おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大飯原発、再稼動へ、コンニャロー!!

2012年04月14日 | Weblog

午前6時の気温は、マイナス7度とキンキンに冷え込んでおりまする。

昨夜は、今年初めてストーブに火の気がありませんでした。そんなことなもんだから、朝は寒くて目覚めたのじゃ。

気温だけみれば、真冬に逆戻りですけれど、きのう日中はぽかぽか陽気。プラス10度は楽に超えてましたです。

で、おぢとハニーさんは突如思いつき、町内の清掃作業をしたのでござる。

町内会長とはずいぶん偉そうなおぢですけど、実態はご近所のお年寄り(おぢよりさらに年寄りばっかの限界集落)の下僕なのじゃ。

大きなビニール袋と火箸を持って、約2時間、あちらこちら、ご近所の道路沿いを清掃したのでござる。

回収したごみの量は、ビニール袋3つ。割れたガラスがビニール袋に入れられたまま、捨てられておったり。ったく!!もうでござった。

結果、ハニーさんと二人、けっこう楽しかったりもしましたです。陽気はたいそうよろしいし、日当たりの良いところには、福寿草が咲いておったり。ご近所のじーさんと世間話をしたり。

車で通りがかった外国人は、ゴミ拾いの我々に敬意を表してくれたり。良いことをすると、何とも気持ちがよろしいです。っていうか、春の清掃作業、当たり前か…

さて、きのうの閣僚会議、とうとう大飯原発の再稼動決定したのだそうな。安全性は丸きり無視、原発稼動を政治で判断するとんでもない所業でござる。

閣僚会議に出席する野田どじょうの顔、完全に悪人面ですなぁ。「わたし、悪いこと、狡いことします」と顔に書いてある。

まんざら恥を知らないわけでは、ないのです。恥でもなんでも、官僚の言いなりで総理の座に執着したいのか。クズじゃね。

そんな昨夜、東大名誉教授でストレステスト意見聴取会委員の井野博満さんって方が、金属工学の立場から講演するというので聞いてまいりましたです。

話がつまんなくて、眠いこと、眠いこと。東大の先生、浮世離れしておりまする。原発ってことで言えば、ほぼ素人なわけで2時間の退屈な話は辛かったです。

ただし、興味深かったことも、ちょいとだけ、ありましたです。ストレステストの意見聴取会の委員というのは10人いて、そのうち8人が再稼働賛成派もしくは賛成とみられるお方だということ。

反対派はこの井野さんともうひとりの計2人。そして8人のうち6人が、どうやら電力業界から金を貰っておるらしい。

それなのに、ああそれなのに保安院は「大学への寄付金であって、個人宛ではないから問題ない」としておるそうな。

ところがここに実は抜け道があるのだそうな。電力業界から一旦各大学に入った金は、その後「委任経理金」という名目で、大学が教授たちに、その金の経理業務を委任するのだそうな。

なんのことはない、あっという間にその教授が自由に使える金に化けるのでござる。保安院が「大学に入るから問題ない」とは、なんのこっちゃい。カラクリなどとも呼べない呆れた実態だそうな。

でもって、そのストレステスト意見聴取会の委員に、北大教授の奈良林直という教授がいるそうな。

この先生、元東芝の社員。フクシマ事故の前は「日本ではチェルノブイリのような事故は起きない」とのたまっておった方だそうな。

さらに、プルトニウムは「塩」と大差ないとTVで述べたとか。プルトニウムと塩が同じって、どうよ?

たぶん、「大量に塩を摂取すると、あれこれ病気になる。プルトニウムも一緒です」ってことだろうと想像しますけど、いかにも乱暴じゃ。

で、この奈良林さん、原子燃料工業と日本原子力発電から計150万円を受け取っておるそうな。原子力ムラ、健在でござる。

ということで、ストレステストの実態は、単なる茶番。呆れましたなぁ…

呆れたついでですけど、北朝鮮ミサイルの発射情報も、ニッポン政府は凄かったねぇ。7時40分には防衛相に発射情報は入っていたそうだけど、8時過ぎに確認していないと発表しておる。

韓国YTNテレビは7時50分に速報だそうな。

これがもしニッポンに落下、爆発したら、政府はなんていうのかねぇ。人が大勢死んでも、建物が燃えてても、ダブルチェックしてるから「ミサイルは確認してない」って、言うんだろか。

テポドンが飛んで来そうなら、韓国のラジオ放送聞いてないと、命が危ない。ハングル覚えないとヤバイよぉ!!

ひとつしかない命を守るのに、韓国のラジオで、アンニョン ハシムニカじゃ、わけわからんですってば!!


民主党議員へ抗議メール

2012年04月13日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス1度。小雨がしとしと降っておりまする。

写真はきのう夕方の羊蹄山。きのうは一日ぽかぽか陽気の春らしい一日でござった。そんな中、昼ごはんは、おぢ御用達の蕎麦屋、「いちむら」へ。

お店に行くと、いつもに比べてたいそう空いておりましたです。ではありますが、ぽつぽつやってくるお客が店主に「おめでとうございます」とか「これから忙しくなりますね」とか。

話の内容からすると、どうやら今回発売される「ミシュラン北海道版」にこのお店が掲載されたらしいのじゃ。

おぢは、ご当地随一のそばを食べさせる店だと前々から思っておって、過日も店主に「このあたりじゃ、ここが一番です」とべんちゃらなしで申したばかり。

ミシュラン掲載は、「さもありなん」って話で、うんまいお店でござります。冬の間は、ネギ油が入った「熱々そば」が絶品でござる。薬味には小さく切った「ゆず」が添えられておって、これがたいそう味を引き立てる。

