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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ジオパークガイド養成講座が始まりました。

2012年01月17日 | 火山・ジオパーク
昨日19時から21時まで、第1回のジオパークガイド養成講座が開催されました。

養成講座の申し込み人数は49名。
昨日は運営スタッフも入れて、50名弱が役場大会議室に集まりました。

講座は前半1時間がジオパーク推進委員会副会長挨拶、近々公開予定のジオパークHPの紹介、
ジオパークガイドの体験報告とお客様の感想の紹介など。

私はプレゼン資料を作って、30倍速ジオツアー(5時間で歩くところを10分で紹介するので30倍速です・笑)と、ツアー中に聞かれた感想や、メール、コメントなどから、比較的多かったお客様の声を中心に紹介しました。

そして後半は参加者を3グループに分けて自己紹介と、今後ジオパークでどんなことをしていきたいかを話し合いました。私のチームはダイビングサービスの方達と、島に来て日が浅い方達が多かったです。

今回の講習参加の動機は「火山が好きだから火山について知りたい」「植物を勉強したい」「潜りに来たお客様に陸の自然の魅力も紹介したい」「自然保護に対してジオパークがどう関われるのか知りたい」など様々でした。

テーマの「ジオパークで、どんなことをしていきたいか」は、私のチームでは動機=“したいこと”と言う感じでしたが、他チームでは「特別ではない、どこにでもある石などを見せたい、神社や三原山から見える富士山を見せたい、椿を見せたい」など具体的な意見も出ていたようです。

ところで今回の講習では、有珠山ジオパークのガイド講習などを手掛けたCeMI(環境防災総合政策研究機構)に協力をお願いし、講習の組み立てに様々なアドバイスをいただいています。

グループ討議の後にCeMIの本田さんから、講評とアドバイスをしていただきました。
本田さんが考える“ジオパークでできること”は…?

「1・火山、植物など元からあるものが新しいビジネスチャンスとなる。
 2・子どもたちがジオパークを通して、外から来た人たちと触れあえる。
 3・防災、減災に対してジオパーク活動を通して地域で力をつけることができる。」

「ジオパークはユネスコが支援しているので正しい知識を伝えていくことが必要。」
「住民がその地域に誇りを持って住むことが大切で、外の人に話をすることでさらにその地域の良さに気づいていくことができる。」などなど、でした。

講習はあと12回。
いっぱい学んで島の魅力探しをして、みんなで伊豆大島ジオパークを作っていけたら良いなぁ、と思います。

講習2回目は今週日曜日夜19時から、日本ジオパーク委員会事務局の渡辺さんの「ジオパークの楽しみ方・各地の例」が開催されます。
都合のつく方は今からでも申し込んで、みんなでジオパークについて語りましょう。
(申し込みは今からでも間に合うはずですので、観光協会に連絡してみてください。)

ところで、今週は少し時間があるので、日頃できないフィールド調査をしようと思っています。
明日はカルデラ内の面白い形の溶岩を求めて、普段は行かない場所を調べる予定です。

同行されたい方は、明日の昼12時までに090-1533-1903にご連絡ください。

一緒に歩きましょう~(^^)v

(カナ)




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