性海寺は818年に空海によって建立されたというのが始まりらしい。その後、13世紀半ばに再興されたそうで、室町時代に建てられたという多宝塔は国の重要文化財に指定されている。
本堂の裏には大塚古墳があり、その塚を覆うようにアジサイが植えられている。 これは古墳の頂上から眺めた多宝塔と大師堂である。
愛知県内でアジサイが有名なのは、東海一とも言われている形原温泉の「あじさいの里」だが、名古屋近郊では稲沢市にある性海寺(しょうかいじ)が“あじさい寺”として知られている。性海寺境内とそれに隣接する大塚性海寺歴史公園には、約90品種1万株が植えられているという。今年も去年とほぼ同じ頃に行ったのだが、見頃にはやや遅かったようだ。