公園や歩道の植え込みでよく見掛けるキンシバイ(金糸梅)である。最近入ってきた欧米の花のように見えるが、250年ほど前の江戸時代に中国から入ってきたらしいから歴史は古い。
(キンシバイだと思っていた画像が、園芸種のヒペリカム・ヒデコートの間違いであるとのコメントを頂いたので訂正し、愛知県緑化センターで「キンシバイ」と名札に出ていた花と置き換えた)
シモツケは、下野の国(栃木県)に多く自生していたことから、この名が付いたそうだ。庭木として植え込みなどに利用されることが多い。ユキヤナギの仲間の木だが、花がそっくりのシモツケソウという草もある。木と草という違いはあっても、両者はいずれもバラ科だそうだ。