今日はとても暖かでした。
陽射しいっぱいの午後、近所を歩いてみました。
風も穏やかであちこちから鳥の声が聴こえてきます。
アオジ、クロジ、ウグイス、ホオジロ、ヤマガラ・・・あら、こんなところにもルリビタキ!
今の時期、どこに行っても一番賑やかなのはヒヨドリです。
一体ナニが彼らをあんなにお喋りにさせているのでしょうか?
恋の歌でもないのにとっても不思議です。
いやいや・・・もしかしたら今からもう相手を探すのに一生懸命なのかもしれません。
鳥たちのことはまだまだわからないことだらけです。
ヒヨドリに次いで騒がしいのがメジロです。
あんなに小さいのに?とお思いかもしれませんが、密度が濃いので「チーチーチュクチュクキューキューキャーキャー」と、とっても元気な声が木々の上から降り注いできます。
陽だまりの中で聴くメジロたちの声は、私をいつも幸せな気分にしてくれます。
そのメジロ、私を幸せにしてくれるだけではありません。
ここ伊豆大島にはなくてはならない重要な鳥なのです。
それは300万本あるといわれるヤブツバキの受粉を手伝っているからです。
11月27日に成瀬が書いていますが、ヤブツバキから採れる椿油は伊豆大島の名産品のひとつです。
ヤブツバキの花にはたくさんの蜜があって、メジロはそれを目当てにやってきます。
彼らの冬の間の貴重な食料なのですね。
「あらよっと~」
花びらにつかまって、得意のポーズ。
頭に花粉が付いていますね。
ちゅうちゅう~~~。
メジロの舌は蜜を吸い取りやすいようにブラシ状になっているのです。
以前死んだメジロの口を開けてみて本当にそうなっているのを見て感心したものです。
こうして花が咲いた翌年の夏の終わりにたくさんの実が付くのは、メジロのお陰だと言っても過言ではないのです。
「ん?写真撮るの?じゃあ・・・」
ちゅうちゅう~~~~。
正面顔って面白いですね。
しかも花粉まみれ!
しかし次のカットは決めてくれました。
「どうよ?」
メジロはあまり人を恐れないのでじっとしていれば相当近くまで来てくれます。
双眼鏡など必要ないくらいです。
たくさん花を付けたヤブツバキの近くにいれば、一日中メジロたちのささやきを聴いていることができるでしょう。
こっちでも・・・
ちゅうちゅうちゅう~~~~~。
実は騒がしいことで一番のヒヨドリも、ヤブツバキの蜜が大好物で受粉を大いに助けているのです。
ヒヨドリは自分のお気に入りのヤブツバキ(たぶん)にメジロがやってくると、体の大きさに物を言わせてすぐに追い払いにかかります。(そのときとんでもなく意地悪な声まで出すんですよ!)
メジロは一旦は逃げますがすぐにまたやってきて蜜を吸っていきます。
ヤブツバキの花が咲いている間中、ヒヨドリとメジロのいさかいが絶えません。
そんなに意地悪しなくても大島にはヤブツバキの花が溢れているじゃないか・・・とヒヨドリに言いたくなるのは私だけではないと思います。
がんま
陽射しいっぱいの午後、近所を歩いてみました。
風も穏やかであちこちから鳥の声が聴こえてきます。
アオジ、クロジ、ウグイス、ホオジロ、ヤマガラ・・・あら、こんなところにもルリビタキ!
今の時期、どこに行っても一番賑やかなのはヒヨドリです。
一体ナニが彼らをあんなにお喋りにさせているのでしょうか?
恋の歌でもないのにとっても不思議です。
いやいや・・・もしかしたら今からもう相手を探すのに一生懸命なのかもしれません。
鳥たちのことはまだまだわからないことだらけです。
ヒヨドリに次いで騒がしいのがメジロです。
あんなに小さいのに?とお思いかもしれませんが、密度が濃いので「チーチーチュクチュクキューキューキャーキャー」と、とっても元気な声が木々の上から降り注いできます。
陽だまりの中で聴くメジロたちの声は、私をいつも幸せな気分にしてくれます。
そのメジロ、私を幸せにしてくれるだけではありません。
ここ伊豆大島にはなくてはならない重要な鳥なのです。
それは300万本あるといわれるヤブツバキの受粉を手伝っているからです。
11月27日に成瀬が書いていますが、ヤブツバキから採れる椿油は伊豆大島の名産品のひとつです。
ヤブツバキの花にはたくさんの蜜があって、メジロはそれを目当てにやってきます。
彼らの冬の間の貴重な食料なのですね。
「あらよっと~」
花びらにつかまって、得意のポーズ。
頭に花粉が付いていますね。
ちゅうちゅう~~~。
メジロの舌は蜜を吸い取りやすいようにブラシ状になっているのです。
以前死んだメジロの口を開けてみて本当にそうなっているのを見て感心したものです。
こうして花が咲いた翌年の夏の終わりにたくさんの実が付くのは、メジロのお陰だと言っても過言ではないのです。
「ん?写真撮るの?じゃあ・・・」
ちゅうちゅう~~~~。
正面顔って面白いですね。
しかも花粉まみれ!
しかし次のカットは決めてくれました。
「どうよ?」
メジロはあまり人を恐れないのでじっとしていれば相当近くまで来てくれます。
双眼鏡など必要ないくらいです。
たくさん花を付けたヤブツバキの近くにいれば、一日中メジロたちのささやきを聴いていることができるでしょう。
こっちでも・・・
ちゅうちゅうちゅう~~~~~。
実は騒がしいことで一番のヒヨドリも、ヤブツバキの蜜が大好物で受粉を大いに助けているのです。
ヒヨドリは自分のお気に入りのヤブツバキ(たぶん)にメジロがやってくると、体の大きさに物を言わせてすぐに追い払いにかかります。(そのときとんでもなく意地悪な声まで出すんですよ!)
メジロは一旦は逃げますがすぐにまたやってきて蜜を吸っていきます。
ヤブツバキの花が咲いている間中、ヒヨドリとメジロのいさかいが絶えません。
そんなに意地悪しなくても大島にはヤブツバキの花が溢れているじゃないか・・・とヒヨドリに言いたくなるのは私だけではないと思います。
がんま