外国人客も来ておるし、シーズンオフの今も地元の客が絶えない繁盛店でござる。美味しいお店がしっかり評価されるってのはまことに結構。

これから気軽に行けないほど混雑するかと思うと、ちょいとクラクラいたしますけどね。

さて、きょうもきょうとて、アホバカ野田政権でござる。どうやら大飯再稼働は先送りらしいけど、その理由も明らかにしない。なにしてんだか。

ってことで、なんだか腹の立ったおぢは、地元民主党議員の鉢呂氏にメールいたしましたです。

以下はそのメール。

鉢呂さま、前回選挙は民主党を支持をしましたが、もう金輪際ムリです。野田内閣は、大飯原発の再稼働を先送りするそうですが、そもそも「原発の安全を政治判断する」という呆れた所業に、もう、うんざり。

泊原発からわずか20キロ程度の倶知安町に住む私と家族にとって、大飯再稼働は他人ごとではありません。

フクシマは、事故調査もいまだ終わっていない、原因も明らかになっていない。加えて、大飯にはベントのフィルターもなけりゃ、耐震免震棟もない。津波対策、護岸のかさ上げもない。

一方、3連動地震やら何やら、いつ大地震が起きるかもわからない。ここで、大飯原発事故が起きれば、日本はもう終わり!!

そんな怪しい大飯原発をどうして動かせるのか? わけがわかりません。

野田総理を筆頭に、民主党幹部の皆々様のフクシマの反省なき所業は、「世界の恥さらし」と申しあげておきましょう。

ドイツはフクシマ原発事故後、いち早くエネルギー政策の転換を図っております。

一方、民主党政府は、経産省の役人の言いなり。財務省の言いなり。なにが「政治主導」か。笑止千万。

で、大飯原発になると、いきなり政治判断に政治主導。何べんでも言いますが「恥を知れ!!」と申しておきましょう。

「再稼働に突っ走る」は、「消費税増税に政治生命かける」とわけわかんない野田総理と同じ釜の飯を食っているあなたにも、たいそう失望しております。

大飯をはじめ日本の原発をいま動かしたなら、しつこいようですが、「日本国と民主党政権は、世界の恥さらしになる」と申しておきましょう。

ついでながら、電気不足にならない方法は、民主党の皆さんがお嫌いな元経産省の官僚、古賀茂明さんがあれこれ提案しています。

夏のピーク時は、そんなに長い時間はないのだから、その時間帯だけ電気料金を高くしたり、その時間帯は値段が高いから電気は使わない企業なら余った「電気を高く買い上げる」。

そういう方法もあれば、揚水発電を1日だらだら動かすのではなくて、電力不足が予想される時間帯だけ大容量で動かして電力不足を補う。などなど、いくらでも方法はありまする。

それをまぁ、経産省の官僚の言いなり、電力労組の票欲しさに再稼働に奔走だもの。野田内閣は、アホバカのそしりは免れませぬ。

何べんでも言いましょう。再稼働なんかしたもんなら、世界の恥さらし。そうなれば、「鉢呂議員を必ず落選させるための活動」を開始すると申し上げておきます。

怒れる倶知安町民

ということでござった。

そんなわけで、抗議のメールアドレスの送付先は以下の通り。

野田どじょう=post@nodayoshi.gr.jp

鉢呂議員=info@tsukuru.org


電力会社は「優越的地位の濫用」だ

2012年04月12日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス1度。スカッと晴れて、気持ちの良い朝でござる。

ただし、気温が低いのでデッキの上はツルッツルに滑る。ちょいと危ないのじゃ。

それもこれも、きのう一日けっこうな雨で、しかも時おり横殴り。強い雨のおかげさんで雪はだいぶ融けたようでござる。

札幌ではきのうで積雪ゼロになったそうな。ご当地はというと、きのう段階で積雪深度125センチでござる。まだまだ多いのです。

写真のニセコアンヌプリも、年によっては、ゲレンデ下部は土が出ていてもおかしくない。ところが今年は、下まで滑走可能でござる。ホンに雪の多い年でござった。

そんなこんなの今日この頃、おぢ体調は良好でござる。火曜日夜にズンバで汗かいて、風邪気味だったのが吹っ飛びましたです。

中学校の体育の授業でダンスが取り入れられる時代、一歩先ゆくのがおぢ夫婦なのでござる。スマンね!!

で、今朝もまことにスッキリ。なんでかというと、これが見事なウンチを生み落したのでござる。その形状、驚くことに「蚊取り線香」状態なのじゃ。

こんなん、みたことない!! マンガではくるくる輪を書いたピラミッド状だったりするけれど、こちらは極太の蚊取り線香。その長さから推定して、大腸の中身、全部生み落したか!!

いはいや、写真に撮っておきたい傑作でござった。…って、朝からびろうなことでスマンこってす!!

さて、こう毎日毎日、アホバカ、アンポンタン政治をぐだぐだ書いておっては、読者の皆さんはもちろん、書いておる本人も嫌になる。

ってことで、何か別のことを書こうかと思いましたけど… なかなかそうはいかん。

そんなわけで、嫌でしょうけど今日も東電なのじゃ。

新聞によると、川口商工会議所はきのう、東電の大口顧客向けの電気料金値上げについて、独禁法違反にあたるとして公取委に排除を求めておる。

川口市には、電気を大量に使う鋳物工場がごっちゃりあるためという。

4月21日号の週刊現代、古賀茂明さんの「官々愕々」によると、山梨県のスーパーも先月、東電の一方的な値上げは「優越的地位の濫用」にあたるとして、公取委に申告しておる。

