銀が介入したら、そこで売った円を買い戻して、手じまい、利益を得る。
政府・日銀相手の「円売り」は、お金持ちにはあまりに儲けやすい投資だ。
これでは政府・日銀も手の施しようがない。
これを解決する方法は、ニッポンが大きく経済成長するしかない。
ですがそんな要素、いまはまるきりない。
ニッポンの高度成長を支えたのは、戦後のベビーブームという人口増だった。
これが反転、少子高齢化で人口減ですから、経済成長するための大前提がすっぽり抜けた。
加えて、大企業のサラリーマン社長はそもそも上のご機嫌取りだけで出世してきたいわば「平目」。
前社長のご機嫌取って新社長になった人。
なので、前社長を否定するような新事業など起こせるわけがない。
ってことで、コストカットにまい進し、円安に助けられて利益が出るもんだから、ニッポン企業は世界から出遅れるに至る。
過日のNHK「プロジェクトX」は世界初のカメラ付携帯をニッポンが発明した、過去の栄光を放送しておりました。
世界初に挑んで輝いたのはいいけど、その後、スマホの登場で、日本製のスマホは駆逐されてしまいました。
世界を席巻するのは、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのいわゆるGAFA。
円安に甘んじて、ぬくぬく儲けてきたニッポン企業なんぞ、屁みたいなもんですわ。
有名な話は、例のお掃除ロボット「ルンバ」が登場した時ですわ。
世界は「おお~!!」となったけど、ニッポンの家電メーカーの技術者は「そんなもんはとっくに開発済みだった」と、そんなもん扱いした。
そうニッポンの家電メーカーの技術者は、とっくにこうした自動掃除機を開発していたと推察される。
ですが、これが社内を通らないのがニッポン企業だ。
上から潰されておジャン。
松下幸之助や本田宗一郎がいたなら、世界を席巻する新製品が登場したけど、平目していて社長になった大企業のサラリーマン社長では画期的な新製品は望めない。
ってことで、衰退ニッポンに歯止めはかかりません。
大丈夫かニッポン国!!