季節はすっかり冬になってきていますが
海は実に温かいです。水温が21℃もあります。
陸の気温が暖かくても15~6というのに比べればどれだけ温かい事でしょう。
海が温かいう事は、海の生き物達も元気で暮せるという事ですね。
今回のご紹介する貝は今迄の貝とは違いちょっと変わった奴です。
前にも書きましたが、生き物には名前があります。
この和名に地名が付く事がよくあります。
伊豆大島を含む、伊豆諸島では「八丈島」が有名で非常に多くの生き物に使われています。
植物ならば、ハチジョウイタドリやハチジョウキブシ
昆虫ならハチジョウノコギリクワガタ
カニなら、ハチジョウヒライソモドキ
魚ならば、ハチジョウボウヨウジやハチジョウフサカサゴ等です。
勿論、貝にも有りハチジョウヒゲヒザラガイ等が知られています。
そんな「ハチジョウ」は付く、ちょっと変わった貝を紹介します。
ハチジョウチチカケガイです。
チチカケガイ科という科に含まれる貝で
実は1科1属1種の特殊な奴です。
写真をご覧下さい、貝というよりはウミウシに近いフォルムをしています。
しかし、心臓と鰓の位置から立派な巻貝の仲間に分類されているのです。
チチカケは「乳をかける」の意味で、刺激を与えると乳白色の液を分泌するそうです。
残念ながら撮影時には、その乳を出してくれませんでした。。。
この貝、図鑑等の分布では三宅島以南とあります。
つまり今回の大島の発見は、北限の更新という事になるのかもしれません。
しかし、実物を撮影後に捕獲した訳では無いので、正式な記録にはならないでしょう。
黒潮の影響における季節来遊なのか?それとも常時生息している生き物なのかは分りませんが、大島の生物層の濃さを改めて再認識した出来事でした。
この貝を、今年の春から探して来た私にしては今年一番の大ニュースでした。
海は実に温かいです。水温が21℃もあります。
陸の気温が暖かくても15~6というのに比べればどれだけ温かい事でしょう。
海が温かいう事は、海の生き物達も元気で暮せるという事ですね。
今回のご紹介する貝は今迄の貝とは違いちょっと変わった奴です。
前にも書きましたが、生き物には名前があります。
この和名に地名が付く事がよくあります。
伊豆大島を含む、伊豆諸島では「八丈島」が有名で非常に多くの生き物に使われています。
植物ならば、ハチジョウイタドリやハチジョウキブシ
昆虫ならハチジョウノコギリクワガタ
カニなら、ハチジョウヒライソモドキ
魚ならば、ハチジョウボウヨウジやハチジョウフサカサゴ等です。
勿論、貝にも有りハチジョウヒゲヒザラガイ等が知られています。
そんな「ハチジョウ」は付く、ちょっと変わった貝を紹介します。
ハチジョウチチカケガイです。
チチカケガイ科という科に含まれる貝で
実は1科1属1種の特殊な奴です。
写真をご覧下さい、貝というよりはウミウシに近いフォルムをしています。
しかし、心臓と鰓の位置から立派な巻貝の仲間に分類されているのです。
チチカケは「乳をかける」の意味で、刺激を与えると乳白色の液を分泌するそうです。
残念ながら撮影時には、その乳を出してくれませんでした。。。
この貝、図鑑等の分布では三宅島以南とあります。
つまり今回の大島の発見は、北限の更新という事になるのかもしれません。
しかし、実物を撮影後に捕獲した訳では無いので、正式な記録にはならないでしょう。
黒潮の影響における季節来遊なのか?それとも常時生息している生き物なのかは分りませんが、大島の生物層の濃さを改めて再認識した出来事でした。
この貝を、今年の春から探して来た私にしては今年一番の大ニュースでした。