古賀さんによると、大口需要家向けの電力供給は、実は「地域独占が認められていない」のだそうな。そんなこと、知りませなんだ。

つまりは大口需要家向け電力は「自由化」されていて、経産省は「権限がないのでチェックできない」としておるそうな。

ところが、実はこれが「エセ自由化」だそうな。自由化しているはずなのに、実際には地域外の電力会社と契約しているのは、全国でわずかに1例しかないそうだ。

つまり実態は地域独占のまま。古賀さんに言わせれば、「自由化」とは「電力会社が好き勝手できる」ことだそうな。いやはや。

そこで、公取委の出番だと古賀さんは期待しておる。今回は「独禁法第19条の不公正な取引方法」のうち「優越的地位の濫用」に当たるとの申告。

どっからどうみてもごもっともなわけで、公取委がこれを不問に付すことはできないだろうと古賀さんはみておる。

担当大臣は松原仁だ。古賀さんは「その力量と見識が問われている」としておる。

TVではいつも威勢のいい松原仁、さぁどうする!!


原発事故で「政治責任を取る」、枝野ドアホウ発言の笑止千万

2012年04月11日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス5度。曇り空で、いまにも雨が降りそうな空模様でござる。

きょうこれからの雨で、雪解けは一気に進むのでしょうな。

なにせきのう段階で、この冬豪雪で大騒ぎした岩見沢市の積雪は96センチ。我が倶知安町は135センチでござる。

岩見沢に勝っておる、参ったか。誰も参りませんね、スマンこってす。

さて、きのう大阪府市統合本部は、関電を呼びつけて府市エネルギー会議を開いたそうな。

ここでの関電の発言、聞きましたぁ、びっくり仰天、驚きましたです。

「電力が足りる足りないにかかわらず、全ての原発を動かしたい」のだそうな。フクシマの反省もないままになんちゅうデタラメ発言か。

TV見ておったら「国のエネルギー政策を考えた場合…」と一地方の電力会社が、国のエネルギー政策まで口を出す高慢ちきぶりじゃ。

呆れてモノがいえませぬ。それよりなにより、ひっくり返ったのは「ただちに健康被害はない」と何遍も三遍も言いおって、福島県民を大量被ばくさせたことの責任を、なんら取っていない枝野経産大臣じゃ。

きのうの会見で「福島第一原発の事故を超える規模の地震や津波が起きた場合の対応が 不十分ではないかという声」にこう述べた。

「我々が今持っている知見では把握しきれない、予想を超えるもの(地震・津波)があり得る。 じゃ、どこまで対応するのかと。おそらく100メートルを超える津波が来れば、 日本中の原発が全部水かぶって全電源が止まる。それを全部想定するのか」

こういうのを居直りと世間ではいいます。おバカでござる。「想定外を想定する」と外国で言ったのは、野田どじょうではないのか。

さらに「政府が今後、大飯原発の再稼働を決めた後で、 その判断がもとで大きな事故が起きた場合には、政治が責任を負う」と述べておる。

「ただちに健康被害はない」と述べた責任も取らんで、なにが事故が起きた場合の責任じゃ。

第一、大飯原発が事故を起こしてしまったとしたら、政治はどう責任を取れるというのかね。大飯原発から東は、すべて放射能まみれでござる。

政治が、放射能汚染を完全除染できるのか。笑止千万とはこのことじゃ。

野田内閣は、今回の「新基準」で再稼働するといっておるけれど、85項目の基準のうち、33項目は先送りでござる。

3分の1近くの項目を先送りって、フクシマの反省がどこにある???

防潮堤のかさ上げは先送り。チェルノブイリ事故によりヨーロッパすべての原発についているというベントのフィルターも先送り。

あれもこれも先送りで、もし3連動地震が明日起きたらどうするのかね? 責任なんか取れるものではござりません。

ニッポン経済がアジャパーになる可能性があるのが、大地震が迫っておる中での再稼働なのじゃ。

復興のめども立たない福島県民の血と涙、どうしてくれる!!


「ハトがカモ」の口あんぐり

2012年04月10日 | Weblog

午前7時の気温は零度。パッと晴れた春らしい穏やかな朝でござる。

ではありますが、おぢはちょいと風邪気味じゃ。きのうはハニーさんがほぼ一日寝込んでおって、今日は回復したようなのですが、おぢがしっかり追随し、体調不良なのじゃ。

そんなことなもんだから、きょうは一日、家で大人しく過ごすことにいたしますです、ハイ!!

さて、人はいいらしいけど、まことに困ったお坊ちゃま、鳩山由紀夫元総理がイランでたいそう余計なことを言ったとか言わなかったとか。

なんでも、イランからの情報では「IAEAを批判した」とか。一方、ご本人は帰国後「ねつ造だ」と会見したそうだ。

そもそも、いまイランの核開発問題を巡っては、西側諸国は同国へ経済制裁の真っ最中でござる。

だから原油は値上がりし、ガソリン価格も高騰中でござる。

そんな中、ハトがイラン訪問(いらん訪問、スマンこってす)。自民党の山本一太議員には「絶対ろくなことにならない。羽交い締めにしてでも止めて下さい」と国会で言われちゃった。

それにもかかわらず、野田どじょうは「コミュニケーションを取ります」とか、わけわかんない答弁して、結果、イランへ行かせちゃった。

恥ずかしながら外交に関しては、沖縄問題にみられたように、単なる音痴を通りこして、アホ・バカのレベルに到達しておるのがハトポッポ。

イランがハトを利用しようと招いたものかどうか知りませぬが、超ド級アンポンタンのイラン訪問は、あちらにとって「待ってました状態」には違いない。

自民党のゲリピー、安倍元総理が「ハトがカモになった」とのたまっては、大笑いでござる。もっとも、ニッポン外交の行く末を考えれば、笑える話ではござりませんです。

それにしても、こんな外交音痴を「外交最高顧問」にした野田どじょう「責任とれよ!」と言いたくもなりまする。

その野田政権は大飯原発について、新基準に「おおむね適合している」とのたまって、再稼動へまっしぐらじゃ。

そもそも「初めに再稼働ありき」で動いておって、斑目委員長に「1次のストレステストだけでは不十分」と言われたもんだから、今度は「新基準」をでっち上げ。

科学的な根拠などはなから無視でござる。で、その新基準でさえ「おおむね適合」状態なのに「安全性を確認」だそうな。

こいつらのニッポン語、おかしくないか??? そこを突っ込まない大マスコミは何してんだか!!

