愛知県の北東部に位置する設楽町の段戸裏谷高原、通称「きららの森」に出掛けてみた。自然のままのブナの原生林や高原湿地が残っており、春から秋にかけて森林の香りを満喫しながら、自然観察や散策をするには格好の場所である。標高は900mあまりであるが、夏でも30℃を越えることは殆どないらしい。ただ、原生林の奥まで入っていくには、“熊出没注意”という警告がどうも気になる。
蛇足だが、このあたりの国道や県道には、“落石注意”という標識がやたら多い。前もって警告されても、どうやって注意するのだろうといつも思う。