今日もツアー下見に行ってきました。先日の平床が島の南西部に位置するので、今度は北東部の海岸をリサーチしようということになったのです。
ゴミがいっぱい打ち上がっているというゴロ石の浜を目指して、車両進入禁止の舗装道路を歩きはじめました。
過去にも崖崩れが度々おこり、新しい橋がかかってからはほとんど使われなくなった道路です。
眼下には、こんな感じで森が広がっています。
モコモコの木には、花が咲いているものもあるようで…黄緑~深緑まで、緑の色も様々です。
1本のオオバヤシャブシの木に、昨年の実と今年の実が一緒についていたので、無理やり並んでもらいました。
緑が今年の実です。
かなり若さが違う感じ…(^_^;)
道沿いにオブジェのように垂れ下がるのは、テイカカズラたち。
1年中緑の葉をつけるテイカカズラは、春になると落葉前に赤くなる葉が多いようです。
テカテカの紅葉、なかなか綺麗ですよね。
緑の葉は丈夫ですが、赤い葉は触ると簡単にポロリと落ちてしまいます。
自ら散っていくために“離層”と呼ばれる層が、できかかっているためのようです。
「ホントだ。落ちる落ちる~。」…と、楽しそうな柳場。
「あれ?こっちはなかなか落ちないよ?」
…散りゆく準備が整っていないものもいるようです(^_^;)
「お!アオシャク!」
正確にはアシブトチズモンアオシャク…緑色の、しゃれたデザインの蛾です。
彼らは擬態に自信があるのか、飛ばないのでジックリ観察できます。
「すごく目だってる。」って、いつも思うのですけれど(笑)
これはまた、息ピッタリの2匹。
体の曲げ方までそろってました(^O^)
「いよいよ虫も動き始めたなぁ。」なんてキョロキョロしながら歩いていたら、目の前の木が花をいっぱいつけていました。タブノキです!
ふつうタブノキは高木になるので、こんな間近に満開の花を見ることができる場所は少ないのです。
ここは沢沿いで道路の下の方から木が生えているのから、目の前で見事な花を楽しめます。
咲きはじめたばかりの、超元気なタブノキの花!
花芽を突き破って伸びはじめているものもいました!
今はまだ蕾の方が多いですが、きっとアッという間に満開になることでしょう。
「ここは車道として使われてなくて木が伐採されないから、いろんな植物が楽しめるよね。」
「そうだよね~。」
この道には、食べられるものもいっぱい生えています。
アケビの仲間のムベが、アカメガシワの赤い葉に巻き付いていました。
紅白で綺麗~(^。^)
カジイチゴもいっぱい!
(食べにこなくちゃ!!)
味はあまり美味しくないけれど、まあなんとか食べられるヤナギイチゴ
いっぱいあって、目立っていました。
「あれ?これコウゾだ~!!」
コウゾはクワの仲間で、樹皮が和紙の材料になります。
じつは毎年時期を逃していて花を見たのが初めてだったので、かなり興奮しました(笑)
できそこないのイガグリ(失礼!)みたいなのが雌花で、下の黒い丸が花が散ったあとの雄花のようです。
実は甘くてなかなか美味しいです。
ちょっと毛が舌にあたりますけれど、それさえ気にしなければ(^_^;)
「この道、楽しいよね~。」
なかなか浜に着きません(笑)
崖崩れで落ちてきた土や岩もそのままになっています。
左の壁から崩れてきたものが、道幅半分弱をふさいでいるのがわかるでしょうか?
落ちてきた土や岩がそのまま島のようになって、そこからたくさんの植物が生えています。
たくましい~。
普通徒歩10分ぐらいの行程を1時間かけて歩いて、やっと浜への降り口に着きました。
この隙間から下りていくと…
コンクリートの小道が伸び、植物の様子は一変して、潮風や日照りに強いものたちの世界になります。
この急な変化は面白いかも(^。^)
海岸の壁面には、降り積もった溶岩の上を別の溶岩が川のように流れて覆っていったあとが見てとれます。
私達は壁があるとつい寄って行って、過去の出来事を想像する癖がついてきたみたいです(笑)
人が来ないゴロ石の浜には、大波で打ち寄せられたとみられるゴミがいっぱい溜まっていました。
うむむ~掘り出しものは見つからないなぁ…。
でも、色々な石が落ちているので、私が石の物語を語れるようになったら、今日のコースは植物から虫から石まで、とっても楽しいコースかもしれません。
よ~し、今度は石だ~!!
