岡田さんが副総理になった事とは無関係で、
岡田地区の八幡神社に行ってみました。
苔むした小さな祠にご幣が供えられているのが、
何とも良い感じなので見出し写真↑に使いました。ほっこり。
大島では、岡田を「おかた」と濁らずに言います。
大島の南部の差木地地区に住んでいる身としては、
島の北東部にある岡田は地の果て(笑)という感覚なので、
あまり地域の様子が分かりません。
(岡田の方々も南部のことを地の果てのように感じていると思います)
そこで、岡田地区の70才代半ばの男性に伺ったことなどを
紹介します(古老と呼ぶには、お若い元気な方)。
午前中で逆光になってしまい、ごめんなさい。
参道の入り口にお正月飾りの注連(しめ)縄が。
岡田八幡さまは、客船が多く利用する岡田港近く、
集落の中程にあります。
参道両側は、大島の屋敷を囲む伝統的石垣「ついじ」の
ような造りですね。
参道を行った鳥居の前には、
とても凝った作りの注連飾りが↑。
両側で柱状になっているのは、クロマツの枝と細い竹で、
根元は薪(まき)が何本も束ねられていました。
写真↑が分かりにくくて、ご勘弁下さい。
藁で太い注連縄の下に、
ダイダイの実、ユズリハの葉、
ウラジロ(シダ)の葉で飾ってありました。
昨年も今頃、書いたと思いますが、
各々の家の庭にカヤで作られていたイボッチャが、
明治時代になって石やコンクリートで造った祠として
神社に集められた・・・と書いた立て札がありました。
よく見ると祠には、それぞれに屋号や違う印が付いてます!
本殿や狛犬の首にも注連縄が掛けられています。
石段の前の境内では、
1月15~16日に踊りなどの奉納があるそうです。が、
今年は、総代(役員)の方々のご都合で、
踊りの奉納は行われません。うーーーん、残念!
大島が六ケ村だった昭和30年より前には、
岡田村役場が、塚の本(つかのもと)の付近にあって、
1月14日の宵宮(よいみや:前夜祭)には、
トンネル下の交差点辺りで、
踊りを初披露するところから始められたそうです。
お賽銭箱のご紋は、
笹にリンドウで昔々島に流人となった源為朝の紋だとか。
為朝がこの神社を寄進したとの言い伝えがあるそうです。
踊りに話を戻しますが、
手古舞(てこまい)という独特の踊りで、
江戸時代の木遣歌のような、おごそかな歌で、
静かに踊るもので、落ち着いたいい雰囲気だそうです。
来年、お祭りがあったら見に行きたいです!
ちなみに、岡田八幡神社の正月祭りの儀式は1月6日で、
漁港近くの竜王神社は1月21・22日、
どちらも午前10時頃からとのことです。
皆さんがお住まいの地域では、「どんど焼き」がありますか?
11日が鏡開きでしたが、はずしたお正月飾りや書初め、
昨年1年飾ったダルマさんなどのお焚き上げのことを何と呼びますか?
その火に当たったり、焼いたダンゴを食べたりすると、
1年間、無病息災のご利益があるとか言われます。
相模灘の北側にある神奈川県の大磯では、
浜辺でのお焚き上げを鷺長(さぎちょう)と呼び、
大々的に行われます。
が、大島では、こうした行事はないそうです。
静かなたたずまいです。
昨日も案内がありましたが、自然愛好会主催で、
明晩、7:00~7:30、我がチームリーダーの西谷による
一般公開の特別講演『大島のジオ・パークについて』があります。
会場の「椿公園」は、元町から野増の間の海側にあります。
現在、都道の工事で片側通行になっている南側ですので、
気をつけていらして下さい。
ご都合の付く方は、ぜひご参加下さい!
(なるせ)
岡田地区の八幡神社に行ってみました。
苔むした小さな祠にご幣が供えられているのが、
何とも良い感じなので見出し写真↑に使いました。ほっこり。
大島では、岡田を「おかた」と濁らずに言います。
大島の南部の差木地地区に住んでいる身としては、
島の北東部にある岡田は地の果て(笑)という感覚なので、
あまり地域の様子が分かりません。
(岡田の方々も南部のことを地の果てのように感じていると思います)
そこで、岡田地区の70才代半ばの男性に伺ったことなどを
紹介します(古老と呼ぶには、お若い元気な方)。
午前中で逆光になってしまい、ごめんなさい。
参道の入り口にお正月飾りの注連(しめ)縄が。
岡田八幡さまは、客船が多く利用する岡田港近く、
集落の中程にあります。
参道両側は、大島の屋敷を囲む伝統的石垣「ついじ」の
ような造りですね。
参道を行った鳥居の前には、
とても凝った作りの注連飾りが↑。
両側で柱状になっているのは、クロマツの枝と細い竹で、
根元は薪(まき)が何本も束ねられていました。
写真↑が分かりにくくて、ご勘弁下さい。
藁で太い注連縄の下に、
ダイダイの実、ユズリハの葉、
ウラジロ(シダ)の葉で飾ってありました。
昨年も今頃、書いたと思いますが、
各々の家の庭にカヤで作られていたイボッチャが、
明治時代になって石やコンクリートで造った祠として
神社に集められた・・・と書いた立て札がありました。
よく見ると祠には、それぞれに屋号や違う印が付いてます!
本殿や狛犬の首にも注連縄が掛けられています。
石段の前の境内では、
1月15~16日に踊りなどの奉納があるそうです。が、
今年は、総代(役員)の方々のご都合で、
踊りの奉納は行われません。うーーーん、残念!
大島が六ケ村だった昭和30年より前には、
岡田村役場が、塚の本(つかのもと)の付近にあって、
1月14日の宵宮(よいみや:前夜祭)には、
トンネル下の交差点辺りで、
踊りを初披露するところから始められたそうです。
お賽銭箱のご紋は、
笹にリンドウで昔々島に流人となった源為朝の紋だとか。
為朝がこの神社を寄進したとの言い伝えがあるそうです。
踊りに話を戻しますが、
手古舞(てこまい)という独特の踊りで、
江戸時代の木遣歌のような、おごそかな歌で、
静かに踊るもので、落ち着いたいい雰囲気だそうです。
来年、お祭りがあったら見に行きたいです!
ちなみに、岡田八幡神社の正月祭りの儀式は1月6日で、
漁港近くの竜王神社は1月21・22日、
どちらも午前10時頃からとのことです。
皆さんがお住まいの地域では、「どんど焼き」がありますか?
11日が鏡開きでしたが、はずしたお正月飾りや書初め、
昨年1年飾ったダルマさんなどのお焚き上げのことを何と呼びますか?
その火に当たったり、焼いたダンゴを食べたりすると、
1年間、無病息災のご利益があるとか言われます。
相模灘の北側にある神奈川県の大磯では、
浜辺でのお焚き上げを鷺長(さぎちょう)と呼び、
大々的に行われます。
が、大島では、こうした行事はないそうです。
静かなたたずまいです。
昨日も案内がありましたが、自然愛好会主催で、
明晩、7:00~7:30、我がチームリーダーの西谷による
一般公開の特別講演『大島のジオ・パークについて』があります。
会場の「椿公園」は、元町から野増の間の海側にあります。
現在、都道の工事で片側通行になっている南側ですので、
気をつけていらして下さい。
ご都合の付く方は、ぜひご参加下さい!
(なるせ)