豊川市上長山町にある宝円寺の枝垂れ桜は、樹齢450年の古木で愛知県の天然記念物になっている由緒ある桜だそうだ。去年も4月10日に掲載したのだが、見に行く時機が遅かったために、既にかなり散ってしまっていた。今年はちょうど見頃になっていたものの、午前中は晴れていたのに、あいにくと途中で曇ってきて、ついに雨が降り出してしまったので、あまり綺麗な桜に撮れなかった。急いで車に戻ったので、案内板の説明も見忘れてきてしまったが、推測するに、2本並んでいるうちの右側の幹が少し朽ちた老木が元の親木のようで、左側の樹高の高い方は、その子孫ではないだろうか。
豊田市小原町の嶺雲寺の枝垂れ桜だ。去年見に行った時には、満開をやや過ぎていて花が色褪せたような感じがしたが、今年はちょうどタイミングよく満開の時季に綺麗な桜を見ることができた。樹齢400年を超える枝垂れ桜の古木だが、下から見上げると、垂れ下がった枝が美しい。
豊田市北一色町にある金剛寺の枝垂れ桜だ。去年も3月30日に載せたが、10日ほど前に見に行ったら、今年も実に綺麗に満開になっていた。樹齢が約300年というヒガンザクラで、豊田市指定の天然記念物になっているそうだ。
豊田市の愛知県緑化センターで見頃を迎えたユキヤナギとソメイヨシノだ。去年も4月1日に載せたが、去年は桜の開花がやや遅れたので、ユキヤナギが満開になった時にはソメイヨシノはまだ蕾が多く、サクラが満開になった時にはユキヤナギはかなり散ってしまっていた。今年はユキヤナギの満開の時に合わせたかの如く桜の花もほぼ見頃になり、ちょうど上手く時期が一致したようだ。一昨日からの雨で、たぶんユキヤナギは少し散り始まったかもしれないが、満開になった両者のコラボレーションをあと数日は楽しめるだろう。