グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アリジゴク

2010年05月17日 | 
白い霞のような白い大島桜が終わると大島は徐々に華やかに色付きます。
つつじの季節が来ました。
この花もやはり桜と同じく島の下からゆっくりと(温度しだいでしょうが)山頂に上がっていきます。今は、三原山内輪も花が見られるようになりましたよ。

大島のつつじは準固有種で山つつじの海岸型で半落葉低木と言うことなのですが、低木と言うにはなかなか背の高いものが沢山あります。元の山つつじと比べると花が大きく花の色が鮮明で内輪を彩っています。24年前の溶岩流の上にも咲いているのにはびっくり!風で運ばれたものが発芽したのでしょうが、溶岩の上には発芽できなかった沢山の種がまだまだ沢山あったのでしょうね。


                 
こちらは、温泉ホテルのつつじ園です。少し早かったかな?今週が見ごろですよ。
私たちはここで持参のお弁当を頂きました。温泉ホテルではこの時期限定のお弁当を作っているそうです。(予約販売でしょうね)

足元で見つけた子
アリジゴク  結構ブキミ
砂の中に隠れて落ちてくる虫を捕まえて食べるウスバカゲロウの仲間の幼虫です。

虫を捕らえる大きなアゴ
アリジゴクは成虫になるまで糞をしないそうで、それでこんなに大きなお腹なのかな…

悪戯してちょっとごめんなさいね


           あわてて砂の中に後ずさり
           

                       そらそら急げ
                       
                       あと少し(アゴみえとるで)



これで隠れていることが分からないでしょ(こうして餌が落ちてくるのをじっと待つのです)


                    で、次は虫を落としてみたりは  しません。


自然界の食うか食われるかは大変ですね!      (しま)


**藍ちゃん観察**

無事に10cmぐらいに成長したので移植されました。

藍ちゃん畑のお隣にはイチゴが沢山成っていて、只今食べ放題!



最後に  

樹海で出会ったユウマダラエダシャク


              
              手にも乗ってくれました
コメント
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