…しかし勉強、いつになることやら…(^_^;)
(カナ)
ゴミがいっぱい打ち上がっているというゴロ石の浜を目指して、車両進入禁止の舗装道路を歩きはじめました。
過去にも崖崩れが度々おこり、新しい橋がかかってからはほとんど使われなくなった道路です。
眼下には、こんな感じで森が広がっています。
モコモコの木には、花が咲いているものもあるようで…黄緑~深緑まで、緑の色も様々です。
1本のオオバヤシャブシの木に、昨年の実と今年の実が一緒についていたので、無理やり並んでもらいました。
緑が今年の実です。
かなり若さが違う感じ…(^_^;)
道沿いにオブジェのように垂れ下がるのは、テイカカズラたち。
1年中緑の葉をつけるテイカカズラは、春になると落葉前に赤くなる葉が多いようです。
テカテカの紅葉、なかなか綺麗ですよね。
緑の葉は丈夫ですが、赤い葉は触ると簡単にポロリと落ちてしまいます。
自ら散っていくために“離層”と呼ばれる層が、できかかっているためのようです。
「ホントだ。落ちる落ちる~。」…と、楽しそうな柳場。
「あれ?こっちはなかなか落ちないよ?」
…散りゆく準備が整っていないものもいるようです(^_^;)
「お!アオシャク!」
正確にはアシブトチズモンアオシャク…緑色の、しゃれたデザインの蛾です。
彼らは擬態に自信があるのか、飛ばないのでジックリ観察できます。
「すごく目だってる。」って、いつも思うのですけれど(笑)
これはまた、息ピッタリの2匹。
体の曲げ方までそろってました(^O^)
「いよいよ虫も動き始めたなぁ。」なんてキョロキョロしながら歩いていたら、目の前の木が花をいっぱいつけていました。タブノキです!
ふつうタブノキは高木になるので、こんな間近に満開の花を見ることができる場所は少ないのです。
ここは沢沿いで道路の下の方から木が生えているのから、目の前で見事な花を楽しめます。
咲きはじめたばかりの、超元気なタブノキの花!
花芽を突き破って伸びはじめているものもいました!
今はまだ蕾の方が多いですが、きっとアッという間に満開になることでしょう。
「ここは車道として使われてなくて木が伐採されないから、いろんな植物が楽しめるよね。」
「そうだよね~。」
この道には、食べられるものもいっぱい生えています。
アケビの仲間のムベが、アカメガシワの赤い葉に巻き付いていました。
紅白で綺麗~(^。^)
カジイチゴもいっぱい!
(食べにこなくちゃ!!)
味はあまり美味しくないけれど、まあなんとか食べられるヤナギイチゴ
いっぱいあって、目立っていました。
「あれ?これコウゾだ~!!」
コウゾはクワの仲間で、樹皮が和紙の材料になります。
じつは毎年時期を逃していて花を見たのが初めてだったので、かなり興奮しました(笑)
できそこないのイガグリ(失礼!)みたいなのが雌花で、下の黒い丸が花が散ったあとの雄花のようです。
実は甘くてなかなか美味しいです。
ちょっと毛が舌にあたりますけれど、それさえ気にしなければ(^_^;)
「この道、楽しいよね~。」
なかなか浜に着きません(笑)
崖崩れで落ちてきた土や岩もそのままになっています。
左の壁から崩れてきたものが、道幅半分弱をふさいでいるのがわかるでしょうか?
落ちてきた土や岩がそのまま島のようになって、そこからたくさんの植物が生えています。
たくましい~。
普通徒歩10分ぐらいの行程を1時間かけて歩いて、やっと浜への降り口に着きました。
この隙間から下りていくと…
コンクリートの小道が伸び、植物の様子は一変して、潮風や日照りに強いものたちの世界になります。
この急な変化は面白いかも(^。^)
海岸の壁面には、降り積もった溶岩の上を別の溶岩が川のように流れて覆っていったあとが見てとれます。
私達は壁があるとつい寄って行って、過去の出来事を想像する癖がついてきたみたいです(笑)
人が来ないゴロ石の浜には、大波で打ち寄せられたとみられるゴミがいっぱい溜まっていました。
うむむ~掘り出しものは見つからないなぁ…。
でも、色々な石が落ちているので、私が石の物語を語れるようになったら、今日のコースは植物から虫から石まで、とっても楽しいコースかもしれません。
よ~し、今度は石だ~!!
…しかし勉強、いつになることやら…(^_^;)
(カナ)