世界を震撼させた「フクシマ原発事故」の反省など、微塵もないのでござる。ハトポッポといい、野田どじょうといい、口あんぐり。

ただでさえ、ドンドコ下がるニッポン国の国際的地位、こんなことでは、もはやアホバカ国家のレベル。なんとかならんのか…


「震災復興祈念コンサート」実態は…

2012年04月09日 | Weblog

午前7時の気温は零度。なんだか寒々とした朝でござる。

雪はサラッと数ミリ降っただけ。曇り空で少し風がありまする。さて、きょうはどんな一日になるのでしょうか。

おぢは、体調良好。ではありますが、昨夜は休肝日のせいか、なかなか寝付けなかったのでござる。といっても、床に入って1時間ほどで朝まで熟睡。

いつもは5分しないでコトンと熟睡するゆえ、1時間も眠れないのは、異常事態なのじゃ。不眠症の皆さま、スマンこってす!!

さて、きのうは近くの蘭越町で「東日本大震災復興祈念コンサート」という催しが、町役場の主催で行われましたです。

札幌に避難しておる福島県民を呼び寄せて、コンサートも楽しんでもらおうという趣向でござる。

コンサートの出演者は、著名なハンガリーのクラリネット奏者などが続々登場するまことに豪華なもの。

ただし、単なるコンサートではござりませぬ。京大助教授にして同大原子炉実験所の今中哲二さんの講演があるのでござる。

そう、あの「熊取六人衆」のひとり、今中さんでござる。日本で初めて原発の安全性を問うた、伊方原発訴訟を支援した科学者グループが熊取六人衆なのじゃ。

でもって、この会を主催した蘭越町の町長は、元北海道町村会の会長にして、現在はご当地、後志町村会の会長でもありまする。

泊原発を抱える当管内、その町村会の会長が事実上の脱原発集会を催したことに、たいした意義がございます。

今中さんの講演は短いものでしたけど、質疑応答が興味深いことになっておったです。

福島から札幌へ移住してきた方たちからは、「被爆はどうか」「子どもの検査はどうしたら」といった切実な声も聞かれたのでござる。

また、ご当地泊原発への質問もござった。今回の福島第一原発事故では、カン総理が「ベント」を巡って大騒ぎしましたが、「泊原発のベントはどうなっているのか」というもの。

今中さんによると、「泊原発はPWR(加圧水型原子炉)で、ベントはない」のだそうだ。どうやら原子炉圧力容器が大きいので、水素爆発はないとしているためらしい。

今中さんは「今後ベントを付けることになるでしょう」と話しておったです。そう、泊原発は水素爆発などを避けるためのベントがないことになっておるのでござる。はぁ???

また、今回の事故では、水位計がしっかり機能しなかったのも事故の大きな原因の一つでござる。そこで、「泊原発の水位計はどうなっているか」さらに質問がありましたです。

今中さんは「アメリカのスリーマイル原発事故と同じ水位計が付いていて、交換のしようもない」のだそうな。

スリーマイル事故の原発は、泊原発と同じPWR(加圧水型原子炉)でござる。あの事故は、「原子炉冷却材喪失」事故ともいわれるそうです。

つまりどういうことが起こったかというと、水位計が正しい水位を示さなかったため、運転員が冷却水が過剰だと誤った判断をし、非常用炉心冷却装置を手動で停止。

冷却水が流出して燃料棒が破損、結果、メルトダウンしたのでござる。

その正しい水位を示さなかった水位計と同じものが、いまも泊原発に付いておる。しかも今中さんによれば、交換できないという。

事故はたいていの場合、人為的なミスが重なりまする。スリーマイルでも、フクシマでも水位計は誤った数値を示して、大事故につながっておる。

スリーマイルと同じ水位計しか付いてない泊原発、安全と言い切ることなど、できるわけがない。

話は戻って、このコンサート、きょうは午前10時から「低線量被爆に向き合う~チェルノブイリの教訓から学ぶ~」だそうな。

講師はベラルーシ科学アカデミーの先生やらウクライナ国立放射線医科大学研究所の先生だそうな。凄いコンサートでござる!!

 


「長生きするぞ!!」は、大事な心がけじゃ

2012年04月08日 | Weblog

午前6時の気温は、マイナス6度。無風で静かな朝でござる。ではありますが、昨夜から今朝にかけて10センチほどの積雪じゃ。

昨夜は午後7時ごろからジャンジャンガンガン雪が降り出した。その降り方ったら、まるで1月か2月。

まもなく4月も半ばだというのに、ほとほと呆れましたです。我が家の周辺の雪も減ってはいるのですが、例年にない積雪量なのでござる。

どうなってんだろ今年の春???

