今朝は少し風が強かったせいか、家の前の道に、作りかけと思われるメジロの巣が落ちていました。小鳥たちの繁殖の季節なのですね。
今年も身近なところにウグイスが巣を作って卵を抱き始めたので、ちょっと心配しています。
近づかない、覗かない、遠回りするようにしているのですが。うまく孵化して巣立ちが成功するのを見守って・・・じゃなくて、祈ってます。(笑)
さて、先週、イボタガを紹介させて頂き、ハチジョウイボタのことを書きました。
シチトウ○○、イズノシマ○○、ハチジョウ○○、オオシマ○○、などが付いている植物は、伊豆諸島の固有種・準固有種で、島嶼型・海洋型に分化したもの・・・と。
【ハチジョウシダ】

何にでも例外は付きものです(汗) というか、なかなか規則性があるようでないのが、動植物名ではないでしょうか。まったく紛らわしいですね!
この(↑)シダが、大島にも自生しているハチジョウシダですが、伊豆諸島が分布の中心というわけではなくて、四国・九州・南西諸島が分布の中心です。伊豆諸島は東端、大島辺りは北限?のようです。大島での株数は多くありません。
命名した方が、標本を採取したのが八丈島だったのでしょうか。
この季節、新葉のグラデーションが素敵です。
ハチジョウシダを撮影していて、同じように地名を冠したシダが近くにありました。
【マツザカシダ】

房総以西の南西日本に分布しているマツザカシダです。時々、白い斑入りのものがあって、鉢植えなどにもされています。大島では多く見られるシダです。
三重県の松阪(松阪牛の)を以前からイメージしていたのですが、人名「松坂さん」なのかもしれませんが・・・。
【アマクサシダ】

熊本県の天草(あまくさ)からの命名ですが、日本海側を除く房総以西の暖地に広く分布しています。大島でも所々で見られます。
そうそう、細い葉の形もクッキリ分かるようにスケッチブックを下敷きにしてみました。
1ページが20センチ×30センチ程なので、およその大きさもお分かりかと思います。
最初のハチジョウシダの葉は、大きかったのでスケッチブックを開いて40センチ×30センチ程にしています。でも、もっと大きいのが、こちら(↓)。
【ハチジョウカグマ】

スケッチブックには、とても入りません。日当たりの良い崖などに垂れ下がっています。大きなものは、1枚の葉が大人の身長ほどあるものも。
【ハチジョウカグマ全体】

ハチジョウシダ同様、ハチジョウカグマも伊豆諸島特産ではなく、高知県や九州南部以南に分布しています。
和名に地名が付いていても、必ずしも分布の中心を意味するものではない、ということですね。
これから雨が多くなって、シダたちが益々きれいで元気になる季節。楽しみです。
(なるせ)
今年も身近なところにウグイスが巣を作って卵を抱き始めたので、ちょっと心配しています。
近づかない、覗かない、遠回りするようにしているのですが。うまく孵化して巣立ちが成功するのを見守って・・・じゃなくて、祈ってます。(笑)
さて、先週、イボタガを紹介させて頂き、ハチジョウイボタのことを書きました。
シチトウ○○、イズノシマ○○、ハチジョウ○○、オオシマ○○、などが付いている植物は、伊豆諸島の固有種・準固有種で、島嶼型・海洋型に分化したもの・・・と。
【ハチジョウシダ】

何にでも例外は付きものです(汗) というか、なかなか規則性があるようでないのが、動植物名ではないでしょうか。まったく紛らわしいですね!
この(↑)シダが、大島にも自生しているハチジョウシダですが、伊豆諸島が分布の中心というわけではなくて、四国・九州・南西諸島が分布の中心です。伊豆諸島は東端、大島辺りは北限?のようです。大島での株数は多くありません。
命名した方が、標本を採取したのが八丈島だったのでしょうか。
この季節、新葉のグラデーションが素敵です。
ハチジョウシダを撮影していて、同じように地名を冠したシダが近くにありました。
【マツザカシダ】

房総以西の南西日本に分布しているマツザカシダです。時々、白い斑入りのものがあって、鉢植えなどにもされています。大島では多く見られるシダです。
三重県の松阪(松阪牛の)を以前からイメージしていたのですが、人名「松坂さん」なのかもしれませんが・・・。
【アマクサシダ】

熊本県の天草(あまくさ)からの命名ですが、日本海側を除く房総以西の暖地に広く分布しています。大島でも所々で見られます。
そうそう、細い葉の形もクッキリ分かるようにスケッチブックを下敷きにしてみました。
1ページが20センチ×30センチ程なので、およその大きさもお分かりかと思います。
最初のハチジョウシダの葉は、大きかったのでスケッチブックを開いて40センチ×30センチ程にしています。でも、もっと大きいのが、こちら(↓)。
【ハチジョウカグマ】

スケッチブックには、とても入りません。日当たりの良い崖などに垂れ下がっています。大きなものは、1枚の葉が大人の身長ほどあるものも。
【ハチジョウカグマ全体】

ハチジョウシダ同様、ハチジョウカグマも伊豆諸島特産ではなく、高知県や九州南部以南に分布しています。
和名に地名が付いていても、必ずしも分布の中心を意味するものではない、ということですね。
これから雨が多くなって、シダたちが益々きれいで元気になる季節。楽しみです。
(なるせ)