オオチャバネセセリ

たぶんオオチャバネセセリだろうと思う。花の場合もそうだが、蝶も他の昆虫も似たような仲間が多いと、素人には名前を特定するのが非常に難しい。まぁ、後で判ったら訂正すればいいので、取り敢えずは、“当たらずとも遠からず”・・・ということにしよう。

セセリチョウの仲間は、体のわりに眼が大きいため顔が何となくひょうきんに見える。葉の上でひと休みしていた時に後ろから近づいたので、寄っていっても暫く逃げなかった。

イチモンジセセリ

花を撮った時に集まってきていた蝶の写真をいくつか。花はサワヒヨドリだと思うが、洒落た名前のわりにあまり綺麗ではない。サワヒヨドリの花にセセリチョウが止まっていて、こちらを向いて「早く写せよ！」と写真を催促しているように見えた。何となくポーズをとっているようでもある。このセセリチョウは、翅にある白い斑点の並び方から判断すると、たぶんイチモンジセセリだろう。

花にはいろんな蝶や蜂が集まるが、その時の彼らは蜜を吸うのに一生懸命で動きが鈍くなるから、初心者でも動く被写体を撮るのはそう難しくない。むしろ花と共に適当な格好の被写体になってくれるのでありがたい。あとはこちらのウデ次第であるが、それが問題である。

コウヤボウキ

モミジハグマと同じキク科の仲間で、似たような花びらの格好をしているコウヤボウキである。葉の形から判断してたぶん間違いないと思う。コウヤボウキの花びらは先端がカールしているのが印象的だ。

オクモミジハグマ

モミジハグマは仲間が多くて見分けがつき難い。葉の形を見るとたぶんオクモミジハグマでいいと思うが、あまり自信はない。岐阜県恵那市の山中にシラヒゲソウを撮りに行った時に近くで咲いていた。細い花びらが風ぐるまのような格好をして並んでいるのが面白い。