金曜日の夜、久々に旧友IとHさんに雀雀さんらと札幌で呑みましたです。昨年定年になった旧友Iは、今月から教員にカンバックだそうな。

で、再雇用といっても、仕事は月曜から金曜までの午前中だけ。ボケ防止と健康管理にはまことにけっこう。

ついでながら、ベテラン教師が長年培ったノウハウ、この際はしっかり若手に伝授していって欲しいものでござる。で、ワイワイ呑んで、楽しい夜でござった。

二日酔いもなく目覚めたきのうは、午前中に映画を観ましたです。3Dの「ヒューゴの不思議な発明」。

この映画、ファーストシーンに驚きましたです。空撮からから延々とワンカットで駅構内をドーリー(移動撮影)して、大時計の中のヒョーゴまでの長回し。

「どうやって撮ったんだろ」とビックリでござった。CGかなぁ??? このドーリーが駅舎の裏側の場面でも何度かあって、これまたどうやって撮影したのか、興味津々でござった。映画の技術、日々深化しておりますなぁ…

そして、午後からは旧友Sを自宅に訪ね、久々に再会しましたです。

もう30年以上も延々と耳鳴りによる不眠が続いておる旧友S、いつ大病になるかと心配も致しておったけれど、たいそう元気な様子でござった。

なんでも「長生きすることになった」のだそうな。ってことで、これまでは、早々と死んでもうて、保険による住宅ローンの完済をもくろんでおったそうだけど、長生きすることになったことから、ローンの支払いを済ませたのだそうな。

なかなかよろしい。人間ってもんは、まずは元気で長生きしようと思わんことには、どもこもならん。

ここ数年は、ほぼ毎日1時間のウオーキングをしてから、肩こりやらなにやら、あれこれ体調が改善。その積み重ねで、どうやら長生きすることになった、らしい。

たいそう元気な旧友Sの様子に、なんだか一安心でござった。

数少ない読者の皆さんも、規則正しい食生活、定期的な運動などなど、健康管理をしっかりしながら、人生を楽しまんことにはどもこもならんですぞ。

まして、病気になったなら「必ず治す」意気込み、気力がないとややこしい。

一度だけの人生、大事にしぶとく生きてなんぼの世界なのじゃ。

きょうの写真は、過日小樽で買い求めた「名刺入れ」。金属製のお洒落な逸品、すっかりお気に入りなのでござる。

還暦過ぎてからの名刺入れ購入、なんか変か?


発見!!前田のクラッカー

2012年04月07日 | Weblog

きょうのブログは、6日午後2時過ぎに書いたものを予約掲載しておるのでござる。

こんな機能があるなんて、知らんかった。しっかり教えてくれたらいいものを…

実は昨日午後に我が家を出発して、当ブログを掲載する土曜の朝8時半ごろは、札幌で朝ご飯かなんか食べてるころなのじゃ。

スマンね!!

写真は、6日にさっぽろ市民生協へ行ったハニーさんが発見した「前田のクラッカー」。

当ブログではごくフツーに当たり前田のクラッカー!!とか書いておったけど、おぢは見るのも、食するのも実は初めてでござる。

第一、あれは大阪のTVコメディー「てなもんや三度笠」で故藤田まことさんがやってた生CMでしかしらんかったもの。

今も実在するとは知らんかったです。ってことで、ハニーさんはそそくさと買ってきたのでござる。

なんとメンコイ奥さんなの。で、さっそくいただきましたけど、なかなか美味しいのじゃ。

ビールのあてにも結構なのじゃ。そんなことで、きょうもきょうとてチョー手抜きでスマンねぇ~


「再稼働」へ一直線、暴走する野田政権、許すまじ!!

2012年04月06日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス4度。2センチほどの雪が降りましたです。いまは、晴れて無風、たいそう穏やかな朝でござる。

大荒れの天気は、ひとまず収まった気配で、ホッといたします。東京はお花見だそうですけど、ご当地はごらんの銀世界、例年よりかなり雪が多いことになってますです。

ところで、観ましたぁ? きのうのなでしこジャパンの大活躍。FIFAランキング1位の王者ブラジルに4対1での勝利。見事でござる。

観ていて安心できるもんねぇ、あの正確なパスワークは。でもって、牛のようにでかいブラジル選手に当たり負けしておらんかった。

王者ブラジルに堂々の勝利でござる。澤さんがいなくても、21歳の菅沢優衣香さんがメンバー入りをアピールする4点目のゴールを決めておる。

層の厚さを見せつけるは、向かうところ敵なしだわ、凄いです、なでしこ様。なでしこサッカー、ニッポンが世界に誇る宝でござる。

さて、世界に誇る女子サッカーとはまことに対照的、フクシマの反省なしに再稼働に突っ走る野田政権でござる。

きのう、野田、枝野らが「原発新基準」とかいう官僚が鉛筆舐め舐めでっち上げた「安全基準」を決めたのだそうな。

なんでそうなったかは、東京新聞が詳しいことになっておる。

ようは、斑目委員長が 「安全評価(ストレステスト)の一次評価だけでは安全性は分からない」と、至極まっとうな発言をしたことが、問題なのだという。

この発言が、「再稼働の邪魔になる」という考えだそうな。経産官僚と野田政権、とんでもないこと言っておる。

東京新聞によると、そこで新基準に「『事業者自らが安全確保のために必要な措置を見いだし、不断に実施していく事業姿勢が明確化されていること』という項目が入った」そうな。

つまり、電力会社が「安全確保について一生懸命やります」ってことが入ったので再稼動へひろみGOなのだそうな。

わけ判りませんです。科学的に安全性が確保されたわけでも何でもない。ベントのフィルターもないまま。もしもの事態があれば、放射性物質はダダ漏れ。

こんなことで再稼働など、笑止千万。世界中に放射能をばらまいたニッポン国、反省も何もあったもんではない。

発展途上国ならいざ知らず、これが近代国家、文化国家のすることか。野田政権、恥知らずにもほどがある。

大飯が再稼動すれば、全国各地の原発は、次々なし崩しに動き出す。官僚の狙いはここ。

おぢはこのトンデモない陰謀に、はらわた煮えくり返っておりまする。腐れ外道と化した野田政権、許せませんです、コンニャロー!!


