まもなく午前6時です。
我が家に設置している温度計はマイナス3度。
今日は曇りのお天気で夕方晴れだそうな。
ところで、
ご当地スキーヤーやスノーボーダーにとっては大きなニュースでござる。
ニセコアンヌプリの各スキー場でパウダースノーを楽しむためには少々メンドイことになる。
2020年のシーズンから「コース外滑走にはビーコンとヘルメットの着用が義務化」されることになったのだ。
読売新聞が伝えておる。
画期的な「新ニセコルール」の登場と申してよいのでしょう。
ビーコンとは雪崩事故で雪に埋もれた際に位置を知らせる小型の発信機で、捜索の際には受信もできるもの。
バックカントリーする際には、安全上必須のビーコンですが、これをコース外滑走とはいえ、スキー場で義務化するから驚いた。
ヘルメットはいまどき、ほぼほぼ100%スキーヤーもボーダーも使っておりますが、ビーコンをスキー場で義務化というのは世界的に例があるのか?
欧米なら、どこで滑ろうと文字通りの「自己責任」、「どこで死のうとご勝手に」って話だろうから、義務化などたぶんない。
20年の冬からこれを義務化することで、仮に雪崩事故が発生しても、多くの人が救われる可能性が高まる。
もっとも、ニセコ山系のスキー場では、早朝ダイナマイトを仕掛けて人工的に雪崩を起こし、しっかり事故を防いでおる。
雪崩の危険があるときはコース外へ出る「ゲートを開けない」こともある。
これまで、こと安全に関してはあれこれ先進的な取り組みをしてきたのがご当地のスキー場なのだ。
ここはおぢも自慢ですワン!!
来シーズンからビーコンを義務化することで発生するデメリットだってある。
外国人やニッポン人の中には「そんなクソみたないルールがあるならニセコになんぞに行かない!!」という方もでるだろう。
スキー場にとってプラスに働くかどうかは少し疑問だ。
それでもあえて義務化したからここは偉いのだ。
問題は、訪日客にビーコンのレンタルをちゃんとしてくれるかどうかぐらいか。
買えば2万円~5万円程度しますから、レンタルで1日いくらになるのか?
いずれにせよ画期的な「新ニセコルール」の登場は、少々メンドイことにはなるけど、スキー場の長期的な安全とイメージアップを考えればとてもいい判断なのだ。
2017年の閣議で「総理夫人は私人」と閣議決定したけど、「桜を見る会」には明恵夫人枠があったのだそうな。
「桜を見る会」は各界で功労のあった人を呼んだのではなかったか?
「桜を見る会は、内閣の公的行事であり、意義あるものと考えている」と10月15日に安倍内閣は閣議決定もした。
公私混同、デタラメを極めるニッポン政府とは一線を画する先進的な取り組みをしておるのがご当地なのだ。
ここは自慢だなぁ~
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