「お軽の滝」は、道路から少し入った林の中の木陰にあり、滝の水しぶきもあるので、35℃を超えるような暑い日でも実に涼しく感じられる。滝壺に降りる途中に、のんびりと座って時間を過ごせる東屋もあるが、やや薄暗いのと虫が多いのが難点だ。
「お軽の滝」は、道路から少し入った林の中の木陰にあり、滝の水しぶきもあるので、35℃を超えるような暑い日でも実に涼しく感じられる。滝壺に降りる途中に、のんびりと座って時間を過ごせる東屋もあるが、やや薄暗いのと虫が多いのが難点だ。
下段の滝の全景が見える河原には降りられそうにないので、上段の滝に降りる途中の道端から「お軽の滝」の下段の滝を見たところだが、下段の滝は幅がやや狭いものの、上段の滝と同じくらいの落差があるようだった。昔、この地方の干ばつの折に、「お軽」という女性がこの滝で雨乞いをしたという伝説があり、それが滝の名前の由来となったそうだ。
愛知県と岐阜県の県境を流れる矢作川の右岸を通っていたら、地元の観光案内板があり、すぐ近くに「お軽の滝」があると出ていたので立ち寄ってみた。豊田市内の県道356号から恵那市の旧串原村に少し入ったところで、滝は矢作川の支流の明智川のさらに支流の小さな川に懸かっている。滝は2段になっており、下段の滝は、道のない急な斜面を降りないと全景が見えないようだったので諦め、上段の滝だけを見てきたが、薄暗い林の中に落差15mくらいの滝があった。