今日は小寒。寒の入りだそうで、厳しい寒さがやって来ます。
今年は、香取慎吾クンのCMにあやかって、ウン、ウン、
運気が良くなるような話をして行きたいものですね。
というわけで、見出し写真↑は、
ツシマトリノフンダマシというコガネグモ科の虫です。
「対馬・鳥のフン・だまし」という変わった名前のクモであります。
最初は、テントウムシだと思いました(笑)
鳥のフンって、こんなにカラフルでしょうか?
そこまでカラフルではないけど・・・↓
舗装道路の落し物は、
タネや実の皮らしきものが混ざり合って、
なかなか鮮やかです。
道沿いにマテバシイの防風林があって、その枝で夜明かししたようです。
辺りに、たくさんのフンがありました。
かなり大きく、大量なので、
この辺りで朝になるとうるさく鳴いているカラスに違いない、
と決め付けてしまいました。
どんな実を食べているか調べる証拠品になります。
フンも小さくてカワイイのはメジロ↓
この石の上にツバキの枝が伸びていて、
少し前まで賑やかに花の蜜を吸って、
枝々を飛び回っていました。
近くの地面にも↓
丁度、目玉焼きみたいな感じのが(笑)
いくつも落ちています。
小鳥のフンらしい形状ですね。
こちら↓、分かりますか?
建物の基礎部分。
縁の下に開いた通気口の所に点々とあるのは誰の落し物でしょう?
こんな狭い所に止まれるのは、
やはり小鳥たちでしょうか?
通気口にある8角形の穴は、1センチ程です。
フンの大きさも形も小鳥と大差ありません。
時々、この8角形の穴を出入りする主の姿を見ます。
昨日の昼頃、暖かかったので、しばらく待ってみましたが、
主は、現れませんでした。その正体は、オカダトカゲです。
この辺りで、日向ぼっこをしていることがあります。
大島のオカダトカゲは、長い歳月を天敵のイタチと共存してきた結果、
敏捷性に優れていて、その上こんな隠れ家を見つけて
生活している知恵者もいます。
鳥類や爬虫類、両生類や軟骨魚類も総排出腔(そうはいしゅつこう)から、
人間で言うところの大と小を一緒に排出します。
それで、目玉焼き状なのですが、消化管の終末部の腔部に
尿が通る輸尿管も開口しているからです。
卵や精子が通る生殖輸管も一緒です。
こちら↓は、あまり見る機会のない遺留品です。
コウモリのフン、グアノとも呼ばれます。
春から秋にかけて、夜間の休憩場所にしている所に残っていたモノなので、
月日が経って、白っぽくなってしまいましたが、
出来立ては、ネズミのモノと一緒で黒っぽい色をしています。
コウモリの小さなフンも、水で溶かして布でこし、
残ったものを顕微鏡で見ると、食料にした獲物の情報を
知ることが出来ます。
静かで安全な落ち着ける場所で、でも、用心をしてサッと済ませるようです。
同じ哺乳類のヒトも、そのタイミングには、なかなか苦労するものです。
3年ほど前に、平和講演会の講師としてご来島頂いたアメリカ人の
アレン・ネルソンさんは、若い頃ベトナム戦争に海兵隊員として参加して、
ベトナムのジャングルで用を足す時の恐怖や、敵のベトコンが隠した
排出物を探し出して、敵の人数や食料・健康状態などを知る手がかりに
したと、戦場の様子を全国各地で語り、著書にも残しました。
昨日の朝、見つけたイタチのモノです↓。
ハサミは長さの目安で、全長15センチ。
この辺りの道路の側溝をイタチが通るのを時々見掛けます。
まだまだ、大島の側溝にはフタがない所が多くて、
ネコやイタチなどが隠れていたりします。
年頭からご近所の住民の健康状態をチェックしての、
ご機嫌伺いといったところです。
またまた、しもネタで年頭を飾ってしまいました(笑)
今年も、こんな調子で行きたいと思います。
どうぞ相変わらずのお付き合いを宜しくお願い致します。
(なるせ)
今年は、香取慎吾クンのCMにあやかって、ウン、ウン、
運気が良くなるような話をして行きたいものですね。
というわけで、見出し写真↑は、
ツシマトリノフンダマシというコガネグモ科の虫です。
「対馬・鳥のフン・だまし」という変わった名前のクモであります。
最初は、テントウムシだと思いました(笑)
鳥のフンって、こんなにカラフルでしょうか?
そこまでカラフルではないけど・・・↓
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タネや実の皮らしきものが混ざり合って、
なかなか鮮やかです。
道沿いにマテバシイの防風林があって、その枝で夜明かししたようです。
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かなり大きく、大量なので、
この辺りで朝になるとうるさく鳴いているカラスに違いない、
と決め付けてしまいました。
どんな実を食べているか調べる証拠品になります。
フンも小さくてカワイイのはメジロ↓
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少し前まで賑やかに花の蜜を吸って、
枝々を飛び回っていました。
近くの地面にも↓
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いくつも落ちています。
小鳥のフンらしい形状ですね。
こちら↓、分かりますか?
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縁の下に開いた通気口の所に点々とあるのは誰の落し物でしょう?
こんな狭い所に止まれるのは、
やはり小鳥たちでしょうか?
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フンの大きさも形も小鳥と大差ありません。
時々、この8角形の穴を出入りする主の姿を見ます。
昨日の昼頃、暖かかったので、しばらく待ってみましたが、
主は、現れませんでした。その正体は、オカダトカゲです。
この辺りで、日向ぼっこをしていることがあります。
大島のオカダトカゲは、長い歳月を天敵のイタチと共存してきた結果、
敏捷性に優れていて、その上こんな隠れ家を見つけて
生活している知恵者もいます。
鳥類や爬虫類、両生類や軟骨魚類も総排出腔(そうはいしゅつこう)から、
人間で言うところの大と小を一緒に排出します。
それで、目玉焼き状なのですが、消化管の終末部の腔部に
尿が通る輸尿管も開口しているからです。
卵や精子が通る生殖輸管も一緒です。
こちら↓は、あまり見る機会のない遺留品です。
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春から秋にかけて、夜間の休憩場所にしている所に残っていたモノなので、
月日が経って、白っぽくなってしまいましたが、
出来立ては、ネズミのモノと一緒で黒っぽい色をしています。
コウモリの小さなフンも、水で溶かして布でこし、
残ったものを顕微鏡で見ると、食料にした獲物の情報を
知ることが出来ます。
静かで安全な落ち着ける場所で、でも、用心をしてサッと済ませるようです。
同じ哺乳類のヒトも、そのタイミングには、なかなか苦労するものです。
3年ほど前に、平和講演会の講師としてご来島頂いたアメリカ人の
アレン・ネルソンさんは、若い頃ベトナム戦争に海兵隊員として参加して、
ベトナムのジャングルで用を足す時の恐怖や、敵のベトコンが隠した
排出物を探し出して、敵の人数や食料・健康状態などを知る手がかりに
したと、戦場の様子を全国各地で語り、著書にも残しました。
昨日の朝、見つけたイタチのモノです↓。
ハサミは長さの目安で、全長15センチ。
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まだまだ、大島の側溝にはフタがない所が多くて、
ネコやイタチなどが隠れていたりします。
年頭からご近所の住民の健康状態をチェックしての、
ご機嫌伺いといったところです。
またまた、しもネタで年頭を飾ってしまいました(笑)
今年も、こんな調子で行きたいと思います。
どうぞ相変わらずのお付き合いを宜しくお願い致します。
(なるせ)