閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

東栄町の不動滝

2008-08-11 | 自然景観

「不動滝」という名前の滝は全国各地にあるようだが、奥三河の東栄町の山中にも「不動滝」というのがある。静岡県との県境まであと1~2kmくらいで、天竜川にある有名な佐久間ダムまで数キロのところだ。大千瀬川のさらに支流の東園目川に懸かる小さな滝で、高さは15mくらいだろうか。

東栄町の国道沿いにあった地元の観光案内板にこの滝が出ていたので、よく判らないまま、来たついでに行ってみることにした。およその見当で細い山道を3~4キロほど上っていったのだが見つからず、偶然出合った地元の人に「もう一つ向こうの沢だよ」と教えてもらって、ようやく場所が判ったのだが、標高の高い奥深い山中にこの滝はあった。車を停めてからも、滝までは山の急斜面の今にも崩れそうな狭い獣道を進み、途中でもう引き返そうかと思いながら辿り着いた。苦労した割には、それほど感動するような美しい滝ではなかったが、やっと探し当てたと言うことで思い出に残っている滝である。

この不動滝からさらに上に登っていくと、観光案内板にも出ていなかった「大滝」という見事な(?)滝があるらしいが、地元の人に「その格好では無理だよ」と言われて断念。何しろ、道もない急斜面を、それなりの装備で登らなければならないらしい。
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蔦の淵 (2)

2008-08-11 | 自然景観
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蔦の淵 (1)

2008-08-11 | 自然景観

夕べ、庭で初めてコオロギが鳴いているのを聞いた。暑い日が続いているが、暦の上ではもう秋だから、季節の変化に敏感な生き物など、自然の移り変わりも少しづつ秋に近づいているのだろう。この猛暑ももう少しだろうから、このブログを覗いていただいている何人かの方々への“残暑見舞い”代わりに、多少でも涼しそうに感じられる滝のいくつか載せておくことにする。いずれも、あちこちに出掛けた時に、たまたま近くを通りかかったついでに撮ったものが多く、地図には出ていない滝もあるかもしれない。

愛知県北東部の東栄町にある「蔦の淵」という滝だが、地元では“奥三河のナイアガラ”とも言われているそうだ。天竜川の支流の大千瀬川に懸かっている滝で、落差は10mほどしかないらしいが、幅は100m近くあるのではなかろうか。もう少し近づければ、スケールの大きさが出たかもしれないが、河原に降りる道が見つからず、遠くから見た小さな画像だけでは迫力が出ない。

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