「再稼働」できるはずのない理由は、ごまんとある!! 

2012年04月05日 | Weblog

午前9時の気温は、プラスの2度。晴れておりまする。きのう、おとといと、ニッポン国中、たいそうな荒れ具合でござった。

ご当地では被害はなかったようです。札幌など都会ではあれこれあったようで、被害を受けた皆さんにお見舞いを申し上げまする。

TVニュースで観ただけですけど、東京は酷いことになってましたねぇ。駅前に捨てられておった壊れた100円傘の山を見て、驚きましたです。

嵐が予想されるなら、着るのはカッパ。合羽とも書きまする。いまどきならゴアテックスのカッパが常識じゃ。

かつてのゴムカッパように蒸れることもなく、上下を身に着ければ濡れることもないし、傘のように壊れることもない。

こんな便利なもんを持ってない都会人、訳わかりませぬ。嵐だというのに、「100円傘さして駅に急げばなんとかなる」ってな感覚でござろうか。

危機意識がござりません。もっとも、きのう東京都内の各企業は、社員に早めの帰宅を促したため、大きな混乱はなかったそうな。

正しい判断でござります。おぢの知る限り、もう40年も50年も都内の電車は、朝のラッシュで大混雑。世界に例を見ない異常な朝の混雑が延々と続いておる。

それがこうした天気だと、帰宅ラッシュが酷いことになる。それを避けた企業の判断、まことにけっこうでござる。

こういうところがニッポンのいいところ。ニッポン人、捨てたもんではござりません。

さて、いまTVはちょうど改変期でござる。したがってまことに面白くない。そんなことで、録画しておった番組を見るのが多い今日この頃でござる。

昨夜は昨年録画したNHKスペシャル「メルトダウン」を観たのでござる。フクシマ原発事故当時の現場を、証言などで振り返ったものでござる。

ここで分かったことは、今回の事故が起きる前、いくつかの人間のミスが重なっておるということじゃ。

例えば、1号機では、非常用復水器(イソコン)という格納容器内を冷やす冷却装置を動かしていないという大きなミスを犯しておる。

でもって、気が付いて、動かすのですが、しばらくして、止めてしまう。で、とうとう水素爆発。

ようはフクシマ第一原発1号機の管理をしていた東電の技術者は、この非常用復水器について十分な知識もないばかりか、役割もよくわかっていなかったというのじゃ。口あんぐり!!

まさに安全神話。格納容器を冷やすための最後の砦について、知識が十分ではなかったというのじゃ。噴飯ものでござる。

そして、全電源が喪失する中で、格納容器内の水位計がかろうじて、水位を保っておるという数字が出た。

でもって、これを鵜呑みにしてしまったという。実はこの水位計、件のスリーマイル原発事故でも、誤作動し問題になっておったそうな。

しかし、それを東電は放置したままでござった。とんでもない。

このNHKスペシャル観ただけでも、ニッポンの原発、再稼働などあり得ませぬ。

まずは核燃料がしっかり水に浸かっているかどうか判断する水位計を、新しいものの交換しているのかどうか。

原発を管理する電力会社の社員は、非常用復水器(イソコン)操作を、今回の事故後に熟知したのかどうか。

さらには、以前書きましたけど、ベントが建屋の外からでもできるのかどうか。外国では全電源喪失に備えて、手動でしかも放射能汚染を避ける意味で、建屋の外でも操作できるようになっておる。しかも2系統あるそうな。

このベント、ニッポンの原発はどうなっておるのか?

水素爆発を防ぐためにベントするわけですが、ベントすると当然のことながら放射性物質が外部に漏れる。

だから諸外国の原発のベントにはフィルターが付けられておるそうな。

でもって、我が国の原発のベントには、フィルターなんぞというもんがはなから付いていないそうだ。

こんな状態の中「政治判断」で原発再稼動って、世界の常識としてあり得ることかね???

世界中に放射性物質をばらまいた国が、こんなお寒い状態のまま再稼働など出来ないと思うのが当たり前田のクラッカーでござる!!

野田政権、許さん!! これに唯々諾々と従う鉢呂議員、次の選挙はないと思っていただくしかないのでござる。さらば鉢呂!!

 


「政治判断」で再稼働の口あんぐり

2012年04月04日 | Weblog

午前8時の気温は、零度。じゃんじゃか雪が降っておりまする。昨夜は屋根を叩き付ける豪雨。

でもって、冬の汚れもすっかり流された。と思っておったら、つい先ほどから雪と風でござる。ニッポン国中、春の嵐が吹き荒れておる。

いつも「行きつ戻りつ」などと書いておるけど、なんだかすっかり冬に逆戻りしたような朝でございます。4月にもなると、どうにもこうにも、春が待ち遠しいのよねぇ。

写真はいつもの薪小屋じゃ。昨夜の雨で雪解けは進んだようで屋根がだんだん見えてきた…

さて、大飯原発再稼働を巡って、きのう初の閣僚会議が行われたそうな。メンバーは、野田どじょうにスポークスマン藤村、不倫イケメン細野、それに赤い幹事長といわれた仙石じゃ。

で、会議の冒頭、野田どじょうは「4人でしっかり政治判断したい」とのたまった。当初から野田内閣は再稼働に「前のめり」だったのでござる。

大飯原発を巡っては、地元福井県知事はもとより、隣接する滋賀県や京都府の知事も反対しておる。これまで滋賀県や京都府は蚊帳の外。

しかし、今回のフクシマ事故でわかったように、これまでいうところの「地元」の範囲では、どもこもならんです。

大飯原発の東側にある滋賀県など、事故があればもろに放射能汚染に晒される。しかも琵琶湖は遠く大阪府までの水源でござる。

これが放射能汚染されたなら、関西では水が飲めませぬ。加えて我がニッポン国は、「地震の巣」状態。

「大飯原発周辺の3つの断層が仮に連動して動いても、安全性は保たれる」とした関電の判断を、原子力安全・保安院は「妥当と評価」しておるって、どうよ?

