nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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介護度が上がるから報酬を上げた場合の影響

2011-11-16 09:45:49 | ケアマネジメント
介護度が上がるから報酬を挙げるという報酬体系にするとなにが起こるか。経営者の感覚でいけば収入が欲しい、収入が増えて欲しい。ですから介護度が上がると報酬が上がるという仕組みだと介護度が上がるように誘導しますね。そうすると経営者とケアマネの意見の相違が生じて今以上にケアマネのストレスがたまります。
1万円入ってくるより一万3千円入ってきたほうがいい。普通の経営者だったら1万3千円を取ります。しかし、ケアマネジメントの本来からは遠ざかります。そこで当社は介護度継続手当3千円、介護度改善手当5千円という給与体系を行いました。結果、全国平均数%を上回る介護度改善60%達成です。しかし、経営としては介護度が軽くなって収入が減る、手当を支給して経費が増える。で、収支圧迫、おそらく経営とは逆のことを行なったわけです。でも、お客様も満足、ケアマネも満足、しかし、結果、これだけではないのですが経営状態は悪くなりました。
もっと辛いことは、こうした経営をしていることを周辺の関係者は理解しなかったことです。これが一番の誤算でした(ちょっと愚痴でした)。
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