寒々した午前5時半。
気温は零度、きょうは曇りの予報、最高気温は6度に止まるという。
驚いたことに、本州ではいまだ25度以上の夏日の日があるらしい。
北海道はすっかり初冬の趣、季節がちゃんあって「道民でよかった」と思う昨今です。
ところで、
11月14日号の週刊文春はお読みになりましたか?
「デジタル教育で日本人がバカになる!」って記事には驚いた。
デジタル化はいいことづくめかと思っておりましたけど、そうはイカキンだったというお話だ。
なんでもIT先進国のスウェーデンでは、タブレットなどで学力が低下し、紙の復活が叫ばれるようになったというのだ。
紙でメモを取った人たちの脳では、デジタルの場合よりも視覚や記憶、そして言語をつかさどる領域に血流が多くめぐるのだという。
また、ため息(深い呼吸)という視点で紙とスマホを比較すると、紙で本を読んだ方が小テストでの点が高かったという。
スマホで読むとため息が少なくなり、脳に酸素が十分にいかなくなるため、記憶力や理解力に影響を与えるのではないかとされる。
世界5か国の調査では「紙の方が集中できる」が92%だ。
「知識の理解」では紙の学習が有効ってことらしい。
タブレットの場合は、発展的に考えたり自分の意見を表現したり、「自主的に学ぶスタイル」するのに向いているのだそう。
だけど、紙の教科書をすべて捨てる必要はなく、バランスが重要だとも。
この記事は連載になるそうです。
国際的な学力が相対的に低下したニッポン国ゆえ、ニッポン人がこれ以上バカになるは「勘弁してよ」って話なのだ。
資源もなけりゃ高齢化も進むニッポン国、学力高めて世界で闘う人材を養成するしかないと思うけど、文科省さん、どうよそのあたり???