再稼働したくてたまらん関電の判断をうのみだもなぁ。客観性ってもんが丸きりござりませんです。

事実、大飯原発にはフクシマ第一原発のような「免震棟」もない。この重要免震棟がなければ、作業員からなにから放射能に汚染されて、事故の収束どころではありませぬ。

深刻な事故が起きた時、どこで現場の指揮を取るというのかね。それで再稼動って、事故の時はどうするのよ?

さらに、1次のストレステストが妥当だとしても、深刻な事故が起きた場合にどう対応するかを問う、第2次ストレステストがどうか、ここがフクシマ以降の最重要課題ではないのかね。

「水素爆発は想定外」はもう通りませぬ。水素爆発をしないためにどうするか、爆発したらどうするか。ここらをしっかり確認し出来ないようでは、再稼働などあり得ないのではないのかね。

経産省の官僚さま主導による原発再稼働、この際は「亡国のシナリオ」と申しておきましょう。 


「三宅久之の卒業」で分かったあれこれ

2012年04月03日 | Weblog

午前8時の気温は、零度。細かな雪が降ってます。

昨夜から今朝にかけて、数センチの雪が降っておる。重い雪でござる。

天気予報によると、爆弾低気圧が来るそうで、ご当地は今夜から大荒れだそうな、ありゃりゃ。

日曜日、おぢは小樽で買い求めた小さな毛ガニを、ビールとともにいただいちゃいました。このため、きのうときょうがおぢの休肝日でござる。

2日連続の休肝日、もう何年になりますか。当初はなかなか眠れず、アルコール依存症の気配がありましたけど、いまではすっかり2連休に慣れましたです。

それでも、休肝日はなんとはなし、ビールが飲みたくなるんだなぁ、これが。

そういえば、かつてアサヒの「スーパードライ」が登場した時は、そのうまさにひっくり返りましたです。

これまでのビールの常識を覆すまさにドライ感じが、新鮮でござった。

その後は、旨さが際立つキリンの「一番搾り」が、すっかりおぢのお好みになりましたです。ここ10年以上は一番搾り一辺倒でござる。

ただし、おぢはグルメなんぞではありませんので、たまには発泡酒も呑みまする。でも、1杯目、一口目に発泡酒を飲むのはどうにも辛い。

発泡酒は、どうみても、ビールのバッタモン、似て非なるもので、うまいわけがありませぬ。

で、とりあえず1本目だけはビール。でもって、お金がないときはしかたない、2本目からは味も分からないし… ってことで、発泡酒なのじゃ。

もっとも、お祝い事や大奮発するときは、サントリーの「プレミアムモルツ」がよろしいです。このビール、おぢに言わせれば桁違いにうんまい。

先年、千歳空港内のレストランで「プレミアムモルツの生」を呑んでから、めったに呑めないありがたいビールになりましたです。

サッポロの「エビス」も高級ビールですけど、おぢにはあんまりありがたくない。いま、おぢの中でビールといえば、プレミアムモルツに止めを刺すのでござる。

我が家にお土産を持参する際には、プレミアムモルツ、ヨロピクです!!

写真は、きのう届いたピカピカの新人「オカマ」でござる。もちろん、ウッフンなほうではありませぬ。7350円で買い求めた炊飯器のお釜なのじゃ。

これでまた、美味しいご飯が炊けまする。ただし、今回からお釜を洗う際には、たわしなどもちろん使わず、柔らかいスポンジで慎重に取り扱うのじゃ。

それにしても、こんなにデリケートでいいのか? ニッポンの電気がまのコーティングってば!!

さて、きのうのTVタックル出演が最終回となったのが、元毎日新聞記者の三宅久之さんでござる。

昨夜の放送で興味深かったのは、鳩山元総理の邸宅を訪ねた場面。ここで、宇宙人・鳩山由紀夫があれこれ吐露しておった。

中でも高級官僚の皆さんと内緒に事を進めているにもかかわらず、翌朝の新聞にダダ漏れだった話、口あんぐりでござった。

鳩山潰しに奔走する官僚さまの姿が浮き彫りになりましたです。

普天間問題では、鳩山総理の意向に従わないように、外務省の官僚がアメリカ側に要請したことがウィキリークスで明らかになっておる。

鳩山宇宙人、まったく政治家に向いてはいませんが、だからといって、官僚さまがニッポン政治を牛耳る上に、総理の追い落としを図るなど、まことに異常でござる。

中国の清国政府でうごめいていた、チンなし宦官の皆さんと似たりゴンベの陰湿さでござる。

野田どじょうが財務省のパペットと化したのも、これを知ってたためでござろうか。まことに不幸な国でござる。

ここを打ち破らないことには、この国はホントにヤバイことになる。橋下徹の突破力と堺屋太一さん、古賀茂明さんの知恵袋に期待するしかありませぬ。

官僚がいま最も恐れること。それは、古賀茂明さんが政務三役として政権に乗り込む日でござる。

そんな日がたいそう待ち遠しい、おぢなのでござります、ハイ!!


東電、「為替107円の計算で値上げ」の口あんぐり

2012年04月02日 | Weblog

午前9時の気温は、零度。あたりは写真のようにうっすら雪化粧でござる。風もありまする。なんか寒いです。

ここんとこ、春の訪れかどうなのか、やたらに風が強いです。札幌はもっと強いんだろなぁ。昔からこの時季の風は馬ふん風と申しておったです。

おぢが小学生のころ、札幌ではまだ馬車が走っておったです。で、馬のお尻のあたりに馬ふんを受ける大きな布が張ってあって、そこに馬ふんが溜まることになっておった。

ではありますが、ご想像通り、これがこぼれるのでござる。で、隣りの時計屋の親父は、これを拾ってきて、趣味の盆栽に肥料としてあげておったです。

ま、世間にはこのような奇特な方があちこちに居るはずもなく、道路に馬ふんはボロボロこぼれて放置プレーでござる。

いまどきなら、市民こぞって大騒ぎですけど、時代はそんなことなかったです。

そして、これが春になって雪が融けてくると、春風に乗って飛んでくる。これが札幌の馬ふん風。凄いよねぇ、馬のウンチが目や鼻から入ってくるんだもんなぁ。

などと書いておったら、外は吹雪模様、春は遠いです。

さて、きのうのTV朝日「報道ステーションサンデー」に東電幹部が出演しておって、この中で、今回値上げする電気料金の為替を107円とのたまったそうな。

これ2008年の為替でござる。いまは1ドル83円。東電に言わせると、原油価格も当時に比べて上がっているとか。

で、大口需要家である埼玉県が試算したところ、それでも値下げが必要になるレベルで、値上げなんぞというもんではないそうな。

東電、噴飯モノでござる。ことほど左様なら、他の電力会社も似たりゴンベ。値上げなんぞというものの根拠、まことにいい加減でござる。

お役所体質とでもいうべき、デタラメさに口あんぐりでござる。というのも、きのう届いたわが町の水道料金が、勝手に値上げでござる。

東電も東電だけど、この町もこの町でござる。どうやら下水道料金の値上げに伴って、これまで上水道、簡易水道、専用水道料金の3本立てだったものを上水道料金に一本化するのだそうな。

でもって、専用水道料金だった、我が家は値上げらしい。どのくらい値上げになるのか、具体的な説明もまるきりありませぬ。

どいつもこいつも、殿様商売でござる。

でもって、「料金は、5月検針、6月請求分から改訂されますので、『水道使用料・料金のお知らせ』にてご確認ください」と木で鼻をくくった言葉で締めくくられておった。

どもこもならんです。

昨夜は福島県沖の震度5の地震に、ビビりましたです。ご当地は何の揺れもなかったですけど、心配だったのは福島第一原発4号機でござる。

ご承知のように、この燃料プールが壊れたら、ニッポン国は首都圏を中心にアジャパー。放射能汚染で、首都機能崩壊。

都民こぞって逃げ出すわけで、政治・経済は完全にマヒ状態じゃ。もし、きのうの地震が震度7だったらとドキドキいたしましたです。

ことほど左様にニッポン国は、いまもたいそう危うい状態じゃ。なのに東電も国もなにしてんだか。東北に巨大地震が来ないことを願うばかりでございます、ハイ!!


地域FM「ラジオニセコ」

2012年04月01日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス2度。吹雪の予報でしたけど、晴れておりまする。ただし、一面の銀世界。

雪解けでドンドコ汚くなっておったあちらこちらは、ひと時でしょうけど、真っ白な世界に戻りましたです。

そんなことで、なかなか春めいてはきませんです。

そんな中、ニセコ駅前にある綺羅乃湯の隣りに、地域FM「ラジオニセコ」が開局するそうな。あす、4月2日から本放送でござる。

でもって、周波数は76・2メガヘルツ。20ワット以下の小さな放送局ですが、ちゃんと免許も取っておる立派な放送局なのじゃ。

で、聞こえる範囲はというと、ニセコ町はもちろん、我が倶知安町や蘭越町、真狩村の一部。

我が家でもけっこう聞こえます。難聴取地域ですけど、NHKラジオよりもよく聞こえることになっておる。

で、賢いのはこの76・2メガヘルツが、札幌西区にある三角山放送局と同じ周波数ってこと。

つまりは、札幌西区の市民が、いつも聞いておる三角山放送局の周波数のまま、ご当地周辺にドライブして来ると、ラジオニセコが聞こえてくるのでござる。いわば姉妹局なのじゃ。

なかなかうまい手じゃん!! と思っておったら、この放送局の局長さんは、三角山放送局の会長さんでござる。

で、この会長さんは、おぢの高校の1期先輩なのじゃ。STVラジオのディレクターとして活躍し、その後は三角山放送局を立ち上げて、軌道に乗せたなかなかの手腕。優秀な女性でござる。

同局の生放送は、いまんとこ午前7~9時と午後3~5時の計4時間だけだそうな。この時間帯には、お悔やみなどの役場情報もそれぞれ2回提供するそうで、町民は必聴取でござる。

また、毎週土曜日午後1~4時は、綺羅乃湯内のホールで公開生放送が行われるそうな。これを見て、温泉入るのもよろしいです。

でもって、いまどきらしく、放送は、インターネットのサイマルラジオやスマートフォンでも楽しむことができるほか、「USTREAM」で放送中のスタジオをライブ中継しているそうな。よくわかんないけど…

ところで、この放送に伴ってお隣りのニセコ町では、防災ラジオを無償レンタル中だそうな。このラジオ、災害時にはスイッチを切っておっても、緊急放送が始まるのだそうだ。

もちろん、ラジオニセコも聞けまする。隣り町に住む我が家でも貸してほしいけど、ムリだろなぁ。月曜日にでも、一応、ニセコ町役場に問い合わせてみようかしらん。

頑張る人口4700人の隣り町ニセコ。その3倍の人口のわが倶知安町だけど、なんか影が薄い…